四十沢木材工芸/KITO ブランチボード お盆とお皿を一枚で兼ねる、木製プレート

自然のぬくもりがあたたかい食卓を演出してくれる木製プレート。水分や油分のある食材が乗せられずお手入れが難しいという印象がありますが、そんな懸念点を払拭してくれるのが、KITOの「ブランチボード」「シャルキュトリーボード」です。

一般的なプレートよりも少し大きめなので、トーストやサラダをワンプレートに乗せて、そのままトレイのように食卓まで運ぶことができます。トレイの内側の凹凸が余分な水分を逃してくれるので、トーストはサクッとした状態に、またサラダや肉料理にかけたドレッシングやソースは溝に集まるので、溢れる心配がありません。普段使いにも、おもてなしにも使える木製プレートを探している方におすすめです。

ガラス塗料だからシミにならず、お手入れが簡単

ブランチボード

こちらのプレートは、ガラス塗装仕上げになっています。木目の美しさや触り心地を損なわず、お手入れが簡単なのが嬉しいポイント。料理を直接盛り付けることができ、トマトソースやドレッシングもOKです。

油ものやピクルスなどの酢のものを乗せてもシミが残りにくいのが特徴ですが、完全防水ではありませんので、赤ワインやバルサミコ酢のような色の濃いものは、長時間乗せておくとシミになる可能性がありますので避けてくださいね。

隙間ができるから、トーストは食感そのままに

トレイの内側には凹凸の溝が彫られています。焼き立てのパンを置くと余分な水分を逃してくれるので、外側はサクッとしたまま、美味しく食べられます。

また、サラダや肉料理にかけたドレッシングやソースは溝に集まるので、溢れる心配はありません。

これ一枚で器として使えて、持ち運びまでできる

長方形のプレートは、器というよりお盆に近いサイズ感。朝食のトーストだけでなく、サラダやスープ、飲み物も一緒に乗せてワンプレートにすれば、そのままテーブルに運べます。

溝の間隔がヨーグルトの器やマグカップを乗せてもグラつかない設計になっているので、これ一枚でプレートとしてもトレーとしても活躍してくれます。

底面の高台は、手が掛けやすいように削り出されています。また、縁も立ち上がっているので手を入れやすく、持ち上げたり持ち運んだりしやすいように工夫されています。使い勝手と見た目の美しさを見事に両立させたデザインです。

伝統工芸の産地で培った技術力で

このトレーを作っている四十沢（あいざわ）木材工芸は、漆器の産地・輪島市にある1947年の創業の木地屋です。

このプレートは他の製品を作る時に出た板材を継ぎ合わせて作られています。そのため、一枚の中でも色味や木目が異なり、グラデーションのような美しい色味が楽しめるところが特徴的です。継ぎ合わせているからといってズレやがたつきが一切ないところは、さすがは木地屋さんの仕事といったところ。

一本の木が、お盆などに加工して使えるような大きさに育つまで、約100年ほどかかるんだそうです。一枚木で作るよりもお求めやすい価格になっているだけでなく、材を無駄なく使うことで希少な資源を無駄にしないよう、ものづくりをされていらっしゃいます。

小さい方がブランチボード、大きい方がシャルキュトリーボード

「ブランチボード」の大きさは、276×195×18mm。パンやパンケーキ、サラダなどをのせて、ワンプレートとして使いやすいサイズで、ブランチタイムにぴったりです。

「シャルキュトリーボード」の大きさは、315×207×18mmと、ブランチボードよりも少しだけ大きめです。シャルキュトリーとは、ハムやソーセージ、パテなどのお肉の加工品のこと。サラミやチーズなどの料理を盛り合わせれば、友人たちを集めたワインパーティーなどのおもてなしシーンなどに活躍します。

使用後は、水洗いか洗剤をつけたスポンジで洗うことができます。洗浄後はしっかり拭いて乾燥させてください。表面がカサついてきたら、ミツロウ、クルミ油などを塗ればツヤが回復します。

木のぬくもりが食卓を美しく演出してくれるブランチボードとシャルキュトリーボード。プレートとトレイの役割を兼ね備えた、普段使いにも特別な場にも重宝する嬉しいアイテムです。