大久保ハウス木工舎/調理匙 栗 へらと匙、一本2役の調理匙

4,730 円(税込)

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へらと匙、一本2役の調理匙

Point

    調理道具ひとつでこんなに料理しやすくなるのかと気づかせてくれる、大久保ハウス木工舎 大久保さんが作るアイテムたち。

    中でもこちらの調理匙は、とにかく「食材を返しやすい」のが特徴。特に家庭で出番の多い20cm以下の鍋・フライパンとの相性が良く、桜の木のへらと並んで一家に一本あったら良いと実感した道具です。

    食材を返しやすいその理由

    まずご覧いただきたいのがこちらの動画。当店の料理の師匠、フードスタイリストの江口恵子さんが愛用されているシーンです。

    フードスタイリストの江口恵子さん。当店でも、レシピを教えていただいたり、料理や道具についてアドバイスをいただいています

    江口さんやつくり手の大久保さん・修子さんご夫妻とお話し、私自身も実際に使ってみて見えてきたのが、「特に小さい鍋を使う時に食材を炒めやすい」、「匙のカーブが鍋肌にフィットしやすくて返しやすい」、「柄から匙の先端に力が伝わりやすくて、意図通りに食材を返せる」という3つのポイントでした。

    1、小ぶりで、小さめの鍋を使う時に炒めやすい

    もともとブーメラン型の桜の木のへらを愛用していたので、調理ヘラはそれ1本で十分。そんな風に思っていたのですが、この調理匙を使ってみたら、「鍋やフライパンのサイズや形によって調理道具を変えた方が、断然食材を炒めやすい」ということに気づかされました。

    上:調理匙(長さ約26cm、横幅約4.5cm)、下:桜の木のへら(長さ約30cm、横幅最大5.5cm)

    調理匙と桜の木のへらを並べてみると、調理匙は柄の長さも横幅もひとまわり小ぶりです。

    鉄フライパンのサイズは、直径約20cm(両手フライパン:Metal NEKO

    鍋に対して道具が大きかったり角度が合わないと、かき混ぜにくく取り回しがしにくいもの。

    この調理匙の場合は小ぶりなので、18−20cmの比較的小さい鍋やフライパン、特に小さなスキレットや寸胴鍋など「縁が直角に立ち上がっている鍋」を使う時に、小回りが利いて炒めやすい仕上がりです。

    2、鍋肌にフィットしやすい匙のかたち

    匙の形がカーブしていて、鍋やフライパンの側面の肌にぴったり沿ってくれるので、食材を返しやすいのもポイントです。

    アルミ鍋:中村銅器製作所(直径18cm)

    このゆるやかなカーブが絶妙。炒める時に食材をちゃんと引き連れてきてくれます。

    3、先端に力が伝わりやすい柄のデザイン

    この調理匙を使っていると、意図した通りに気持ち良く返すことができていることに気が付きます。その秘密は、匙の先端に力が伝わりやすい柄の形。

    柄は細い方が、先端に力が伝わりやすいもの。ですが、細くしすぎると先端の頭の重心が重くなってしまい、持った時に違和感が出てしまいます。

    そのバランスを取るのはとても難しいのですが、大久保さんが作ると、まるで「指の延長」みたいに意図通りに食材を返せるように仕上がっているからすごい。

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    これは、大久保さんが1点ずつ鉋で削り、素材を手に持って確かめながら、違和感がないように調整しているから。これまでに途方もない数の道具を作る中で培われた繊細な感覚があるからこそ、他にはない仕上がりの調理匙が生まれるのですね。

    また、やすりではなく鉋で削っているため、表面に傷が少なく劣化しにくいのも嬉しいところです。

    この調理匙1本で、返しヘラやスプーンにもなります

    この調理匙は、食材を炒める時以外にも、さまざまなシーンでお使いいただけます。

    ひとつは、返しヘラとして。先端がゆるやかにカーブしているので、鍋と食材の間にすっと入りやすく、目玉焼きやオムレツ、ホットケーキを作る時にも使えます。

    一番のつかい手である、奥さまの修子さんが作られたおいしそうなピーマンの肉詰め

    続いては、食材を焼いた後、煮汁やソースを絡めたい時。匙の部分が曲線になっている分、ハンバーグやお魚の照り焼きなど、返しヘラとして使った後にそのまま絡めることができるのも嬉しいポイント。1本でヘラとスプーンの役目を果たしてくれて便利です。

    お豆腐やポテトサラダ、アボカドなどをつぶしたり混ぜたり、サラダを和えるのにも便利。菜箸やスプーンを使うよりも食材に触れる面積が広いので、手早くつぶしたり混ぜたりしやすいですよ。

    また、ボウルの曲線に沿う形なので、側面についた食材やソースをこそげ取りながら混ぜることができます。

    キッチンに置いてあるとつい手に取って使ってしまう、指先の延長のように使える調理道具です。ぜひ大久保さんがどんな風に制作されているのか、工房で制作されている様子もご覧ください。

    経年変化につきまして

    上:未使用のもの、下:約半年間使用したもの(鉄のフライパンと一緒に使っていたため、先端が黒く変化しています)

    お届けする調理匙は、最初白っぽい状態です。使っていくうちに深い色合いに変化していきます。

    ブランド紹介

    大久保ハウス木工舎 (オオクボハウスモッコウシャ)

    この商品のえらび手

    柳沼 周子

    スタイルストア バイヤー 柳沼 周子 (ヤギヌマ シュウコ)

    仕事を始めてから小売業一筋。ひっそりと産地にある名品発掘に喜びを感じます。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、がポリシー。

    商品仕様 / 注意事項

    ■素材/原料 :天然木(栗)
    ■サイズ :全長約26cm×横幅最大4.5cm
    ■重量 :約17g
    ■原産国 :日本(長野県)
    ■天然の栗の木を使用している為、実際の色、質感、サイズに多少の差があります。
    ■ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。

    選定理由

    ずっと使える

    高い機能性

    優れたデザイン

    エコ・健康

    伝統的

    希少価値が高い

    つかい手の声

    4.8
    つかい手の声 件数:31
    • 投稿日:2024年6月19日

      大久保ハウス木工舎の「桜の木のへら」を使っていて、デザインも使いやすさも気に入っていたので、こちらの調理匙も購入しました。ミルクパン等の小さな鍋やフライパンで使うことが多いですが、食卓にそのまま出せるデザインなので、取り分け用の匙としても活躍してくれています。


      愛知県 | 50代 | 女性 | 未登録 さん

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      1人が参考になった

    • 投稿日:2024年3月3日

      どのような鍋料理、フライパン料理をするのにも重宝してます。
      鍋やフライパンの当たりの音も優しいので、穏やかに調理ができます。


      鹿児島県 | 40代 | 男性 | だんな さん

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      1人が参考になった

    • 投稿日:2024年1月2日

      少し高価ですが買ってよかった。

      特に少し深い鍋の調理に威力を発揮するようでとにかく使い易く鍋の端をかき混ぜる際にこの調理器具の凄さを感じてます。

      長く愛用する可能性が大です。


      静岡県 | 40代 | 男性 | オザック さん

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