食べた瞬間の「カリカリっ!」という音。こんがり焼けたパンの耳の、香ばしくて何とも言えないあの香り。こんなにたくさん挟めるものなんだな、というくらいたっぷり詰まった具。

思い出すだけで、今すぐ家に帰って作りたくなるほど心がそわそわしてしまう。
そんなホットサンド作りの道具、「家事問屋」のホットパンのお取り扱いをはじめました!

en.ym1021さんのミートソースホットサンド(お手製ミートソースとアボカド、卵、モッツアレラチーズ)
抜群においしい。作り方も好きな具材をパンに挟んで焼くだけ。お手入れも楽。
このホットパンで作ったホットサンドを食べたスタッフはみんな、頬張った瞬間に思わず「ふふふふふ・・・」と声が漏れ出し、「おいしい!」「おいしい!」と子どものように連呼していました。(自分も含めて。)


こちらもen.ym1021さんの作。バイヤー中井が自宅で再現、あまりの美味しさに家族がのけぞったという黄金レシピ。
大人も子どもも、幸せな気持ちにしてくれるホットパン。実は、つくり手が「最高のホットサンドを作れる道具」を、という思いから開発した一品なのです。
ホットサンド好きがこだわりを詰めた「ホットパン」
ホットパンを作っているのは、金属加工の産地・新潟は燕の「家事問屋(かじどんや)」。
暮らしの変化とつかい手の声から商品を考えている下村企販株式会社によるブランドで、「ありきたりなのに使いやすい家事道具を」という思いでものづくりをされています。

中でもこちらのホットパンは、ホットサンド好きが高じてさまざまなブランドのものを使い比べてきた営業企画の久保寺さんが開発。
今までご自身が使われてきた時に感じてきた、「もっとこうだったらいいな」という細やかなポイントを反映して作られているのです。
ホットパンならではのこだわりとは?
深く、縁に溝もあるので、具だくさんでもこぼれにくい

他のホットサンドメーカーやホットプレートと比べると、ホットパンは深さがあり、縁に溝があるデザインです。

最初に本体を温めてから、パンや具材をのせます。バターなどを溶かしてその上にパンを置くと、焼きあがった時の香りが格別!
そのため、具材をかなりもりもりと挟むことができる上に、耳の内側でぐるりとプレスされるので、はみ出すことなく作れるんですね。そして、はみ出ないので、食べやすい。
もし具材がはみ出したとしても縁の溝に落ちるので、コンロを汚すこともありません。

全く見えないですが、実は目玉焼き、トマト、ハム、キャベツ、チーズが挟まっています。(キャベツは千切りではなく適度な大きさがある方がこぼれにくいかもしれません。)
こんなに挟んでも大丈夫!具材をたっぷりのせたら、さらにパンを上にのせて、むぎゅっと挟むだけです。
ちなみに、挟む時に上のパンが手前にずれることがあるので、パンをちょっと奥にずらして置くと、上手に挟めますよ。

柄の先にはストッパーがあるので、もう一方のハンドル先端にしっかり掛けてお使いください。
食パン6枚切りと8枚切り、どちらでもきっちり挟めます。(6枚切りはかなりボリュームがあります)
熱伝導が良く、短時間で出来上がります

強めの中火で1−2分ほど、両面を焼きます。お使いのコンロの火力にもよるので、慣れるまでは途中で開けて焼き目を確認しながら作るのがおすすめです。

アルミダイキャスト製で熱伝導が良いので短時間で調理できます。ガス火・IH、両方対応しているので、お好みで火加減を調整してみてください。
個人的にはカリカリが好きなので、ガスの中火で両面2分−2分半ずつくらい焼いています。
カリカリの耳ができる理由

こんな風にこんがり焼き目がついたら出来上がり!

そして、焼き上がって実感したのは、耳のふっくら&カリカリ加減でした。

耳の部分はプレスされず、ちょうど溝のところで浮かせたまま焼くことができるので、焦がずにふっくらカリカリに仕上がるんですね。これもホットパンで作るホットサンドが抜群においしいと感じる理由のひとつかなと思います。
フライパンがわりに&蒸し焼きもできる

フライパン代わりにもなるので、たまごサンドを作りたい時もホットサンド1台で作れます。温めて油を少し引いてからたまごを落として、

溝に水を入れれば、水蒸気でふっくら蒸し焼きもできます。

洗い物が少なくなるところが嬉しい。(撮影時はちょっとたまごの形が崩れてしまいましたが・・・!)コロッケサンドを作る時も、先にコロッケを温めておくとよりおいしくなりますよ。
お手入れも簡単&清潔さを保てます

フッ素樹脂加工なので、
汚れがすっと落ちるのもポイント。

上下を取り外して洗えて、細部まで清潔にしておけます。
金具の2つの突起を外せばするっと取り外しできます。最初は慣れないと思いますが、いろいろな角度を試してみてください。コツを掴めば簡単です。
野菜やお肉のグリルにも

ホットサンドだけではなく、野菜やお肉などを焼くためのフライパンがわりにも。お弁当用に、野菜やソーセージなどをちょっと焼きたい時にもちょうど良いサイズです。
レシピ付きでお届けします


いろいろ作ってみておいしかったマイレシピ
今まで作ってみておいしかった具材を募り、社内で「ホットパン選手権」を開催しました。ぜひご参考にしてみてくださいね。
→具材BESTはこれ!冬のホットパン選手権
この他にもおすすめレシピがたくさんあります。
目玉焼き+トマト+キャベツのホットサンド

目玉焼き+キャベツ+トマトに、ケチャップとマヨネースを少々。目玉焼きが半熟だと見た目にもより美味しいです。
間違いなくおいしい、コロッケ+キャベツ+にんじんサンド

前述の通り、コロッケは先にホットサンドで温めておくと、中までホクホクになって最高においしいです!(コロッケは厚みがあってパンに挟んでからだと温まりにくいので、先に温めておくのがベスト。)
コロッケを温めたら、ソースをかけて味付けしておくのもお忘れなく。
にんじんやキャベツには、少し塩コショウで下味を付けておくと◎。
スクランブルエッグ+ハム+キャベツのホットサンド

先にスクランブルエッグを作ってからパンを置き、ひっくり返してマヨネーズとハム、キャベツをトッピング。
改善点としては、キャベツの緑が濃い部分をなるべく使ったり、発色の良い野菜を使うこと。もっと見栄えがよくなるかなと思います。
だし巻きたまごホットサンド

つくり手の久保寺さんにイチオシと教えていただいた、だし巻きたまごのホットサンド。だし巻き、おいしかったです。
たまごMサイズ2個と出汁、おしょうゆ少しを混ぜたものをホットパンに流して焼き、上にパンをのせてひっくり返しました。(火を入れて下の方が固くなったら、焼き目の線に沿って縦に菜箸を動かし、上の方のまだとろとろのたまごがちゃんと行き渡るようにかき混ぜるのがポイントとのこと。by久保寺さん)
上の画像のとおり、私は少々火を入れすぎたので、次回は半かたまりくらいの状態でパンをのせるようにして、ふんわり仕上げたいと思います。
鉄板!とろーりチーズ+ハムのホットサンド

良い感じにチーズが溶けました。8枚切りパンを使って、具も少なめにしたのでよりチーズに熱が通りやすく、とろりと仕上がったのかもしれません。
とろーりチーズ→カリカリの耳と食べ進めると、幸せエンドレス・・・!開発してくれてありがとうございますという感謝の気持ちでいっぱいです。
「今日は何をはさもう?」と考えたり、ご家族やお友達と会話しながら作ったり、お気に入りレシピを開拓する楽しみもある、普段もホームパーティーなどでも活躍するキッチン道具です。
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