kaico/墨桜ドリップケトル お湯の量を調節しやすいドリップケトル「墨桜」

コーヒーを注ぐ時は、細く雫のような湯量にコントロールできる。たくさん注ぎたい時は、一気にお湯を注ぐことができる。持った時に、手に負担がかかりにくく、注ぎやすい。

そんな、1つでドリップケトルとヤカン、両方の良さを兼ね備えているのが、kaicoの「ドリップケトル」。こちらは東京の下町、墨田区で生まれたことから、墨田の桜のように、淡く霞んだ桜色にこだわった「墨桜」仕様です。

使いやすさを追及して生まれた、IH対応ケトル

kaicoは、「良質なホーローの道具を、日本の職人と作りたい」という思いを原点に生まれたブランド。

ドリップケトルは、デザイナーの小泉誠さん、東京都墨田区の金属加工工場の昌栄工業、プロのバリスタの方が開発に関わられ、何度も改良を重ね、日常での使いやすさを追求して作った一品です。

細やかな工夫が随所に見られます

1、楽に湯量を調整しやすく、お湯が真下に落ちる

こちらのドリップケトルの大きな特徴のひとつは、注ぎ方によって湯量を繊細に調整できるところ。

数百回も試作を重ねた注ぎ口は、逆三角形のかたちをしています。

注ぎ口自体は、ドリップ専用の細い口のケトルと比べて太めですが、逆三角形の下の細くなっている部分に安定した状態でお湯が伝わるので細く注ぐことができます。

円を描くように動かした時に、お湯が出すぎたり引っ込んだりせず、湯量を自分で調整して注ぐことが可能です。

また、ドリップ用としてだけではなく、お湯を一気にたくさん注ぐことができ、ヤカンとして使えるところも嬉しいところです。

おいしいコーヒーを安定して均一に淹れるには、お湯を細く真下に落とすことが重要なのだそう。

一般の家庭でなかなかそんな風に淹れるのは難しいものですが、kaicoは誰が淹れてもきちんと真下に雫が落ちるように、注ぎ口がデザインされています。お湯もぴたっと切れるので、気持ちよく使えますよ。

また、口の形はもちろんですが、内側の注ぎ口の穴にも工夫が。大小2か所、穴を開けているのですが、何度も試作を重ねた結果、この形が一番湯量をコントロールしやすいことがわかり、この設計にしたそうです。

下の穴は底に近い位置についているので、たくさん傾けなくても最後までお湯を注ぎ切りやすく、根本に溜まりにくいように工夫されています。

2、持ちやすく、手に負担がかかりにくい取っ手

取っ手は全ての指でしっかり握ることができ、できるだけ重さを感じにくいように作られています。持った時に、人差し指でコントロールしやすく、楽に注ぐことができる角度で作られています。

3、口が広くて洗いやすく、傾けても蓋が落ちにくい

そして、傾けても蓋が落ちにくいように作られています。

4、安定感があり、IHにも対応

底が広いので、五徳の上に乗せても安定感があり、IHにも対応しています。

一枚の板を数回に分けて成形しているので側面につなぎ目がなく、痛みにくく、長持ちするように作られています。

それぞれの立場のプロが、その知見を結集して作った一品。毎日の暮らしを快適にしてくれる、細やかな工夫がたくさん詰まったキッチン道具です。

ご注文前にご確認ください

手作りのため、ホーローのかかり具合に個体差があります。端面が黒くなっている部分、取っ手の付け根の穴、釣り跡などは、加工上発生することがありますが、コーティングされているため不良品ではありません。安心してお使いください。