バイヤーからのお便り

自由で軽やかなinch”のアクセサリー

2026年05月14日更新

こんにちは、バイヤー加藤です。

展示会で一目ぼれしたのが、今回ご紹介するinch”(インチインチ)というアクセサリーブランドのアイテムです。

目を惹いたのは、極小のガラスビーズが連なる美しさ。「ビーズクロッシェ」というビーズを糸で編み込んでいく技法でひとつひとつ丁寧に作られています。

つくり手に詳しくお話を伺うと、とても軽くてストレスフリーで着けられることや、自由自在にアレンジが楽しめることなど、つかい手のこともしっかり考えたデザインであることもわかり、お取り扱いを始めることに。

ビーズの涼しげな輝きはこれからの季節にもぴったりです。是非ご覧くださいね。

手編みだからこそ実現する柔らかさ

ブランド名に入っている「インチ」という長さは、もともと親指幅を表す単位なのだそう。編み物は、ひと目ひと目の大きさが編む人によって違います。「inch”(インチインチ)」という名前には、「私の指で作られるサイズ」と、「手と手の間で作られるもの」という二つの意味が込められています。その名前の通り、全てのアクセサリーはつくり手の越山さんによって、ひとつひとつ手編みで(!)作られています。

お話をお伺いしていると、「本当に編み物が好きなんだなあ」ということが伝わってきます。ビーズクロッシェと出会ってから20年以上、全てオリジナルの編み図で制作されています。

編み物と同じくらいお好きなのが音楽で、もともとは「ライブに行く時に着けるアクセサリーを作ろう」と思われたのがブランドをスタートするきっかけだったのだそうです。それもあってか、どのアイテムも着けやすく軽いのが特徴で、さらに、金属のアクセサリーにはない、手編みならではの「柔らかさ」も魅力です。

今回ご紹介するブローチ、イヤーカフ、ピアス、イヤリングのどれも、手に取るとしなやかで柔らかいのです。伸ばしたり、曲げたり、結び目を作ったりと、着ける人の体やコーディネートに合わせて自由にアレンジできるのが他にはない良さだと思います。

ビーズブローチ DICKINSON

こちらのカットを見て、「これは何?」と思われた方も多いのではないでしょうか。実はブローチです。

モチーフの両端にプッシュピンが付いていて、両端の2か所をピンバッジのようにそれぞれ留める仕様です。ビーズモチーフの部分は伸ばしたり、たるませたり、自由に形を作ることができます。

普通のブローチのように左胸に着けるのはもちろんのこと、胸元やシャツ衿のまんなかにスマイルマークのような形にしてつけたり、ノーカラーの首元に直線に沿わせて着けたり、今まで思いつかなかったような着け方ができます。服だけでなく、バッグや帽子などにつけるのも素敵です。

ボリュームがありますが重さは約2.8gなので、比較的薄手の服にも合わせやすいと思います。

ビーズイヤーカフ MURRAY

ビーズイヤーカフMURRAYは、全体がビーズ素材でできているので、金属アレルギーの方も安心。顔まわりを華やかに彩ってくれます。

約1.7gと超軽量、開口部分がかなり大きく開くので、とても着けやすく、自分の耳にぴったりとフィットさせることができます。ビーズなので肌あたりも柔らか。

実は棘をイメージしたモチーフだそうですが、星のようなギザギザが光を受けてキラキラと輝き、顔まわりを明るく見せてくれます。

ビーズイヤリング/ピアス TOMI

TOMIは、約10cmの長いモチーフで、ピアスとイヤリングをご用意しています。片耳約1.6gとこちらも長さのわりに軽量です。

最大2カ所で結び目を作れるようになっているので、すっきりシンプルにつけたい時はまっすぐ伸ばしたり、顔周りを華やかにしたい時は、結び目を作ってボリューム感を持たせたり、色んなアレンジができます。

ボリューム感があって華やかなデザインなので、普段使いはもちろん、フォーマルな装いとも相性が良いのが魅力です。

イヤリングはバネ部分をスライドさせて装着するフープ式で、ネジバネ式に比べると痛みが出にくく、ピアス見えするデザインです。

イヤリング、ピアスともに、モチーフを邪魔しないようすっきりした金具を使用しているので、金具が悪目立ちしない仕様です。

どちらも医療用メスにも使われる錆びにくく金属アレルギーを起こしにくいサージカルステンレスを使用しているので、かぶれが心配という方でも挑戦しやすいと思います。

お手入れなど

全種類、手洗いが可能です。汚れが気になる際には手洗いし、タオルなど柔らかい布で拭いた後、平らなところで陰干ししてください。

洗う際、石鹸や中性洗剤はご使用いただけますが、漂白剤の使用はビーズや糸が退色してしまうので、お避け下さい。

また、ビーズの特性として、経年変化で退色することをご了承ください。ゴールド、シルバーともに、数年ほどすると上記のような色に変化していきます。経年変化も個性として楽しんでいただけたらと願っています。

ビーズのアクセサリーというと、ちょっと可愛すぎたり、またはマダムっぽくなってしまったりと、アクセサリー単体で見ると素敵でも自分の普段の服装に合わせるのが難しいなと思っていました。

でもinch”のアクセサリーは、シンプルでちょっとエッジがきいていて、コーディネートにしっくり馴染むのがとても良いと思います。是非普段から着けて頂きたいアクセサリーです。

このコラムを書いた人

加藤 紀子

スタイルストア バイヤー

加藤 紀子

ショッピングユニットでバイヤーをしています。衣食住にまつわるすべてのことに興味があります。暮らしを楽しみたいという気持ちを大切にしたいと思っています。