みんなの愛用品
べたつきさらば!汗の不快感を払拭してくれる速乾ウエア
こんにちは、バイヤーの楠です。
汗のべたつきが気になる季節になりました。もともとアトピー肌で、とにかく汗をかくと痒くなるなど肌トラブルが増えるので、これからの季節はなるべく肌離れのいい服を着るようにしています。
そんな私が晩夏まで着続けるのが、BIWACOTTON(ビワコットン)のルームウエアです。吸水力が高い速乾生地なので汗をかいてもべたつかず、常にサラサラ状態をキープしてくれるこちら。はじめて着た時には、これだ!と思ったのをおぼえています。こちらのコラムでは、そんなBIWACOTTONの良さを改めてご紹介します。
ビワコットンの魅力とは?
生地の名前を、そのままブランド名にもしたビワコットン。琵琶湖周辺で生産されるステテコ用の生地「高島ちぢみ」の製法に改良を重ねて生れたという生地は、シャリ感があってリネンのような肌触りです。
綿100%素材でストレッチ機能を持たせるための化学繊維を使っていないのに、伸縮性があるのもいいなと思うポイントです。吸湿性、速乾性に優れた糸で、風通しがいいように織り上げ、肌に貼り付かないようにシワ加工をすることで生まれる生地は、ルームウエアとして、そしてインナーとしてストレスのない快適な状態をキープしてくれるんです。
大人になっても、毎年夏になると肌の柔らかいところに汗疹のような湿疹が出てしまう私。とにかく汗をかいても、べたつかない服であればいい、という気持ちでまずはお試しにこのブランドのアイテムを買ってみたのですが、肌離れの良さ、風通しの良さなど、その穿き心地は想像以上でした。汗がつーっと肌をつたったり、布がぺたっとはり付く不快感が無いのがお気に入りのポイントです。
ラインナップに関して
当店でお取り扱いをしているのは、全部で5種類です。
薄手なのにハリ感があってすっきり見えする3型
ビッグサイズTシャツ(左)は、身幅がゆったりしていて、二の腕までカバーしてくれるのがいいところ。バスケットパンツは、お客様からのリクエストによりラインナップに仲間入りしたアイテムです。
ビワコットンのアイテムは、ステテコと同じように布帛生地で作っています。伸縮性があるので、体が動かしにくい等のストレスはもちろんありませんし、着た時にどこかパリッとしたハリ感があって、体に張りつかないのが何よりもいいなと思います。薄手なのにハリ感があるTシャツが珍しいので、着るとすぐにその良さが実感できると思います。
今年の春夏シーズンよりお取り扱いの始まったバスケットパンツは、真夏に特におすすめしたい型です。ハーフパンツとしてはもちろんですが、ワンピースの下にインナーパンツとして穿くのもおすすめ。私はワンピース型のパジャマで寝る際に、裾が捲れたとしても、太ももからお腹が冷えないように、このパンツを穿いています。
こちらは、同じ生地のフレンチスリーブインナーです。肌にぴたっと張り付くのではなく、寄り添う感じで、汗をかいてもすぐに吸収。速乾で常に肌をさらっとした状態でキープしてくれるのを一番実感できるのが、この型です。
胸元のカットがきれいで、大柄の私でも胸元がすっきりとして見えるのが嬉しいポイント。そして、ブラ紐まで隠してくれる太い肩紐がお気に入りです。
地厚で見栄えがいいスウェット
こちらは、スウェットTシャツとスウェットショーツです。
上でご紹介したTシャツ(右)の生地と比較すると、スウェットTシャツ(左)は厚みがあるのがわかると思います。生地を二重にする事で、生地と生地の間に程よく空気を含みます。それにより、汗ばむと蒸らさず放湿してくれて、寒くなるとしっかり保温。体を常に一定の状態にキープしてくれる役割も果たしてくれるんです。
程よく地厚なので、春、夏、秋と3シーズン着られます。カジュアルながら生活感が出にくいのもいいところ。ルームウエアとしてはもちろん、そのまま近所に外出することも可能です。
ぱっと見は、どれもシンプルなデザインなので、見た目だけでは良さが伝わりにくいのですが、着るとその着心地の良さに納得していただけるはず。先日もバイヤーの加藤にビワコットンの良さを力説したところ、「確かに、これはいい!夏の汗のべたつきが本当になくて、さらっとしているし、カジュアルになりすぎない感じがいいですね。いい買い物をしました!」との嬉しいコメントが。
同じように、お店でビワコットンを購入されたスタイリストの方がその着心地の良さに感動をして、何度もリピート。自らブランドさんに連絡し、一緒に商品開発をするにまで至ったというお話もあります。
琵琶湖周辺で150年以上前から地場産業として根付いている清涼生地づくり。それが今、ビワコットンとなって続いているのは、職人たちによる妥協のないこだわりからくるものに他なりません。
汗や蒸れからくる夏の不快感を軽減してくれるビワコットン。その着心地の良さは、これまでになかったと思います。春夏の定番アイテムとして、推したい一品です。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。