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一生ものの、キッチン道具

一見高く思えるかもしれないけれど、正しく手入れすれば、ずーっと使える「一生もの」のキッチン道具。
長く使えるだけでなく、使い心地も一級品!な道具を集めました。
当店スタッフがリアルに数年使った経年変化具合もご紹介します。
削り直しをすることも見越した厚みで作られています
woodpecker/いちょうのまな板 まる中
柔らかく弾力性があり、切りやすく切り残しが少ないいちょうのまな板。水はけが良く、乾きが早いため衛生的で扱いやすいのも特徴です。woodpeckerのまな板は削り直しが可能で、長く愛用できる設計。サイズや形の展開も豊富で、ご自宅にぴったりなものが見つかるはず。
そろそろ削り直し…と思い早2年。切り心地はずっと一級品

使い始めて約9年。切り傷の凹凸や黒ずみが結構目立つようになってきたので、そろそろ削り直しをしてもらおうかな…と思いながら2年ほど経ちました。本当に使いやすいので、削り直しに出して長期間使えないのが惜しく、なかなか依頼できていません(笑)同じくいちょうのまな板愛用者で、一足先に削り直しをしているバイヤー柳沼・中井の削り直し後のまな板は、本当に白くてすべすべになっていて、新品みたいで驚きました!
お肉や揚げ物などは洗いやすいゴム製まな板を使うことが多いですが、野菜のカットはいちょうのまな板一択。切り残しなく、トントントンと心地よくカットできるので、癖になる切り心地です。
by バイヤーバイヤー畠田
フワフワでじゅわじゅわのだし巻きは、銅製でしか作れない
中村銅器製作所/銅玉子焼き器 関西型 12cm長
家庭で本格的なだし巻き卵を簡単に作れる玉子焼き器。銅製のため熱伝導率が高く、均一に火が通り、ふんわりとした仕上がりに。内側の錫引き加工で油なじみも良く、使いやすさが魅力です。
9年愛用!道具が卵焼きをおいしくしてくれます

愛用しはじめてから9年が経ちました。初めて中村さんの工房にお伺いした時に30年ものの卵焼き器を見せていただき、「まだまだ現役、ずっとおいしく作れてますよ」と聞いて以来、ずっと愛用しています。
使い続けて実感しているのは、「この卵焼き器で焼くだけで、特にテクニックがなくても大概おいしくなる」というところ。銅は熱伝導が高くて熱も均一に伝わる分、短時間でも中にしっかりと火が通って水分が飛びにくい素材。適当に作ったとしても、パサパサとした乾燥感もなくしっとりふっくら仕上がってくれるのです。
銅製卵焼き器を使いはじめてから、他の素材のフライパンと比べても失敗しにくいので、夫も以前より出し巻き卵焼きを作るようになりました。よく熱して油をきちんと引いていればくっつく心配もそんなにありません。後片付けも、お湯で洗い流す&隅は棕櫚たわしでサっと擦るだけ。お手入れも意外と楽ちんなので、料理好きではない方にも実はおすすめです。
by バイヤー中井
これは一生くっつかない、という実感
PRINCE/しゃもじ
PRINCEの「しゃもじ」はご飯がくっつかないのが特長。表面だけフッ素樹脂加工しているのではなく、ヘラ部分そのものをフッ素樹脂の塊で作っているため塗装の劣化の心配がなく、くっつかない状態がずっと続きます。ヘラ部分がテーブルに触れない設計で、一時置きも安心。
ごはん粒がくっつくストレスから解放!

まだ使い始めて約2年、と他の道具と比べると愛用歴が浅いのですが、「これは確かに一生ごはん粒がくっつかなさそう…!」という使い心地。ほぼ毎日使って洗ってを繰り返していますが、へら部分にも柄の部分も特に大きな質感の変化は見られませんでした。
決して安くはないので購入するまでとても悩みましたが、今ではもっと早く買えばよかった〜!と思える逸品。ごはん粒がしゃもじにくっつく苛立ちから一生解放されたなと思います。
by バイヤー畠田
ご飯が美味しいと、毎日の幸福度が上がります
松田美智子の自在道具/鉄の小さなごはん鍋
料理研究家の松田美智子さんプロデュースの、1-1.5合炊きのごはん鍋。ムラなく熱を伝え、短時間でふっくらとしたご飯が炊きあがります。IH対応で収納も簡単、揚げ物や煮物にも使えます。お手入れも簡単で、焦げ付きにくい設計です。
すぐ炊けるから、「炊きたて」が習慣になる

使い始めて約5年。お米は必ずこの鍋で炊いていて、ほぼ毎日使っています。使い込んで底面も変色していますが、錆びではなさそう。購入当初は表面に透明シリコン塗装(食品衛生法に準拠したもの)がされていますが、その塗装はすっかりなくなっています。でも、ご飯が焦げ付いたりすることもなく快適に使えています。
この鍋を使い始めるまでは、ある程度まとめて炊いて冷凍保存していましたが、やっぱり炊いたばかりのご飯はおいしい!!炊飯時間と蒸し時間合わせても約10分で食べられるので、都度お米を炊く習慣ができました。
by バイヤー畠田
どんどん使いやすくなる鉄鍋、ハンドルも交換可能
松田美智子の自在道具/自在鍋+自在鍋木蓋
小ぶりで深さのある形状のオールマイティな鉄の調理鍋。炒める、茹でる、煮る、揚げるをこなす万能さが魅力。逆手で持てる持ち手や、少ない油で調理できる特性により、使いやすさも抜群です。ハンドルも傷んでしまったら交換可能なつくりをしているので、長くお使いいただけます。
油が馴染んで、育ってる実感が持てます

約5年ほど使って、油が馴染んでいい感じになってきました。食材がくっついたりすることもなく、育ってる嬉しさを感じます。使い終わったら鍋の中でお湯を沸かして、ササラでしゃかしゃかと洗い、火にかけて乾かすだけ。手入れも楽で、我が家の一軍として活躍しています。
「深型の楕円形」というのが本当に便利で、我が家では炒め物から揚げ物、茹で物まで、なんでもこの鍋を手にとってしまいます。この形の鍋は他にほとんど見つけられないので、ぜひこの便利さを感じていただきたいです。
by バイヤー畠田
「大根おろしだけ」が食べたくなる、極上のふわふわ感
ツボエの極上おろし金 箱
ふわふわの大根おろしを簡単に作れる逸品。110年以上の技術を結集したこのおろし金は、鋭利な刃と4方向の目立てで、繊維を潰さずに美味しさを引き出します。付属のシリコン蓋やザルで使い勝手も抜群です。
人参も大根もフワッフワ、もう大根おろしはこれ以外使えない

使い始めて約5年。刃は購入当時とほぼ変わらない切れ味のように感じます。滑り止めにもなるシリコンの蓋やザル部分にも、ほとんど劣化が感じられません。ステンレスは状態が変わらないまま長く使えるのがいいですね。どのパーツも洗いやすく、いつもサーっと水で流すだけで手入れが楽です。
大根おろしが大好きで、みぞれ鍋がおいしい冬の間は特にたくさんおろすのですが、鋭利な目立てのおかげでするするおろせるこの大根おろしに慣れると、他のものが使えなくなってしまいました。
by バイヤー畠田
最初にこの一揃えがあれば、何でも作れる
Three Snow 新越ワークス/フタ付ざるボウルセット
頑丈なざる、安定感のあるボウル、便利な蓋の9点セット。持ち手付きのざるは使いやすく、底上げ設計で衛生的。ボウルは浅型で混ぜやすく、蓋はボウルとあわせて食材の保存や水切りにも。新潟県燕三条の技術が光る高品質で、長く使える耐久性を誇ります。
単体でも組み合わせても、日々大活躍

使い始めて約6年。セットに含まれるザルは、別のスタッフに譲ってしまったので(わたしの場合、同つくり手の盆ざるを使うことが多いため)写真には写っていません。元々ボウルの内側はピカピカの鏡面仕上げなのですが、使っているうちに細かな傷が入ってマットな質感に近づいています。
ボウルでお肉の下味をつけて蓋をして冷蔵庫で保存、蓋を使って粉をつけて調理…と、組み合わせても単品でも大活躍。3サイズ全て頻繁に使っていて、過不足ないと感じます。
by バイヤー畠田
こちらでご紹介したのは、いずれも世代を超えて受け継ぐこともできる、つくりの良い道具ばかり。初期投資はかかっても、「ずっと快適に使える」「買い替えなくて良い」というのは嬉しいですよね。
長く使える一生もの、愛用品としてお迎えいただけばと思います。
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ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。