

気付けば年末年始はもうすぐそこですね。
2023年は卯(うさぎ)年です。
新年を迎えるためのお飾りや、お正月はもちろん、
普段も活躍するお重や縁起物モチーフのアイテムたちをご紹介します。
新年を彩る"お飾り"

ふんわりすべすべ、一木造りの鏡餅
ふんわり、もっちり、すべすべとした本物のお餅のような質感。木彫でありながら、こんなにやわらかな風合いなのは、ノミ跡を活かして繊細に表面を仕上げているから。何種類ものノミを使って一点一点丁寧に彫られており、手仕事のあたたかさを感じさせます。

気軽に暮らしに「季節」を取り入れられるお飾り
「ふくら」は、和紙でつくられたお飾り。飾るだけでなく小物入れとしても使える、ひとつで二度楽しめる一品です。日本古来から使われている和のモチーフでありながら、程よくデフォルメされているモダンなデザイン。今の暮らしに馴染むようにデザインされています。

飾って使える、器と箸置きになる鏡餅
鏡餅が、なんと紅白の器と箸置きに変身。使わない時は重ねてコンパクトに収納することができるため、場所もとりません。お餅の上にちょこんと乗った鶴や亀はおとぼけ顔がかわいらしい一品。現代のライフスタイルにあった、自由な発想の鏡餅です。
料理をより美味しく見せてくれる"お重"

お重とお皿のいいところを兼ね備えています
1段で約幅9cm×高さ4.5cmと小ぶりなサイズで、使う時は1つ分に料理を1種類入れるだけ。盛り付けに悩まなくても見栄え良く決まり、いくつか並べるだけで食卓が華やかになります。正月だけでなく、普段使いしやすいお重です。

コンパクトに収納できる、桐の入れ子重箱
お重は使わない時に収納場所を取りがち。増田桐箱店のこちらのお重は大中小を重ねる3段式。使わない時にはコンパクトに収納できて、軽くて持ち運びもしやすいところが魅力です。

盛り付けしやすく水気が染みにくい白木のお重
詰め方に今イチ自信が持てない私でもある程度美しく詰められたら。しかも普段のおかずをちょいちょいと敷き詰めるだけで素敵に見えたら・・・。福井県鯖江市の老舗「松屋漆器店」の白木のお重はそんな思いを汲み取ってくれます。

入れ子式でコンパクト収納、普段使いできる切溜
「正角切溜三入子」は、紀州・和歌山県にて漆を使ったものづくりを続けている「島安汎工芸製作所」が作る、薄く漆を塗った三段のお重箱。すべての段に蓋が付いているので一段ずつ使え、入れ子式だからコンパクトに収納できます。蓋は裏まで漆仕上げで、食材入れやお皿として使うこともできますよ。

お正月に運動会におもてなしに、普段使いしやすい重箱
使う機会が少ないと思われがちな重箱ですが、カジュアルに使えるNjeco汎の「正角二段重箱」なら、話は別。蓋だけが漆塗りで、身はひのきのウレタン仕上げ。身は木目を活かしたナチュラルな雰囲気で、重箱にありがちな敷居の高さがありません。
迎春の食卓を彩る"器や敷物"

食洗器で洗える!シンプルで食卓に馴染みやすい漆椀
松屋漆器店の「洗浄機対応入れ子椀」は洗浄機や乾燥機の使用が可能で、漆椀がもっと身近な存在に。漆椀の扱いが難しいと遠慮していた方も、気軽に使用していただけます。福井県鯖江市で越前漆器の伝統を守り続けたこちらのブランドは、現代の生活に根ざした商品が豊富です。

ふっくらご飯を保つ、どの席からも手が届く楕円の飯台
水や酸に強く調湿性に優れた木曽さわらを使用した、松田美智子の自在道具「さわら楕円の飯台」。お盆代わりにもなる便利な専用蓋付きで、乾燥からも中身を守ってくれます。鍋の具材入れやサンドウィッチの器としても重宝する一品です。

持ち上げやすい、銘木のお椀
当店限定の「銘木のお椀」、普段はもちろんお雑煮など特別な日の汁物にも似合います。熱々のお雑煮も持ちやすく、木の手触りが心地良いですよ。厳選した国内の銘木(ぶなとさくら)を使い、生産から塗装まで全て日本の職人が1点ずつ手掛けています。
手間暇かかる正月料理もスイスイ進む"便利な道具"

本格派なのに超お手軽、天然だし生活をうんと身近に
とにかくたくさん「だし」を使うおせちづくりですが、この鍋がひとつあれば面倒なだしとりもあっという間。燕三条のザルメーカーと、築地の老舗鰹節問屋が共同開発した、だしとり専用鍋です。

削りたてを家庭で手軽に楽しめる、鰹節削り器
和食に欠かせない鰹節、削りたては風味豊かで本当においしいですよね。でも、削り器を買って家庭で削るというのはハードルが高いものです。そんなハードルを下げてくれるのが、コンパクトでシンプルなデザインの台屋「鰹節削り器」。削り器自体の高さが低いから、座った姿勢でも体重を掛けやすく、卓上で使いやすいのが特長です。

感動の使い心地!研ぎ澄まされたデザインのピーラー
清潔感があり、すっきりと美しいデザインのピーラー。お正月に欠かせない紅白なますを作る時に活躍するのが、こちらの千切りピーラーです。包丁で千切りすると考えると、まあまあの手間がかかるものですが、このピーラーならシュッシュと削ればあっという間に完成します。
めでたく縁起の良い"豆皿"

副菜の種類を選ばず引き受ける、深さのある豆皿
みのりの小鉢は、有田焼の伝統的な染付、赤絵付け技術が施されている器。すべて縁起の良い吉祥紋(きっしょうもん)をモチーフにした形で、日常使いはもちろんおもてなしの器としてもぴったりの品です。

古人のセンスを感じる富士の豆皿
「与山窯」の富士山図シリーズは、さまざまな富士山が描かれているなんともおめでたい豆皿。富士山図は、与山窯にアーカイブとして残されていた絵を復刻したもの。創業は安政年間という窯元ならではの豆皿です。

お家で料亭気分が味わえる小さな器
「徳幸窯」の珍味入れは、豆皿より深さがあって、塩辛とかたこわさのような珍味を盛ることができる小さな器。鶴や亀のかわいらしい姿に、食卓を囲んで歓声をあげること間違いなし。おめでたいモチーフと造形が、いつもの食卓にワクワクするような特別感を添えてくれます。