みんなの愛用品

シルクかエジプト超長綿か?毛布選びのポイント教えます

2017年09月27日更新

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皆さま、こんにちは、バイヤーの柳沼です。
過ごしやすい季節になりましたね。
先週、私は、はっきりとわかりました。
シルク毛布の出番がやって来た」と。

今日のコラムでは、約1年シルク100%の
ブランケット(毛羽部)を愛用して分かったこと、
それと、絹と同じぐらいおすすめな、
超長綿との比較、選び方のポイントに
ついてお届けしたいと思います。

別れと再会の季節、それは5月と9月

やっぱりシルクは「あったかい!」

この夏、関東地方は不思議な天候でした。
8月はかなり雨が降り、お盆の時期は妙に
気温が低い。残暑といっても、気温は
さほど上がらず、湿度は高いまま・・・。

暑いような寒いような、で、エアコンを
つけたり消したり、寝具選びにも
四苦八苦。

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温度調節に苦心した晩夏、助けられたのはパシーマでした(私はケットをシーツとして使っています)

そんな中、私が「今日からシルク毛布の
出番になった」と体感したのは、9月の
3週目。最低気温が20度を下回った
日でした。

一年シルク毛布を使って実感したのが、
やはり絹はとっても暖かいんですね。
肌触りが最高に気持ちいいので、できること
なら年中使っていたいのですが、私は5月の
連休明けに使うのをやめ、9月の3週目に
また使い始めました。

起毛した、ふっかふかのシルク。これに全身包まれる幸せ、安堵感といったら!

職人さんが丁寧に起毛させた、ふっかふかのシルク。天然繊維は静電気が起きにくいというメリットも。

ということで私の場合、シルク毛布は、
夏の4か月はお休み。これからしばらく
毎晩あのふかふかにくるまって眠れる
と思うと本当に嬉しい!

シルク毛布の肌触りの良さについては、
お客さまからも「とてもとても肌触りが
いい、不思議な吸い付くような気持ち
良さ」、「夢のようにとろける手触り」との
声を頂いており、ホント格別なのです。

ダークホース、エジプト超長綿ブランケット

プロでも絹と間違えるほど質感なめらか

最高によく眠れる究極の毛布だ!!と
ばかりにシルク毛布をご紹介したのち、
驚きのクオリティを見せつけてきたのが、
こちらのエジプト超長綿ブランケットです。

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超長綿の中でも最高級品のエジプト綿を起毛させたブランケット(写真はハーフサイズ

つくり手の三井毛織さんは、天然繊維の
毛布づくり一筋でやってきた毛布屋さん。
ですので、原料調達のクオリティがとても
高いんですよね。

こちらもシルクと同じように、表面が起毛
しているので、手触りは非常になめらか。
目隠しして触ったら、シルクか超長綿かは
プロでも言い当てられないというほど似て
います(私も最初間違えました)。

では、シルクと超長綿と、どちらも肌触りは
素晴らしく、共に天然素材となると、実際
買うならどちらがいいの?と迷いますよね。
今日は私が1年間シルク毛布を使った
経験を踏まえ、選び方のポイントを
お伝えしたいと思います。

【1】あたたかさではシルクの勝ち

まず「暖かさ」からいくとシルクの圧勝です。
シルクはカシミヤ以上に繊維が細く、
暖かな空気をたっぷりと蓄えるので、
掛けて寝ていて本当に暖かいです。

シングルベッドで両脇に垂れるぐらいゆとりのある大きさ(何度か洗濯した後は若干縮み、通常のシングルサイズ程度になります)

特にこの毛布は、たっぷり目のサイズで
作られているので、足先までしっかり
くるまり(足の下に折り込む感じ)、肩も
両肩の下に端を入れ込んで、顎下まで
充分カバーできます。温泉のような
気持ち良さ、の所以はコレですね。

【2】活躍の期間が長いのは綿

先ほどお伝えしたように、シルクは暖かい
ので夏場は暑い。使えるのは9-4月の
3シーズンなのに対し、超長綿はほぼ
一年中お使い頂けます。

でも綿で真冬は寒いのでは?という点が
気になるかと思いますが、一般的な
綿毛布と比べると、三井さんの毛布は
かなり「かさ」があるので(要は綿を使う
分量をケチってないということですね)、
体温のあたたかさを含み、ふっくらと
暖か、真冬でも充分使えます。

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超長綿ブランケットはフチの部分も超長綿。顎に当たる部分までふっかふか。

【3】毛羽落ちが苦手なら綿がオススメ

シルク毛布の短所を強いて挙げるなら、
繊細な絹を起毛させてあの手触りと
暖かさを出している為、どうしても毛羽落ち
が発生します。

部屋掃除の際、フワフワフが集まっている
のを見て、あ、結構落ちているんだなと
気づく程度ですが、ハウスダストが苦手
なご家族がいらっしゃるなど、なるべく
埃を出したくない場合は、綿の方が
おすすめ(でも綿も起毛しているので、
毛羽NGの方に一番おすすめなのは
パシーマです)。

他にも、ネルなどパジャマの生地との
相性によっては、毛羽や毛玉がついて
コロコロで取るのがちょっと大変、という
方もおられました。

【4】その他細かな比較をシングルサイズで

・価格 2018年現在
シルク毛布 13,500円(税込)
超長綿毛布 7,927円(税込)

ちなみにこの価格、絹も超長綿も毛布の
品質からすると、どちらも文句なしの
コストパフォーマンスだと思います!

・重さ
シルク毛布 1100g
超長綿毛布 1500g

超長綿は、一般的な綿毛布よりも
たっぷりしているので、軽い寝具に
慣れている方は最初ちょっと重く
感じることがあるかもしれません。

・お手入れ
両方とも自宅で手洗い可能。
洗濯頻度は絹の方が少なくて済むが、
洗ったあと、余分な毛羽を落とし、
毛並みを整えるひと手間が必要(綿も
これをやった方が肌触りは良くなります)。

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それぞれの個性はざっとこんな感じです。
個人的には、女性のお客さま、冷えが気に
なる方には、ぜひシルク毛布をお試し頂き
たいです。

お手入れについてのコラムもぜひご覧に
なってみてくださいね。

シルクブランケットは洗うとゴワつく!?
お客さまの疑問に答えます

お客さまの声はこちらからどうぞ。

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超長綿ブランケットへの声

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。

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