みんなの愛用品
この着心地は初めて!私がVネックニットを好きな理由
皆さまこんにちは、バイヤーの柳沼です。
今年は寒波の影響で、例年になく寒さ
厳しい冬ですね。
今日ご紹介するニットのメーカーさん
があるのは新潟県。積雪も多く、日に
よっては水道が凍ったりと大変そう。
皆さまも身体を冷やさないよう充分
ご注意くださいね。
さて、先日アクリル毛布と天然繊維
の毛布の違いに関するコラムを
書いたのですが、
今度は、洋服の「ニット」で同じような
経験をしました。
あまりに寒いのと、SALEの時期だった
ので、つい値段に負けて暖かそうな
ニットを買ったのです。よく見たら、
素材の7割が化繊(アクリルとナイロン)。
電車などで暑くなり、汗ばむと、これが
蒸れるんですよねー(涙)。
首の周りをハンカチで拭きながら、
やはり身に着けるものも天然繊維が
一番だなと実感した次第です。
コシがあるから、普段着として快適!
そんな実体験も含め、あーやっぱり
これは買ってよかった!と思ったのが、
DRESS HERSELFのシルクコットン
Vネックニット。これはスリーシーズン
着られる、使い勝手のいい一着です。
素材は絹と綿が半々。
シルクのニットというと、女性らしく着る
ことが出来て肌触りも抜群ですが、
繊細な編地で取り扱いに気を使うという
イメージがあるかと思います。
しかしこのニットは、しっかりしていて、
コシがあるというか、テロンとしすぎず、
シルエットがきれいに出るんですよね。
サイズ感もたっぷりしていて、どんな時も
突っぱったり、動きにくい感じは一切
せず、でもだらしなく見えないのがスゴイ。
その理由は、ニットの質感がしっかりして
いるのと、絶妙な長さのリブが、手首と
ウエスト周りをスッキリ見せてくれるから。
身体の線を拾わず、透け感もナシ。
つい手に取る頻度が上がる、
便利で着心地のいいニットなのです。
独特の着心地の秘密は「撚糸」
シルクなのに普段着として気負いなく
着られる肉厚な感じ、その秘密は
「撚糸(ねんし)」という糸の加工法に
ありました。
シルクとコットンそれぞれの糸を撚って
編んでおり、綿の糸も毛羽のない
上質のものが使われてるそうです。
だから、しっかりした生地感に加え、
私が嫌いな「毛玉」が非常にできにくい!
という素晴らしいメリットも。
春も秋も活躍するシルクコットンニット、
日本製ならではの素材へのこだわり、
ディテールにこだわった女性らしい
デザイン。一見他でもありそうな服に
見えて、なかなかこういった気の利いた
ニットには出会えないもの。
素材の気持ち良さにこだわる女性に
ぜひ袖を通してほしい一着です。
2020年秋 新色が2色加わりました
久しぶりの新色は、ブラウンなのに落ち着きすぎず、女性らしい雰囲気で着ることができる「セピア」。
水色とライトグレーが混じったようなニュアンスのある色「ブルーグレー」の2色。
いずれのお色もほかではなかなか見かけない、DRESS HERSELFらしい発色です。こちらもぜひあわせてご覧になってみてくださいね。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。