テーマ別おすすめアイテム
具材はこれだけ?水切りは不要?我が家のリピートサラダと相棒道具

こんにちは、バイヤーの畠田です。
年々、素材の味をそのまま活かした、引き算の料理に惹かれるようになってきました。特に、季節の野菜をそのままいただくサラダは、調理法がシンプルなぶん、素材のポテンシャルが引き立ち、何よりの贅沢だなと感じます。
サラダというと「野菜を切るだけ」と思いきや、実は水っぽくなったり味が決まらなかったりと、意外と奥が深いもの。でも、面倒な下拵えをしなくても、ちょっとしたコツさえ掴めば、うんとおいしく作ることができるんです。
今回ご紹介するのは、私が普段自宅で何度もリピートしている「簡単絶品サラダ」です。冷蔵庫にいつもある野菜や調味料で作れて、手順も驚くほどシンプル。あんまり料理が得意ではなく、かなりの面倒くさがりな私にとっても、最高の相棒になってくれているレシピです。美味しく仕上げるためのちょっとしたコツと、それを支えてくれる自宅の愛用道具たちをあわせてご紹介します。
面倒な水切りいらず、「しゃきっとコールスロー」

野菜に塩をふってしんなりさせたあと、ぎゅっと絞る工程が苦手です。塩をふってから時間を置く必要があるし、手に野菜が張りついたり、うまく水分が抜けなかったり、どうも面倒に感じてしまうんです。
そんな時に知ったのが、コウケンテツさんのコールスローのレシピ。先にオイルで千切りキャベツをコーティングしてから調味することで、水切りをしなくてもほどよくしんなり。水分が抜けすぎないから、しゃきっと感も残り、これがまた美味しい。
細すぎる千切りより、少し厚みを残したほうが食感もよく、噛むほどにキャベツの甘みを感じます。シンプルなのに、今までのコールスローよりずっと気軽でちゃんとおいしいので、冷蔵庫にキャベツがあると自然と作りたくなる定番になりました。

「conte / まかないボウル」は、底に重みがあって安定感があるので、キャベツをしっかり混ぜてもぐらつきにくい。縦長の形でかさばる葉野菜もこぼれにくく、コールスローのような「混ぜるサラダ」にぴったりです。

「ゆり 菜切包丁」は刃に高さがあるから、三徳包丁と比べるとキャベツの千切りが驚くほどしやすい。少し厚みを残した、食感の良い千切りに仕上がります。
じゃがいもだけでこんなにおいしい、「蒸しじゃがいものポテトサラダ」

ポテトサラダが大好きなのですが、玉ねぎの辛みを抜いたり、きゅうりを塩もみしたり、意外と手間が多い料理でもありますよね。そんな印象を変えてくれたのが、細川亜衣さんの『料理集 定番』に載っていたポテトサラダ。
具材はなんと、じゃがいもだけ。冬が旬のじゃがいもに、夏物のきゅうりを無理に入れなくていいのでは、という考え方に目から鱗でした。
コツは「じゃがいもは茹でるのではなく皮つきのまま蒸して潰す」「マヨネーズは自作する」の2つ。
じゃがいもは茹でずに皮付きのまま蒸すことで、水っぽくならずじゃがいも本来の味が濃くなります。蒸したあとなら皮もつるんと剥けて、作業も楽。そして、衝撃だったのが自家製マヨネーズのおいしさ。はじめて作った時、これはもう市販品に戻れない…と思うほどでした。材料も卵・油・酢・塩だけなので、ぜひ試してみてほしいです。

「Three Snow 新越ワークス / ザルせいろ」は、フライパンがあれば気軽に蒸し料理ができる道具。愛用している19cmはじゃがいも3個ほどがちょうど収まり、日常使いしやすいサイズ感。

「bamix」は、自家製マヨネーズ作りが驚くほど手軽に。じゃがいもだけのシンプルなポテトサラダだからこそ、素材と調味料のおいしさが際立ちます。

「ヨシタ手工業デザイン室/racco レンゲスプーン」は、潰したじゃがいもを混ぜたり、器によそったりするのに使いやすい大きさ。同ブランドのレンゲフォークとあわせるとサラダのサービングにも便利です。
にんじん1本、ぺろりと消える「にんじんのひらひらサラダ」

バイヤー柳沼に教えてもらった、ピーラーで作るにんじんサラダ。最初は「にんじんを丸ごと一本、ピーラーで削るの?」と半信半疑だったけれど、作ってみると驚くほど軽やか。ひらひらの薄いにんじんにドレッシングがよく絡んで、気づけば一本分ぺろりと食べてしまいます。
千切りとはまた違って、ピーラーで薄く削ることで表面積が増え、水分もほどよく抜けやすい。味も染み込みやすく、短時間でもしっかりまとまる。にんじんの青っぽさが和らぎ、甘みだけが残る感じで、あと一品ほしい時ににんじんが冷蔵庫にあると、つい作ってしまうサラダです。

「ヨシタ手工業デザイン室 / ステンレスピーラー」は、一本まるごと削っても疲れにくい道具。持ち手がしっかり握りやすく、刃も鋭いので余分な力も不要。にんじんの表面をなめらかに薄く削れるから、サラダの食感も軽やかに仕上がります。
塩とアーモンドバターだけで、野菜がごちそうになる「グリル野菜」

「ナッツバター」と聞くと、パンに塗るものというイメージが強かったのですが、「DADA NUTS BUTTER」のつくり手・武智さんに教わった野菜のグリルで印象が変わりました。
焼いた野菜に塩をふり、アーモンドバターをかけるだけ。それだけなのに、驚くほど完成された味に。香ばしく焼けた野菜に、ナッツのコクと自然な甘みが重なって、野菜そのもののおいしさがぐっと引き立ちます。難しい調理をしなくても、素材の組み合わせだけで満足感が出るのがうれしいし、見た目もなんだかおしゃれ。夏野菜がおいしい時期に、繰り返し作りたくなる一皿です。

「DADA NUTS BUTTER / アーモンドバター」は、かけるだけで味が決まる頼もしさ。素材はシンプルにアーモンドと塩だけ。パンに塗る時は少しはちみつを混ぜて甘みを足したり、自分の好みに調節して使えます。

野菜を焼くのは鉄フライパンがおすすめ。鉄ならではの香ばしさが出て、ぐっとおいしくなります。写真は「松田美智子の自在道具 / 自在フライパン」。

熱を加えたトマトは崩れやすくなりますが、「Three Snow 新越ワークス / ピタッと!つまめるトング」はやさしくつかめて、盛り付けまでスムーズです。
美味しさは水切りで決まる、「葉野菜と大根のサラダ」

有元葉子さんの著書『レシピを見ないで作れるようになりましょう』を読んで以来、サラダスピナーは欠かせない道具になりました。葉野菜に冷たい水をたっぷり吸わせてから、しっかり水を切る。それだけで、いつものサラダが驚くほどみずみずしく、食感よく仕上がります。
水分が余計に残っていないから味もぼやけず、少ない調味料でもちゃんとおいしく、葉野菜に大根を合わせるだけのシンプルなサラダでも、レストランのような輪郭のある味になります。最初にサラダスピナーの重要さを知った時、こんなに違うのか!と驚き別途コラムを書きましたので、よければそちらも。

「オールラウンドボウルズ スピナーセット」は、しっかり水切りできるのはもちろん、ガラスボウルなのでそのまま器として使えるのも魅力。余ったらそのまま冷蔵庫に入れています。

「バルサモ・ビアンコ」と「フレスコバルディ・ラウデミオ」と塩を合わせれば、シンプルなのに奥行きのあるドレッシングがすぐ完成します。
おろした大根の水分を絞りすぎない「青菜のおろし和え」

同じ有元葉子さんの著書で知った「おろし和え」は、驚くほど簡単なのに、しみじみおいしい一品。さっとゆでた青菜に、大根おろしを合わせて、ポン酢をかけるだけ。小松菜でもほうれん草でも、その時季の旬にあわせた青菜で作れる気軽さも気に入っています。
ポイントは、大根おろしの水分をぎゅっと絞りすぎないこと。ほどよく水分を含んだ大根おろしが、青菜に自然になじみ、みずみずしい和え物に。「水っぽさと瑞々しさは違うんだ」ということを教えてくれる一皿です。暑い時期でもすっと食べられます。

「tsuboe / ツボエの極上おろし金 箱」は、刃が鋭く、大根の繊維を潰さずにおろせる道具。ざる付きなので、水分を切りすぎず、ちょうどいい状態に整えられます。ふわっと軽い大根おろしになるから、シンプルな和え物ほど違いを感じます。

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。