器ってたくさんあります。新しいものをお迎えしたいと思っても、いざあれこれ見ると目移りしてしまってキリがありません。そこで今回は、「どんな器が欲しいのか」を想像しやすいように当店で取り扱うアイテムからおススメをピックアップしていきます。見た目はもちろん、機能や扱いやすさなどにも注目していくので、お気に入りになる一品との出会いに繋がれば幸いです。
オールマイティに使える「平皿・プレート」
食卓のメインになるサイズ
間違いのない、シンプルだけどクラフト感があたたかい迷わず使える大皿
「きほんのうつわ」というその名に嘘偽りのない一品です。食洗器、レンジ、オーブンもOK。なによりシンプルだから、普段使いも特別な日もさらりと使えます。でも、クラフト感もあるのでそっけなさはありません。24cmの大皿は、朝食のワンプレートも昼食のパスタも、夕食の主菜までお任せあれの万能皿。少し深さもあるので、汁気のあるメニューも大丈夫です。
作家物と量産品の間を取り持つ、丈夫でちょうどいい瀬戸焼のお皿
器は好きだけれど、作家物ばかりでは食卓にまとまりがない。かといって量産品だけでは味気ない。そんな悩みを解決してくれるのが、作家物と量産品の間を上手に取り持つ、瀬戸焼のこちらです。強化磁器なので丈夫で割れにくく、レンジや食洗器もお使いいただけます。また、さりげないリムが料理を品よく縁取りながら、持ち運び時にはいい具合に指がかりになるのも高ポイントです。
31cmと大きいのにテーブルを圧迫しない、スリムなオーバル型の浅皿
テーブルに大皿を何枚も置く余裕がない……そんな時の救世主になりうるのがこちらの浅皿です。その理由は、オーバル型だから。従来の円形ではなく、それよりうんとスリムで長細いオーバル型を採用することで、場所を取らない大皿を実現しています。珍しい形は食卓のアクセントとしても優秀。長さがあるので、魚料理の盛付けにも重宝します。
主菜を盛り付けやすいサイズ
オーソドックスだけど、さりげなく光る個性で料理を縁取る角皿
こちらは盛り付けた料理を瑞々しく見せる、絶妙な仕事をします。一見、オーソドックスな角皿です。しかし、職人のこだわりが随所に散りばめられているから佇まいがいい。特になだらかに立ち上がるリムは余白になり、料理を美しく縁取ります。オリエンタルなムードもあるので、餃子を盛り付けるのにもぴったりです。
デザート皿や取り皿に使いやすいサイズ
コンビニスイーツも華やかに見える、脚つきの器
あえて1点1点少しずつ歪みがでるように作られたPOTPURRI(ポトペリー)の「mulet」シリーズは作家もののようなあたたかみがあります。脚付きならではの特別感が演出できるこちらの「コンポート」は、来客のお茶菓子用としても重宝します。
香の物に使いやすい豆皿サイズ
醤油を入れても大丈夫!と実用的な、日本の伝統を感じる木製豆皿
兵庫県の工房で職人さんが一点一点手彫りで作る、栗の木の豆皿です。特徴は手彫りならではの素朴な表面感。なのにこちら、醤油を入れても大丈夫です。植物性オイルとウレタンの無害な塗料を浸透させ、クルミオイルで仕上げることで気の器と水分の相性の悪さを克服しています。日常使いしやすい実用性と、日本の伝統を形にしたハレやかな形は贈り物にもおすすめです。
お惣菜をちょっとずつ盛りたくなる、和洋を問わない有田焼の小皿
新しい有田焼のカタチを発信する「KIHARA」の古白磁シリーズは、少しグレーがかった色合いと素朴な風合いが特徴です。こちらはその小皿の中でも特に、和洋を問わず使いやすい菊型。香の物、マリネ、フルーツなにをのせても絵になります。つるんと透明感のある釉薬が掛かっていて品が良い為、普段使いはもちろんおもてなしの席でも活躍する器です。
食卓を軽やかに明るく彩る、雲のように自由な豆皿のセット
刻一刻と姿形を変える雲をイメージして作られた、好きな向きで自由に楽しめる豆皿のセットです。立ち上がりがほぼないフラットな器なので汁気のあるものには向きませんが、香の物やお茶菓子との相性は抜群。濃淡のグラデーションが美しいマットな青と水色、黄色と生成りの4色セットでのお届けです。いずれも食卓を軽やかに明るく彩る良い仕事をしてくれます。
汁気のあるものも盛り付けやすい「鉢・ボウル」
食卓のメインになるサイズ
横幅が大きいから、どんとメインを盛っても品よく余白を残せる長鉢
器に余白を残した盛り付けは品が良いけど、物足りないし盛り切れないなんてことも。横幅が33.5cmと大きな長鉢のこちらなら、どんとメイン料理を盛り付けても余白をきちんと残せます。ちなみに、ちらし寿司なら2~3人前を盛れる懐の深さ。深さもあるので、煮物など汁気のある料理もOK。ホームパーティーのようにたくさん人が集まるシーンでの活躍も間違いなしです。
主菜を盛り付けやすいサイズ
業務用だから丈夫で割れにくく、気軽に揃えらえるガラスの器
ガラスの器は素敵です。だからこそ割る怖さ、そして数を揃えるには尻込みする価格が相まってなかなか手が出せないこともあるのではないでしょうか。こちらは業務用の器をベースにしている為、割れにくく丈夫なうえにお手頃価格と懸念事項を払拭してくれます。それでいて縁のラインは手仕事で一点ずつ引かれているので、量産感が薄いのも魅力です。
カレーを美味しく食べる為に作られた、カレー以外にも使えるカレー皿
たわんだオーバル型は持ちやすさ、縁の角度には掬いやすさ、そして深さには冷めにくさ、そんな風にカレーを美味しく食べる為の条件を凝縮して作られたのがこちらです。使いやすさにデザイン美が付いてきたと言っても過言ではない一品。だからこそ、カレー以外にも重宝します。煮物や麺類、丼ものなんでもござれ。混ぜやすい深さだから、ビビンバもいいですよ。
門外不出の色使いに見惚れずにはいられない、パスタにも便利なスープ皿
フランスの伝統的な窯元「Jars」の職人たちによって作られるTOURRONシリーズの器は、なんと言ってもその色味が魅力。門外不出の色使いで表現される濃淡は、単色であっても実に豊かな表情を楽しめます。こちらはスーププレートですが、直径19cmと大きめなのでパスタやメイン料理の盛付けにもぴったり。色違いで組み合わせるのもおすすめです。
副菜の盛り付けや取り皿に使うのにちょうどいいサイズ
デザートも副菜もよく似合う、曲線とカラーが可愛い5色のボウル
無難に白いお皿で揃えるのもいいけれど、料理がうっかり茶系だらけになってしまった日は困ります。そんな時、彩りになってくれる器があると助かるんですよね。こちらは5色セットなので、気分やシーンに合った色を選べるのも嬉しいところ。「波」のような柔らかな曲線と、ホッとする優しい色合いは、朝食のヨーグルトにも昼食のサラダにも、夕食の副菜にもよく合います。
一品ものにちょうどいい小鉢サイズ
豆皿に深さを加えているから汁気もOK!副菜を選ばない小鉢
豆皿は食卓が寂しい時、一人分の副菜を品よく出したい時に重宝します。しかし、平らな物が多く汁気のある煮物や漬物には不向きであることもしばしば。こちらはそんな豆皿の弱点を小鉢としての深さを加えることで克服。だから副菜の種類を選びません。ごろっと野菜の煮物を盛っても様になります。深さがある分、指がかりが良いのも便利なところです。
サイズ違いとの組み合わせも楽しめる、小さなオーバルボウル
POTPURRIの「Torg(トリエ)」シリーズは、全て絶妙なオーバル型をしています。中でも最も小さなこちらは、和食の刺しちょこから想起されていて、醤油皿からデザート皿まで幅広く使えるのが特徴。サイズ違いを組み合わせやすい仕様なので、スティック野菜を盛った大きなサイズにディップソースを入れたこちらを重ねるなんて使い方も楽しめます。
たわんだデザインが深さを生むから、醤油皿としても使いやすい取小鉢
北欧・スウェーデンの作家の器から着想を得て作られたPOTPURRIの「Glanta(グレンタ)」シリーズは、料理店で使われることも意識して作られた見た目でも楽しめる器です。Bowl Sはいわゆる取小鉢。シリーズの特徴である、たわんだデザインが適度な深さを生むから、醤油皿としても少し汁気のある料理の取り皿としてもお使いいただけます。
あたたかくても手にとりやすい「汁椀・スープカップ」
大人も子供も持ちやすく、ちょうどいい量が盛れる三寸六分の漆器の汁椀
「三寸六分」は約10.9cmです。これは大人の手にも子供の手にもしっくり馴染み、誰にとってもちょうどいい量が盛れるとして日本で古くから汁椀の定番とされてきたサイズ。サブロク椀の名前の由来はこのサイズです。上質な木材を使った漆器なので、できたてのお味噌汁をよそっても器自体が熱くならず、すぐに手に持つことができますよ。
サイズ感がちょうどいい「麺鉢・丼ぶり」
縦長だからコンパクトで扱いやすいのに、一杯分ちゃんと入るラーメン鉢
ラーメンをはじめ、麺類用の丼は口径が大きくかさばる物がほとんど。収納場所も取るし、手の小さな方だと持ち上げにくさも感じるのではないでしょうか?こちらは従来より縦長にすることでコンパクト化を図った、小ぶりなラーメン鉢です。でも胴回りは細過ぎない為ラーメン一杯分はちゃんと入ります。高台付きだから熱々でも持ち上げやすいですよ。
パンをおいしくいただくために作られた「パン皿」
普通の器と一緒に洗える、美味しく充実した朝食にぴったりな木皿
焼き立てのパンを美味しく食べるなら、やっぱり調湿性に優れた木皿です。ただ、木は水分や油に弱いから一緒に野菜や果物をのせられないのがネック。そこで薗部産業さんに作っていただいたのが、調湿性と実用性を兼ね備えたこちらです。塗装と磨きを何度も繰り返すことでこの難題をクリアしているから、普通のお皿と一緒に中性洗剤で洗うこともできちゃいます。
絶妙サイズと独自加工で活躍の場が多い、木製のリム丸皿
同じく薗部産業さんに作っていただいた、調湿性と実用性を合わせ持つ木皿のリム丸皿バージョンです。品よく指がかりの良いリムがあるこちらは、水分や油分に強いからこそ活躍の場も豊富。パンをカリカリのまま楽しめるのはもちろん、ケーキやディナーのオードブル、メイン料理の取り皿としても重宝します。木製で割れにくく軽いから、お子様のいるご家庭にもおすすめです。
当店限定、パン屑がこぼれにくい22cmサイズのクルミのお皿
「忙しい朝はトースト」という方は多いと思います。時短にぴったりですよね。でもパンを食べた後のパン屑掃除、手間ではないですか?こちらは、パンをカリカリのまま保てるオイル仕上げのクルミ皿。独特の彫跡もパンとの接地面を減らすからひと役買います。さらに当店限定の22cmサイズは、パン屑をテーブルにこぼしにくい絶妙サイズだから、あのひと手間も減るんです。