バイヤーからのお便り
不朽の名作のセミオーダー
定期的にご要望をいただく、コサインのドレスラックセミオーダー。
毎回ご好評をいただいているこちらの限定受注も、今回で4回目。
ドレスラックの魅力は今までもたくさん語ってきましたが、
・シンプルで和洋のテイストを問わない
・軽くて女性ひとりでも持ち運びできる
・折りたためばわずか7cm
というのがポイント。
発売されて25年以上経っても変わらず愛され続ける名作です。
今回は、そのセミオーダー企画。サイズはご自宅に合ったものをお選びいただければと思いますが、樹種で迷ったときにはぜひ「メープル」をお勧めしたいなと思います。
コサイン製品の美しさを最大限に感じられる素材
ドレスラックにはいくつか樹種がありますが、一番人気は「メープル」です。ドレスラックを始め、お昼寝ソファや、エントランススツールなども主にメープル材。コサインの代名詞ともいえる素材なんですね。
コサインがメープル材でのものづくりを大切にする理由は、大きく二つあります。
ひとつは、加工技術を最大限に生かせる素材であること。 仕上げは製品の完成度を決定づける大事な要素ですが、コサインの真骨頂はここにあり、といっていいほど、本当に仕上げや加工が美しいんです。 メープルは硬く丈夫なため家具材にも適していて、ディテールを美しく表現できる材料なんだそうです。
もうひとつは、経年変化を特に楽しめる素材であること。無垢材は使い込むにつれて経年変化するものですが、中でもメープルは色の移り変わりが豊かな樹種でもあります。
コサインはつくる家具は、長く暮らしに寄り添う生活道具。「生活の中で一緒に育っていく楽しみにしてほしい」という気持ちも込められています。
インタビューで青山のショールームへお伺いしたとき、とても印象的だったのが「ドレスラックは全方位から見られるようになっているから、どこもごまかせない」というコサイン宮川さんの言葉でした。
ごまかす、というのは悪い意味ではなく、長い年月をかけて育った木を無駄にせず最後まで使い切るために「節のある木材はなるべく目立たない位置に使う」といった工夫のこと。いわゆる「適材適所」ですね。
同じ種類の材でも、木目の濃さ、曲がり具合、木肌の色、杢の有り無しなど個性がありますが、ドレスラックはどの方面から見られても美しいように作られています。
「安価な類似品と比較しつつ迷いに迷って購入しましたが、結果はこちらを選んでとても良かったです。」というお声を複数いただくのは、素材選びや仕上げに対するコサインのこだわりがあってこそなんだな、と改めて感じます。
セミオーダー期間中は計4サイズをご用意
ドレスラックの定番は、
レギュラー:幅75.5cm(約17着分)
ワイド:幅104.5cm(約29着分)
の2種類。
今回セミオーダー頂けるのはその前後2サイズです。
【1】ドレスラック W650 メープル/ウォールナット
幅65cm(約13着分)
レギュラーより10cm幅が狭いタイプです。
玄関や脱衣スペースなどコンパクトな場所におすすめです。
なお、W650にオプショントレーをつける場合は専用サイズとなりますので、こちらをご注文ください。
【2】ドレスラック W850 メープル/ウォールナット
幅85cm(約21着分)
レギュラーより10cm幅が広いタイプです。
「レギュラーでは小さい、ワイドでは大きい」というお客様のご要望を受け、実現したサイズです。
レギュラーより4着ほど多く掛けられます。
レギュラーサイズのキャスター付きも
レギュラーで約4.3kgなので、大人が持つには負担なく移動させられますが、掃除のときなど服を掛けたままちょっと動かしたい、という時にはキャスター付きだと便利です。ということで、「ドレスラック レギュラーキャスター付き」もオーダーを承ります。
【3】ドレスラック レギュラーキャスター付 メープル
全幅75.5cm(ラック部分幅51cm)
キャスターが取り付けられる特別仕様でお届けします(キャスターは説明書に沿ってお客さまご自身でお取り付け頂きます)。
以上、全3種類が期間限定で特別にご注文頂けるセミオーダー品となります。
長く暮らしを共にしてほしいから、なるべくお客様からのご要望にはお応えしたい、そんなcosineのキモチが込められた3種類。期間限定特別価格でセミオーダー頂ける貴重な機会となっています。
ご注文期間は、「2019年2月6日(水)から3月10日(日)」まで。
2月16日以降、順次お届けいたします。
(キャスター付きは受注生産になりますので、4月上旬頃から順次発送となります。)
服やコートはもちろん、バッグやストールを掛けてもサマになるドレスラック、この機会にぜひ多くの方にご覧頂けたらと思います。
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「ラック以上に活躍する、コサインのドレスラックと暮らして」
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「旭川で作られる木工品のストーリー cosineインタビュー」
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ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。