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スキンケアは筋トレだ!プロに学ぶ、肌改革4ステップ

2024年08月19日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

肌にやさしい札幌生まれのスキンケア「SAVON de SIESTA(サボンデシエスタ)」。当店ではモリンガオイルでお馴染みで、すでに愛用されていらっしゃる方も多いと思います。

これまでオイルのみのお取り扱いでしたが、この度、ブランドを代表するアイテムである石鹸や、化粧水、シュガースクラブなど、日々のスキンケアでお使いいただけるラインナップが揃いました。

SAVON de SIESTAのアイテムを使ったスキンケアについて、ブランド代表の附柴(つけしば)さんにお伺いしました。アトピー肌のバイヤー畠田が実際に使ってみて感じた使用感もレポートします。

スキンケアは、自分と向き合う時間

はじめに自分の肌質の話をさせていただくと、わたしは子供の頃からアトピー肌で、ほぼ年中かゆみや赤みがある状態。肌が荒れてきたらアトピー性皮膚炎の薬を塗り、改善してスキンケアを通常運用に戻すと少しづつ肌状態が悪くなっていき、かゆみに耐えられずまた薬に頼る……という繰り返し。

そんな生活なのでスキンケア製品は「低刺激」と言われているものでも刺激を感じることが多く、「自分に合うものを探す」ということにすら、諦めを感じていました。

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2017年にもインタビューをさせていただいた附柴さん

そんな時にすっと心に響いたのが「スキンケアはセルフケア。”自分と向き合う時間”として大切にしてほしい」という附柴さんの言葉。まずは自分の今の状態を知ること。スキンケアは自分と向き合うことなんだな、という気づきがありました。

附柴さん自身も肌が弱く、市販の化粧品や石鹸で肌荒れした経験があったことから、自分のために石鹸をつくりはじめたことが、SAVON de SIESTAのはじまり。製品はすべて防腐剤、合成香料、着色料不使用で、肌にやさしい配合です。

普段は新しいスキンケア製品を使うことを避けがちなのですが、附柴さんの作るものなら大丈夫かも……?と思い、使い始めました。

4stepのシンプルケア

左から、やぎのミルク石鹸、スキンローション、シュクレ、モリンガオイル、艶肌オイル

「スキンケアは筋トレと一緒。肌に良いことを時々やっても効果は感じにくくて、毎日ちょっとずつでも続けることで成果が出るんですよ」と附柴さん。つやつやで若々しい肌の附柴さんがそう仰るのだから、何よりも説得力があります。

毎日続けられるように、スキンケアのステップはいたってシンプルです。

step1.まずは石鹸で「汚れを落とす」

当店でお取り扱いしているのは、サボンデシエスタの数ある石鹸の中でも、とりわけ人気の高い3種。やぎのミルク石鹸あずき石鹸雪肌石鹸です。

なかでもアトピー肌のわたしがこれだ!と思ったのは、「やぎのミルク石鹸」。配合されている「アボカド油」はベビー石鹸にも使われるほど刺激が少ない油脂成分で、お子様と一緒に使っている方も多いんだとか。

やぎのミルクは潤いを長時間持続させてくれるので、洗い上がりもしっとり。ふくふくとした泡で心地よく肌を包み込んでくれます。

step2.シュクレで次に使うものの「効果を高める」

そして次に、北海道産のてんさい糖と植物オイルでできたマッサージ&スクラブ剤の「シュクレ」。

聞いて驚いたのが、「シュクレは毎日使うと良いですよ」という附柴さんの言葉。スクラブというと肌に負担があるため「週1回くらいの特別ケア」というイメージがありませんか?シュクレはむしろ日々継続的に使うのがおすすめなんだそうです。

塩を使ったスクラブはよく目にしますよね。砂糖は塩よりも溶けやすい上に粒子も細かいため刺激が少なく、赤ちゃんのおむつかぶれケアにも使えるほどだとか。

「使うタイミングは朝でも夜でも良いですが、わたしは朝に使っています。砂糖の浸透圧の効果で肌にしっかりと水分が入っていくので、化粧のノリも良くなるんです。」と附柴さん。豆を煮る時に砂糖を何度かに分けて入れるとふっくら柔らかく仕上がるのも、この浸透圧のおかげなんだそうです。

実際に使ってみたところ、確かにこの後に化粧水をした時の水分の入り方が全然違い、すぐに効果を感じられました。最初だけざらっとしますが、手でくるくると伸ばしている間にすぐ溶けて、肌に馴染んでいきます。容器が小さめなのですぐになくなってしまいそう……と感じましたが、一度に使う量は小さじ1/3とほんの少しなので、思った以上に長く使えそうです。

step3.化粧水で「水分を補う」

そして、「スキンローション」で水分を補います。

まずつけて驚いたのが、本当に刺激がゼロだったこと。低刺激をうたった化粧水でもほとんどぴりつき感を感じてしまうため、全く刺激がなかったことに感動しました。

使用感はとてもさらっとしていて、べたつき感も無し。「これで本当に乾燥しないのかな?」と思ったのですが、「粘度が高いと、保湿力が高くて肌にとって良いかというと決してそうではないんですよ。」と附柴さん。

肌の揺らぎは、ホルモンバランスの乱れや季節による気温差によることが多いもの。普段使うものに炎症をおさえる効果があれば、肌のバリア機能が弱っている時に守ってくれるんだそう。附柴さんはこの化粧水を使い始めてから、季節の変わり目に肌が荒れることもなくなったとか。

また、使っていて嬉しかったのが香りの良さ。敏感肌向けの低刺激な化粧水は無香料のものが多いですが、このスキンローションはさわやかでやさしいダマスクローズの香りです。このローションだけでなく、サボンデシエスタの製品は合成香料を一切使っておらず、全て植物由来のナチュラルな香り。自然で心地よい、呼吸が深くできる香りです。

step5.オイルで「保湿する」

左:モリンガ(現在はパッケージが変更となっています)、右:艶肌

シエスタオイルセラム モリンガ」と「シエスタオイルセラム 艶肌」の2種類。いずれもさらっとした付け心地が特徴の高品質なオイルで、艶肌はより品質の高い植物オイルを厳選し、エイジングケア※に特化して作られた美容オイルです(※エイジングケアとは、年齢を重ねた肌に応じたケアの事)。

肌のバリア機能を保ちトラブルを防ぐのは、なによりも「保湿」。

石鹸の材料を卸してくれている商社の社長さんからの紹介で、附柴さんはモリンガオイルと出会ったそうです。その社長さんはモリンガオイルを使った加工品(クリームや石鹸)をつくることを想定していたそうですが、「これはオイルとしてそのままお肌に使うのが一番いい」と附柴さんは判断。そんな逸話からも、純度が高く高品質なオイルであることが伺えます。

「特に、オイルでの肌ケアにトラウマを持っている方にこそ、この使い心地を知ってほしい」と附柴さん。本当にべたつきがなく、つけたっけ?と思うほど、ぐんぐん浸透していく使用感。モリンガオイルについては長くお取り扱いしていく中でつかい手の声もたくさんいただいているので、そちらもご参考にしてくださいね。

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洗顔した後は化粧水と保湿のためのオイルだけ、という至ってシンプルなスキンケア。品質や成分に妥協しないものづくりをされているSAVON de SIESTAのアイテムは肌負担なく使い心地も良く、手で肌に触れた時にすぐに効果を感じやすいこそ習慣化できるんだなと感じました。わたしも、「スキンケアは筋トレ」を合言葉に、肌と向き合う時間を大切にしたいと思います。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。