松田美智子の自在道具/さわら楕円の飯台 大 専用蓋付 ふっくらご飯を保つ、どの席からも手が届く楕円の飯台

混ぜご飯や酢飯を作ると、お米が調味料の水分を吸ってべちゃっとしてしまうことがあります。せっかく食卓を華やかにしようと頑張っても、これではなんだか残念。

そこでおすすめしたいのが、水や酸に強く調湿性に優れた木曽さわらを使用した、松田美智子の自在道具「さわら楕円の飯台」です。

お盆代わりにもなる便利な専用蓋付きで、乾燥からも中身を守ってくれます。鍋の具材入れやサンドウィッチの器としても重宝する一品です。

木が呼吸するから、ご飯を美味しく保管できる

こちらに使用されているのは、木曽五木に数えられる「椹（さわら）」。水や酸に強いことから飯台をはじめ桶や屋根板などにも重用されています。同じく木曽五木のヒノキと比べると特有の香りが少なく、食材に匂い移りしにくいのも特徴です。

飯台としては、その調湿性が力を発揮します。ご飯が温かいうちは余分な水分を吸収し、冷めてくると固くならないよう水分を補うため、べとつかず、ずっとふっくらもちもちです。また、酸に強く、調味料の余分な水分は吸ってくれるので、酢飯作りにも向いています。

楕円形だから、どの席からも手が届きやすい

飯台というと思い浮かぶのは円柱形ではないでしょうか？こちらは、あえて楕円形を採用しています。その理由は、食卓の真ん中にスッと馴染み、どの席からも手が届く機能的な形だから。日常的に使うこと、様々なシーンで活躍することを想定した最適な形です。

例えば、飯台の利用シーンとしては大人数が集まるホームパーティーや、季節ごとの親族の集まりなどが多いと思います。そうした時は食卓に並ぶ器もいつもより多いものですが、こちらなら省スペースでメインメニューを置くことができます。

蓋はフラットな仕様だから、お盆代わりにも使える

蓋付なので、中に入れたご飯や料理、食材を乾燥からも守ることができます。一般的な飯台の蓋は、かぶせ式であったり、持ち手付であったりして他の用途には使いにくいものですが、こちらはフラットな仕様なのでお盆や敷物のようにも使えるのが嬉しいところ。蓋として使いながら上に薬味皿をちょっとのせて置くこともできますし、飯台の中身を取り分けた小皿を配膳する際に使うのも便利です。

サイズは、ご家族の人数や利用シーンに応じてお選びいただけるよう、小と大の2つをご用意しました。小はお米2合、大は4合が内容量の目安です。

側板に溝を作り、銅のタガをねじって巻いているので、タガがずれる心配もありません。縁の部分は切りっぱなしではなく、丸めているので上品な見た目。デザイン性が高いので、食卓を上質な雰囲気にしてくれます。

古くから日本の食卓で重用される飯台は、ご飯を美味しくしてくれるのはもちろん、温かく華やかな雰囲気も醸し出してくれます。鍋やサンドウィッチなど様々な料理とも相性がよく、持っていて損のない一品です。

ご使用の前に

お使いはじめには、木のえぐみや匂いがごはんに作らないよう、「あく抜き」を行ってください。

米のとぎ汁を桶いっぱいに入れて、そのまま3時間ほど放置。その後水洗いして、陰干しで十分に乾燥させてください。水入れ桶ではないので、水が漏れることがあります。流し台のシンク等の水濡れしても問題ない場所で行ってくださいね。

その後水洗いして日陰干しで十分に乾燥させればあく抜き完了。この方法でかなりの匂い抜きができます。多少気になる場合でも、ご使用の度に徐々に天然木の香りは弱まっていきます。

ご注文前にご確認ください

木質や気候・保管条件によっては、天然木特有の「ヤニ」が発生することがあります。これは木の天然樹脂で、木肌に滲み出る粘着性の樹液です。木曽さわら材は他の種類の木に比べて樹脂を多く含んでおり、木曽さわら特有の香りのもとにもなっています。樹脂を多く含む木は水に強く、耐久性があるため、木曽さわら材はおひつや飯台などに最適だと言われています。

べとべとした肌触りが気になる場合は、お酢やエタノール（消毒用アルコール）で拭き取ってください。人体へは無害ですのでご安心ください。



上の写真のように、梱包材にも染みていることがあります。また、ヤニによる油染みは拭き取っていただいても黄色いシミが多少残ることがあります。ご使用いただくにつれて、馴染んでいきます。天然木製品由来の現象ですので、ご理解をお願いします。