高知の珊瑚ブローチ大 小菊B 【当店限定】すべて1点もの、高知から届く稀少な宝石珊瑚のブローチ
27,500 円(税込)
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この商品のえらび手
スタイルストア バイヤー 加藤 紀子 (カトウ ノリコ)
ショッピングユニットでバイヤーをしています。衣食住にまつわるすべてのことに興味があります。暮らしを楽しみたいという気持ちを大切にしたいと思っています。
商品仕様 / 注意事項
■素材/原料 :
本体:深海宝石珊瑚、回転式ブローチピン:洋銀
■サイズ(約):32×38mm
■重量 :約14g
■硬度 :3.5
■製造国 :日本
■化粧箱入り
■ご使用後はシリコンクロスなどの柔らかい布で汗や汚れを拭き取ってください。
■天然素材を使用している為、実際の色、質感、サイズに多少の差があります。予めご了承下さい。
■ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
■珊瑚の主成分である炭酸カルシウムは、酸に溶けやすい性質があります。汗、果汁などの酸性のものが付着したり汚れたりした場合は、柔らかい布で丁寧に拭き取って下さい。
選定理由
ずっと使える
高い機能性
優れたデザイン
エコ・健康
伝統的
希少価値が高い
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高知県が珊瑚の世界的な産地であることをご存知でしょうか?19世紀に、当時一粒でも舟一艘の価値があると言われていた、上質な血赤珊瑚が土佐湾沖で採れたことをきっかけに、高知での珊瑚漁が活発になったとされています。明治時代には、本場イタリアからバイヤーが高知へ買い付けに来るように。
高知の珊瑚ブローチ大 小菊B
こちらでご紹介するのは、高知県で昭和中期に珊瑚専門の職人によって見事な彫りが施された、宝石珊瑚のブローチです。現存する珊瑚を彫ることのできる職人は今やほんの数名だそう。珊瑚そのものの希少性と相まって、同じものを制作しようとしたら、販売価格は約3倍になると言われるほど貴重なブローチです。すべて1点ものとなり、同じものの再入荷はありません。
100年以上の月日をかけて深海で育つ稀少な珊瑚
珊瑚の宝飾品としての歴史は古く、日本では、聖武天皇の王冠に珊瑚が飾られていたという記述があるそうです。世界的には地中海が珊瑚取引の中心地で、独特の赤い色合いから、お守りとして身に着ける習慣が各国に見られてきました。
こちらのブローチに使われている珊瑚は、ハワイ諸島の北西、東京から約4,100キロに位置するミッドウェイ産の「深海珊瑚(水深1,000m前後の深海で採れる珊瑚のこと)」。深海なのでかなりの水圧のもとで成長する珊瑚は、1年がかりで直径約0.3ミリしか育たないそうです。つまり宝飾品として加工できるようなレベルに成長するまでには100年以上の年月が必要になります。
特別に分けて頂いた、昭和中期の美しいブローチ
日本のみならず、世界的な珊瑚の産地であり取引の中心地である高知県。ですが、特に若い世代の皆さんにはその事実は知られておらず、職人の減少に伴い、近年地元でさえ宝石珊瑚の流通数は激減しています。
高知の珊瑚ブローチ大 小菊Bを着用
今回、この一点もののブローチを皆さんにご紹介できるのは、高知で長く珊瑚商社として活躍されてきた会社の社長さんが、若い世代にも珊瑚の魅力を知ってほしい、海外に輸出するのではなく、やはり日本人に珊瑚を身に着けてほしいとの思いから、手元に保管していたコレクションの一部を提供してくれたことで実現しました。
珊瑚を彫るのは非常に難しく、原木を切って加工する段階で穴やキズがあったり、目に見えないヒビが入っていて彫り進める中で急に割れたり…と非常にい難易度もリスクも高い仕事。また素材が稀少で高価なため、練習自体が難しく、職人の育成が困難という事情もあるそうです。
職人の技を、珊瑚の美しさを愛でながら
腕のいい職人さんは、そんな珊瑚の個体差や癖のようなものを読みながら、手加減しながら、花や葉の模様を彫っていきます。穴(自然に形成されるもので本来不良ではありません)が出てくれば、デザインの一部として一体化するように彫る。その調整力と造形力が腕の見せどころなのだとか。
こちらは大サイズのモチーフです
珊瑚の美しさ、彫りの素晴らしさに共感し、この自然が育む色合いと質感を愛でながらご愛用頂ける方のお手元に、この稀少な一点が届いてくれたらと願っています。