久しぶりに「着心地の良さ」と「雰囲気の
良さ」を兼ね備えたニットに出会いました。
DRESS HERSELFが、地元新潟で昔から
仕事を共にしてきたニッターさんと共に
作った、シルクコットンのセーターです。
海外の女優さんのプライベート写真で、
なんてことないニットとパンツというような
スタイルでも、すごくかっこよく見える
方っていますよね。
シンプルな服装でも雰囲気よく見える、
見えない、の差はなんなのか?

ともすると地味な印象になりやすい「カーキ」も女性らしい印象に。
このシルクコットンニットに出会って、
その決め手は「服そのものがかっこいい
かどうか」も大きいんだなと実感。
DRESS HERSELFをつくる山忠さんの
こだわりを聞き、このシンプルなニットが
「なんとなく他のニットより素敵に見える」
理由もわかってきました。
シルクとコットン、気持ちよさと実用性
ニットの産地で編まれる美しい一着
このニットはシルク50%、コットン48%、
ナイロン2%という素材構成。ナイロンは
主に強度を出すためにごく少量入って
います。

厚すぎず薄すぎずの絶妙な肉厚。裾をインしても大丈夫です(ニット以外はモデル私物)。
主役のシルクとコットン、2つの素材が
使われているのがポイントで、まず一つ目
は、2種類の糸を染めて編むことで、
染まり方の違いから美しい杢色になること。
濃淡2色の糸が、奥行きのある表情を
作ります。

近くで見ると、ダークブラウンと黄みがかったカーキ2色で編まれているのがわかります。
二つ目のポイントは「撚糸」といって、
シルクとコットンそれぞれの糸を撚って
編んでいるので、、型崩れしにくく、
しっかりしたセーターになっていること。
シルク100%は、肌触りの良さという面
では最高ですが、やはり繊細な編地で
繊維自体も細くやわらかい為、取り扱い
には気を使いますし、摩擦に弱いという
弱点もあります。
普段着として気楽に着用できる強度が
あり、夏は涼しく冬は暖かいシルクの
特性が生きたニット。
透け感もなく、たっぷりしているので
身体や下着のラインが響くこともなく、
安心して気持ちよく着られる一着です。
女性をやさしく包むニットに込められた想い
ディテールへのこだわりはさすが
素材と色遣いの妙に加え、ディテールへの
こだわりは、さすがDRESS HERSELF。
ゆったりしたシルエットなのに、裾や
袖のリブ使いで、スッキリした印象に。
7号から11号体型ぐらいの方まで、
美しく着て頂けます。
ドロップショルダーでも、ニットに落ち感
があって、細身に見える点もポイント。

どんなボトムにも合わせやすい着丈。胸から腰にかけてきれいに落ちるので、ダボついて見えない。
一般的なVネックより、開きが広めで、
鎖骨をきれいに見せてくれます。
こういったちょっとした差の積み重ねが、
「シンプルなのにどこかかっこいい」という、
他とは違った雰囲気を作りあげるんですね。
最後、私が聞いて印象に残った、
デザイナーからのメッセージで
締めくくりたいと思います。

「素材の進化が進み、最近は驚くほど
気持ちのいいアイテムに出会えるように
なりましたが、夏涼しく冬暖かく、保温性・
吸湿性・放湿性に優れ、UVも通しにくい、
蚕が自分を守るために作り出す天然繊維
であるシルクに勝るものはないと思います。
健康は自分だけのものではない
DRESS HERSELF世代の女性たちには、
日々身に付ける洋服にも、デザイン性に
加えて「健康」という概念を、しっかり
取り入れてもらいたいと願っています。」

ホッとするあたたかさであなたを包むニット、
新潟メイドの上質さ、女性に優しい素材の
気持ちよさを味わってみてください。
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