噛み切りにくい料理やサイズの大きい食材を、食器の上で一口サイズにカットできる、「Three Snow(スリースノー)」のカトラリーはさみ。
元々は、歯の悪い方や、ご年配の方で噛む力が弱くなった方から寄せられた、「自分で好きなサイズにカットして食事したい」、「誰の手も煩わせずに食事を楽しみたい」、そんな声をきっかけに、食卓でも外出先でも使いやすいはさみを開発されたのだそうです。

実際に使ってみると、この独特の角度に曲げられている形が大変持ちやすく、その切りやすさに驚きました。軽くて小回りが良いので、調理ばさみとして、また小さなお子さま用に料理を小さく切り分けるのにもぴったり。分解して洗うこともでき、まさにユニバーサルデザインを体現している一品です。
切りやすいと感じる、このハサミならではの工夫
手首を無理に曲げなくて良い、独特の形

カトラリーはさみの最大の特徴は、途中で角度が付いているこの形。

座った状態で、食器の中に入っている料理を切りやすいように、上からはさみを入れられるデザインがポイント。手首を無理に曲げなくて済むので、楽な姿勢でカットできるんですね。

ちなみに、このはさみは硬くて丈夫なステンレス素材なので、曲げるには高い技術が必要です。しかも、曲げた上でスムーズに動くように、はさみの「調子」を合わせるのが何より大変なのだそう。開発の最初、職人さんからは「やっぱり曲げなくちゃダメなの・・・?」という声もあったほど、手間と技術が求められる工程なのだそうですが、「手の延長みたいに、気持ちよく使えるように」という思いを大切にして製品化されました。

また、お食事屋さんで、お揚げや天ぷらなどの、大きなものや長いものを切る時にも、上からすぱっと切れます。

ちなみに、刃先は丸くしてあるので、食器などは傷きにくいですよ。
ギザ刃が、つかみにくい食材もとらえてくれる

カトラリーはさみは、「お寿司屋さんで、イカなどつるんと噛みにくいものも、すんなり食べやすい大きさに切れたら良いのに」という声を出発点として作られました。

つるんとしているものもしっかり切れる理由は、独自設計のこのギザ刃が、つかみにくい食材をとらえてくれるから。


そのため、里芋などの丸くてすべすべとしたものや、こんにゃくも楽々カット。また、お餅などの硬いものも切ることもできるくらい、強度がしっかりとしています。
小ぶりで軽い

全長15cm、重さもわずか約50gと小ぶりで軽く、使っていて手が疲れにくいところや、持ち運びの邪魔にならないのもポイントです。そばに置いておいて、サッと気軽に使いたくなるサイズ感です。
分解でき、手軽に洗えて衛生的

オールステンレス製で、分解して洗えるところもポイント。食事の汚れを手軽に洗えて、常に清潔に保つことができます。
外せて洗えるように作る技術を持っているメーカーさんは、国内でも希少なのだそう。とことん使いやすさにこだわり、高い技術を結集して作られています。
調理ばさみ、お子さま用に切り分ける時にも活躍します

そして、この独特な角度のおかげで、調理用ばさみとして使いやすいところも嬉しいポイント。特にお肉の筋や皮など、いろいろな角度ではさみを入れたい時に切りやすいですよ。


まな板と包丁いらずなので、ちょっとしたものを切り分けるのに役立ちます。例えば、野菜や薬味、海苔などの乾物など。

また、お子さまや赤ちゃん用に、そばやパスタなどの麺類を切る時にも便利。大人向けの食事から分けたい時にも重宝します。

あとは、袋を開封したい時にも使えます。
持ち運びしやすいように、ケース付きです

こちらのはさみは、持ち運びしやすい収納ケース付きです。ケースはプラスチック素材なので洗えて清潔に使えます。

「Three Snow(スリースノー)」は、業務用の金網製品を専門に作ってきた「新越ワークス」のファクトリーブランド。数多くの調理道具が生み出される新潟県燕三条で、数々の著名ブランドのキッチンアイテムの制作も手掛けています。
業務用を中心にものづくりをされてきたこともあり、製品は耐久性に長けており、長く安心して使えるものづくりをしているブランドです。
カトラリーとして様々な人が使うような商品になってほしいという想いから「カトラリーはさみ」と名付けられた一品。箸やフォーク・ナイフではできないことを補ってくれるアイテムです。