テーマ別おすすめアイテム
器好きが偏愛する「推しの器」
「自分の好みでついつい同じような器を選んでしまう」
「見た目はお気に入りの器だけど、なんだか使いにくくてあまり手にとらなくなってしまった」
なんて経験はありませんか?
使い勝手が良い器を選ぶのって、実はとっても難しい。
これまでたくさんの器を手にしてきたバイヤーが辿り着いた、「本当に使い勝手が良い、食器棚の最前列にある器」をご紹介します。
稼働率No1!これがあればなんとかなる
Jars/TOURRON スーププレート
「Jars」は、美しい色合いと機能性を兼ね備えたフランスの伝統的な窯元の器。自然な釉薬の濃淡が魅力で、電子レンジや食洗器にも対応しています。中でもスーププレートは適度な深さがあり、パスタやおかずが盛りつけやすい形です。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
引っ越しの時に「とりあえずこれが2枚あればどんな料理でもなんとかなる……!」と最後まで梱包せずに残したくらい、おかずでもスープでもパスタでもカレーでもなんでも盛り付けられる懐の広さがある器。すっきりした見た目なのに、適度な厚さがあるから丈夫で、洗う時にも安心。美しい色味で料理が映えて嬉しくなる、我が家で一番稼働率が高い器です。
by バイヤー畠田
この形の器、意外と他に見つかりません
瑞々/楕円鉢 9寸
「瑞々」シリーズの控えめな青白磁とうす飴色は、和洋問わず使いやすく、サイズバリエーションも豊富。特に楕円鉢は省スペースで収納しやすく、深さがあるためたっぷり盛り付け可能。お手頃価格で作家物のような佇まいを持ち、日常使いにぴったりな器です。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
深さ5センチの「楕円」というのがポイントで、たっぷりのサラダ2人前、マリネや炒め物なら4人前にぴったり。細長く安定感があるので食卓で上げ下げしやすく、シンクでも場所を取りません。凹凸がなく、汚れが落ちやすいつるんとした質感で、475gと軽いため洗いやすい点でも大好きな器です。
by バイヤー柳沼
最後の一口まで、気持ちよく食べられます
SUIYO/Kari M
深めの形状が特徴のカレー皿「Kari」。内側の「返し」により、カレーや煮物を最後まで簡単にすくえ、持ちやすいデザインで冷めにくいのも魅力。幅広い料理に対応し、見栄えも良く、日常使いにぴったり。重ねて収納でき、家族分揃えたくなる使いやすさが詰まった一品です。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
この器は、カレーが本当に食べやすい!内側の返しが絶妙で、最後の一口まで気持ちよくすくえます。カレー以外にも、かぼちゃの煮付けやフライドポテト、ポテトサラダなど、副菜をたっぷり盛り付けるのにも、いつもこの器。たわんだような独特な形が、盛り付けるだけでおいしそうに見せてくれる気がします。
by バイヤー畠田
ランチの定番!丼にも麺にもサラダにも
きほんのうつわ/日々ボウル
「きほんのうつわ」は、シンプルであたたかなクラフト感を持つ器のシリーズ。日常使いに最適で、電子レンジや食洗器にも対応。特に「日々ボウル」は直径16.5cmで、おかずやサラダ、丼ぶりにぴったり。重ねて収納でき、省スペースで整理しやすく、豊富な色バリエーションで他の器とも組み合わせやすいのが魅力です。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
インスタントラーメンにちょうどいいサイズ感!うどんにお茶漬けに、とランチの器として活躍しています。あくまで「ボウル」なので高さは約7cmと普通の丼ぶりよりも浅めではあるのですが、このくらいの深さの方が他の用途にも使いやすいんだなと気付かされました。麺や丼もの以外にも、具材たっぷりのスープやお茶漬け、サラダを盛り付けたりするのにも便利です。
by バイヤー畠田
矢羽根柄が効いてます
タナカマナブ/六寸鉢 矢羽根
福井の作陶家・タナカマナブが手がける、越前の土と独自の釉薬で作られた美しい器。直径18cmの深さがあり、パスタやカレー、一人分のおかずに最適。持ちやすいデザインで安定感があり、料理を引き立てる存在感があります。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
パスタ、焼きそば、カレーなど1人ご飯が美しく収まる鉢。矢羽根柄のお陰で、料理が引き締まって美味しそうに見えるのです。唯一の難点は矢羽根の凹部分にカレーなどが入り込むと洗いにくいところ。でも、そんなのは全然問題ではないと思うほど、日々の食卓でいい仕事をしてくれる器です。
by バイヤー柳沼
口をつけたら、違いがわかります
kanae/耐熱ボウル 15
萬古焼の耐熱陶器で、汁気のある料理や取り皿に最適な中深鉢。高さ4.5cmの絶妙なデザインは、煮物やサラダにも使いやすく、リム付きで飲みやすさも考慮されています。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
鍋、おでんなど出汁ごと飲みたい時は、kanaeの耐熱ボウルが欠かせません。縁のリムが少し上がっているのですが、カーブと角度が絶妙な塩梅で、唇にぴたっとフィットして気持ち良く料理を味わえます。熱々の汁物をよそっても持ち上げやすいですよ。縁は辛子や柚子胡椒の居場所としても優秀で、意図せず出汁に入らず自分の好きな量だけ調節しやすいところも地味にお気に入りポイントです。
by バイヤー中井
深さのある小皿って万能
みのりの小鉢 シャーベットグレー
深さがあり大きめの具材や汁気のある料理にも対応する小皿。シャーベットグレーの落ち着いた色味は、和洋問わずお使いいただけます。持ちやすいデザインで、ひとり分の副菜や煮物を盛り付けるのに便利ですよ。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
豆腐が大好物で毎日食べるのですが、この器は我が家では冷奴皿になっています。薬味やトッピングをたっぷり乗せても溢れる心配なく、サイズ感がちょうどいいんです。ほかにも一人分の副菜を盛り付けたり、餃子のタレ皿にしたり、余ったおかずを保存したり……と、食卓にあがらない日はないくらいヘビーユースな器です。
by バイヤー畠田
普通のお皿と一緒に中性洗剤で洗えます
薗部産業/スープマグカップ くるみ
木の温もりを活かしつつ、お手入れが簡単で長持ちする器。高品質なウレタン塗装により、熱いスープを注いでも持ちやすく、においが付きにくいのが特徴。ぽってりとした形状は手にしっくり収まり、スタッキング可能で収納も便利。軽量で割れにくく、日常使いやアウトドアにも最適です。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
とても使いやすくて、ついお味噌汁もこちらに注いでいます。お椀に持ち手が付いているとこんなに飲みやすいんだ!と改めて気づかせてくれたのがこの器でした。サイズ感や木の触感、水に強いところももちろん良いのですが、4年経過しても縁がカスカスとしたり劣化したりせず、色に深みが出てさらに良い風合いに育ってくれました。
by バイヤー中井
これこそ、本当に探すのが難しい器
Luft/典型プレート 18cm
「作家物と量産品の間を取り持つ器」というコンセプトの元、デザイナーの桶田千夏子さんと、瀬戸の窯元が協力して作られた器。強化磁器製で割れにくいので、ヘビーユースにもぴったり。リムが立っているため、盛り付けや持ち運びがしやすく、こぼれにくいのも魅力です。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
来客がある日は、この器が取り皿として大活躍。重ねた時にも嵩張らないので、何枚あっても困りません。ホットケーキやデザートプレートとして使うことも多いです。一見なんでもないシンプルなプレートに見えて、リムの細さや立ち上がりのおかげでどこか凛としていて細部まで美しい。こういう器と出会うのが一番難しいんですよね。
by バイヤー畠田
夫からコンパクトさが高評価!
SAKUZAN/Sara 小ぶりで熱くなりにくいラーメン鉢
やや縦長気味のシルエットで一般的な麺鉢と比べて収納場所を取らない、小ぶりなラーメン鉢。熱いスープも持ちやすい設計で、容量はインスタントラーメン1杯分(約500ml)。高台付きで熱くなりにくく、熱いスープを注いでも手で持ち上げやすい一品です。
愛用スタッフが語る、「ここが使いやすい!」
ラーメン好きな夫から「家庭で作るラーメンはお店と比べるとスープの量が少ないから、このくらい小ぶりな容量がちょうど良い」と高評価のラーメン鉢。うどんや蕎麦の他、コンパクトなので丼ものをのせてもバランス良く見え、食器棚の中でも出番が多い器です。強いて言うなら、もう少しだけ軽いとお子様がいるご家庭でも扱いやすいかなと思うのですが(すごく重いという訳ではないのでご安心を)、我が家は大人ばかりなので今のところ満足しています。
by バイヤー中井
料理の盛り付けやすさはもちろん、保管時のかさばらなさ、気兼ねなく洗える丈夫さ……器の「使いやすさ」にはいろんな要素がありますが、実際に使ってみないと意外とわからないもの。
今回ご紹介した器は、当店バイヤーが長年使ってきた、本当におすすめできる器ばかり。食器棚にお迎えいただく検討材料になれば幸いです。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。