松田美智子の自在道具/さわら自在のお櫃 ご飯をおいしく保存でき、洗いやすくコンパクトなお櫃

炊き立てのご飯っておいしいですよね。でも炊飯器での保温ではどうしても乾燥してしまいます。炊き立てのおいしさを、できるだけ長く保存したいもの。

松田美智子の自在道具「さわら自在のお櫃」はコンパクトで普段使いしやすいお櫃です。底部分を丸く仕上げているので、洗いやすくかびが生えにくいのが魅力。電気代を使わず、ご飯をおいしく保存できます。

2合サイズなので、ご夫婦や少人数のご家族に使いやすいサイズ感です。

底に丸みがあるから、かびにくく洗いやすい

炊飯器の保温では、炊き立てのご飯も数時間経つと乾燥してきますが、お櫃なら冷めてもご飯はつやつや。木製ならではの天然の調湿機能で、水分を保ったまま保存できます。電気を使わないので、電気代の節約にもなります。

また一般的なお櫃は、内側の角部分にご飯粒が残りやすく、洗うのも一苦労。角部分は水分が残りやすいので、かびも心配です。その点、こちらは底の部分に丸みを持たせているため、ご飯がこびりつきにくいのが魅力です。水もたまりにくいので、洗いやすく、かびが生えにくい形です。

2合用のコンパクトサイズだから、普段使いしやすい

お櫃は大きな物が多いのですが、大きすぎると食卓でも収納時も場所を取ってしまいます。洗う時も手間が掛かり、普段使いしにくいのが難点でした。でもこちらは、2合サイズで現代の生活環境に合わせた大きさ。使う時も、洗う時や収納する時にも扱いやすいサイズ感です。実際は3合入るのですが、2合が適量。2合なら2人暮らしのご家庭で2食分、4人暮らしなら夕食分といったところでしょうか。

食卓にお櫃を置いておけば、おかわりの時もその場で茶碗に入れることができます。育ち盛りのお子様がいらっしゃるご家庭でも重宝します。

「たが」がねじってあるから、丈夫で使いやすい

「木曽さわら」という木材で作られています。木曽さわらは吸水性と吸湿性が高いのが特長。お櫃が不要な水分を吸収し、必要になれば水分を循環させてくれるため、ご飯を乾燥させにくいという仕組みです。

また木曽さわらは、香りが少ないため、ご飯に香りがうつりにくいという魅力もあります。作り方にもこだわりがあり、側板に溝を作り、銅のたがをねじって巻いているので、たががずれる心配もありません。縁の部分は切りっぱなしではなく、丸めているので上品な見た目。デザイン性が高いので、食卓を上質な雰囲気にしてくれます。

ご飯の水分を調整しながら、おいしくご飯を保存できるお櫃。白米は、日本人にとって欠かせない食品ですよね。お櫃を使って、つやつやの上質なご飯を楽しんでくださいね。

同じ木曽さわらを使用した、「さわら楕円の飯台」もあります。楕円形だからどの席からも手が届きやすく、蓋をお盆代わりに使える一品。ぜひあわせてご覧ください。

ご使用の前に

お使いはじめには、木のえぐみや匂いがごはんに作らないよう、「あく抜き」を行ってください。

米のとぎ汁を桶いっぱいに入れて、そのまま3時間ほど放置。その後水洗いして、陰干しで十分に乾燥させてください。水入れ桶ではないので、水が漏れることがあります。流し台のシンク等の水濡れしても問題ない場所で行ってくださいね。

その後水洗いして日陰干しで十分に乾燥させればあく抜き完了。この方法でかなりの匂い抜きができます。多少気になる場合でも、ご使用の度に徐々に天然木の香りは弱まっていきます。

ご注文前にご確認ください

木質や気候・保管条件によっては、天然木特有の「ヤニ」が発生することがあります。これは木の天然樹脂で、木肌に滲み出る粘着性の樹液です。木曽さわら材は他の種類の木に比べて樹脂を多く含んでおり、木曽さわら特有の香りのもとにもなっています。樹脂を多く含む木は水に強く、耐久性があるため、木曽さわら材はおひつや飯台などに最適だと言われています。

べとべとした肌触りが気になる場合は、お酢やエタノール（消毒用アルコール）で拭き取ってください。人体へは無害ですのでご安心ください。



上の写真のように、梱包材にも染みていることがあります。また、ヤニによる油染みは拭き取っていただいても黄色いシミが多少残ることがあります。ご使用いただくにつれて、馴染んでいきます。天然木製品由来の現象ですので、ご理解をお願いします。