バイヤーからのお便り
汗をかいても安心、洗える刺繍ネックレス
群馬県桐生市の刺繍工場で、丁寧につくられる「000(トリプル・オゥ)」の刺繍アクセサリーのお取り扱いが始まって3年が経ちます。大振りで色鮮やかなこのアクセサリーは、シンプルな夏服の引き立て役。飾り気のない服も特別なものに見えるので、ついつい、つける頻度が高くなるんです。
その一方で、汗ばむ季節は汚れも気になるところ。美しく使い続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
今週、長らく欠品していたアイテム達が、続々と入荷します。これを機に、これからお使いいただく方はもちろん、すでにお持ちの方が、汗ばむ季節に安心してお使いいただけるように、正しいお洗濯方法をご紹介します。
美しく使い続けるためのお洗濯方法
1、準備するもの
まずご準備いただきたいのは、ご家庭にもある下記の4つです。
1、中性洗剤
2、ボウル
3、タオル
4、ハンガー
中性洗剤ですが、ドラッグストアなどで販売されている、おしゃれ着洗い用の洗剤であれば大丈夫です。
ボウルは、ご家庭にあるもので大丈夫です。両手が使える20cmから30cm位のサイズ感が洗濯しやすいかと思います。
タオルは吸水性の良いものがベスト。サイズはフェイスタオルほどであれば十分です。
ハンガーはご家庭でお使いのもので構いません。素材もプラスチックや金属で大丈夫です。
2、洗い方について
まずは、お湯を入れたボウルに中性洗剤を溶かします。量はお使いの洗剤の使用量を目安にしてください。
お湯に中性洗剤を溶かしたら、その中にネックレスを浸し、10分程度つけ置きます。しっかりと洗剤が馴染んだら、糸の目に沿って、優しく撫でるように洗います。
汚れによりますが、10分から20分ぐらいを目安に、洗い終わるようにしてください。強く擦ったり、長時間のつけ置きは形状が崩れる恐れがありますので避けてください。
3、すすぎに関して
洗いが終わったら洗剤の入った水は捨ててください。ボウルにきれいな水、またはぬるま湯を張り、ボウルの中でネックレスを泳がす様にすすぎます。水を替え、何度かすすぎを行ない、しっかり洗剤を落としてください。
ここでも本体を、強く擦りすぎないに注意してください。
4、乾燥に関して
しっかりとすすぎが出来たら、次は乾燥させます。あまり強い力を掛けないよう、優しく手で押さえながら水分をとっていきます。
タオルドライで大まかな水分が取れたら、風通しの良い場所で、直射日光を避け、ハンガーに吊るし干しをします。しっかり珠の中まで乾燥させて下さい。乾燥が不十分だとニオイの発生の原因になりますのでご注意ください。
糸にクセがついてしまった際は、アイロンを浮かせながらスチームをかけるとクセやシワがとれます。アイロンを押し付けると、球がつぶれてしまうので、ご注意ください。
レースホイールネックレスは、球上のチェーン部分はスチームで、レースの部分は裏側からプレスをかけると、きれいに仕上がりますよ。
ケアタグについて
商品のすべてにお手入れ方法を記載したタグが付いています。すでに、購入済の方で、このケアタグをなくしてしまった方も、ご安心ください。ほとんどのアイテムは、このお洗濯方法で問題ありません。
ただ、やはりご自宅でもケアがおすすめできないものもあるんです。それが、ピアスやイヤリング、ブローチなど、金具がついているもの。どんなに乾燥をしっかりしたとしても、モチーフと金具の接続部分の隙間までは、水分を飛ばしきれない可能性があるそうなので、水洗いは避けたほうがいいですね。
シンプルな服を引き立ててくれる華やかな刺繍アクセサリーは、見た目が素敵なのは当たり前。それに加えて、軽くて、洗えるという、機能性も備わったハイスペックな一品です。
美しい色の大振りネックレスで、夏を楽しむ準備をしませんか。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。