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おうち時間を快適に、おすすめの座椅子・ビーズクッション5選

2024年06月19日更新

「自宅にソファがなく、クッションや座布団で過ごす」「おうち時間は床でくつろぐ」という方にとって、座椅子やビーズクッションは欠かせないアイテムです。とはいえ、商品によって座り心地は違いますし、そもそも座椅子にするかビーズクッションにするか、という点でも悩んでしまいますよね。そこで今回は、座椅子とビーズクッションそれぞれの特徴に触れつつ、選び方やおすすめの商品をご紹介します。

座椅子とビーズクッション、どちらを選ぶべき?

座椅子とビーズクッションどちらがいいかは、ふだんの過ごし方や用途によって違います。まずはそれぞれの特徴や魅力を知って、自分にはどちらが合うか考えましょう。

座椅子はテレワークや読書におすすめ

座椅子は背もたれがしっかりしていて、体をゆったりと預けられるのが魅力です。また、リクライニング機能を備えた商品が多いのもポイント。事務作業や休憩時間など、シーンにあわせて角度の調整ができます。一方で、本体の洗濯が難しく、クッションがへたると買い替えなければならない点はデメリットでしょう。

テレワークや読書など、ある程度きちんとした姿勢を保ちたい人には、座椅子がおすすめです。「座椅子」という名前のとおり、椅子に近い感覚で座ることができます。作業中に休憩を挟む際は、リクライニング機能を使ってフラットにしてごろ寝、なんて使い方も可能です。また、ビーズクッションと違って中身が飛び出る心配がないので、ペットを飼っているご家庭にも向いています。

柔軟な姿勢でくつろぎたいならビーズクッション

座る人の姿勢や体格にあわせて、柔軟に形を変えるビーズクッション。椅子のように座るだけでなく、床に直接座って背もたれにしたり、ソファに座るときの足置きにしたりと、さまざまな使い方ができます。小さいサイズのビーズクッションなら、複数重ねて使うことも可能。また、中身のビーズを交換し、長く使い続けられるのも嬉しいところです。

ふんわりとした柔らかな座り心地のビーズクッションは、リラックスして過ごしたいときにうってつけ。特に、ごろ寝をしながらTVを見たり、お昼寝をしたりと、楽な姿勢でくつろぎたいときはビーズクッションがよいでしょう。中材のへたりを気にせず、気に入ったものを長く使い続けたい人にも向いています。ただし、ペットの爪などでカバーが傷ついた場合、ビーズがあふれ出てしまうことがあるので、注意しましょう。

座椅子とビーズクッションの選び方

次に、座椅子とビーズクッション、それぞれの選び方を見ていきましょう。大きさや質感、機能などを比較して選ぶことで、より自分に合った商品を見つけやすくなります。

快適に使える座椅子の選び方

まず注目したいのは、座面のクッションです。とくにテレワークなど、長時間座椅子に座って過ごす場合は、負荷を分散させるクッションが備わっているかをチェックしましょう。加えて背もたれや座面に適度なくぼみがあり、姿勢の崩れを防ぐ工夫がされていれば、より腰まわりへの負担が和らぎます。

背もたれの角度をどの程度細かく調整できるかも、重要なポイントです。たとえば90~180度まで幅広く調整できるものなら、自分にとって最適な角度にしやすいでしょう。また、カバーを取り外して洗えるタイプなら、清潔さを保ちやすくなります。除菌スプレーや水拭きだけでは落ちない汚れも、しっかりと取り除くことができますよ。

自分に合ったビーズクッションの選び方

ビーズクッションを選ぶときは、中材(ビーズ)のサイズに注目しましょう。ビーズが小さいと体を預けたときに流れやすく、フィット感の強い座り心地に。逆に大きめのビーズだと、体がしっかりと支えられ、安定感のある座り心地になります。柔らかめよりもしっかりとした質感が好みの人が好みなら、5mmほどの大きめのビーズがおすすめです。

キューブ型や円形など、形も重要なポイント。ソファやクッションがわりに使うなら、座りやすいキューブ型や、背中を預けやすい三角形がよいでしょう。逆に、体を預けて寝そべる使い方が中心なら、円形や平らに近いベッド型が快適です。なお、中材が硬めでカバーがしっかりとしているビーズクッションは、複数を重ねて使うこともできます。いくつか用意して、用途にあわせて並べ替えるのもありです。

テレワークに使うなら、どんな座椅子がいい?

テレワークに座椅子を使う場合、「作業に適した姿勢を保てること」が必須のポイントとして挙げられます。テレワークの際は、長時間座りっぱなしでパソコンと向き合うことが多くなるもの。特に床に座った状態は、オフィスチェアに座っているときよりも、負担の少ない姿勢を保ちにくくなります。そのため、座面や背面の形状に工夫があり、腰やお尻まわりをサポートしてくれる座椅子がおすすめです。腰と背面に隙間ができると姿勢が崩れやすいので、適度な凹凸があるとより負担が減るでしょう。

背もたれの調整が細かくできることも大切です。その人の体格や普段の姿勢、作業の内容によって適した角度は違います。そのため、数段階程度しか調整できないと、「これ!」という最適な姿勢をキープできないことも。10段階以上のリクライニングが可能なら、仕事をしやすい姿勢を維持しやすいでしょう。また、長時間座っているとなると、ちょっとした不快感の積み重ねて疲れやすくなります。座椅子の金属フレームが体にごつごつ当たる、カバーの肌触りが悪いなど、不快な要素がないかどうかも要チェックです。

テレワークやおうち時間におすすめの座椅子・ビーズクッション5選

当店でお取り扱いのある座椅子・ビーズクッションを5選ご紹介します。のんびりと休憩するひとときやテレワークなど、さまざまなシーンで活用しやすいアイテムばかりです。

tetra 8号帆布 ビーズクッション レギュラーサイズ

座ると自然に背もたれができるビーズクッション

まずご紹介するのは、三角錐のかたちをしたビーズクッション「tetra(テトラ)」です。こちらは直径約5mmのビーズ素材が使われており、しっかりめの座り心地。体を預けるとビーズが体に寄り添い、自然と背もたれができるので、ごろ寝の体勢はもちろん、座っているときに近い体勢で過ごしたいときにも便利です。

約1.7kgとビーズクッションとしては軽量なので、掃除のときに動かしたり、別の部屋に異動させたりするのも楽ちん。また、大きすぎず小さすぎないサイズ感で、置いたときに圧迫感がないのも嬉しいポイントです。カバーは全16色で、お部屋のアクセントになるレッドやオレンジ、山吹といった明るい色から、ナチュラルなベージュ、グレー、クリームグリーンなどの色まで揃っています。

つかい手の声

■無印、Yogiboと使いtetraでビーズクッション3種類目になります。まず届いてすぐ軽さに驚きました、1.7キロと知ってはいたのですが、今までのクッションとは別物?ってくらいの軽さです。持ち手も付いているのでとても運びやすく使いやすいです。中のビーズが少し大きめなので沈み込み過ぎずしっかり座れます。カバーが帆布で色も可愛いくて購入したのですがグレーベージュの淡い色を購入したので使用していくなかでどのくらい汚れたり、洗濯できれいになるかが心配です。よければ家族分購入したいので、お値段がもう少し安ければ…と思い4の評価にしました。(熊本県 RAMさん)

■ダメにする系とは、一線を画していると思います。しっかりとした座り心地です。色々と検討しましたが、こちらを購入することにしました。決め手は、大きさと軽さ、寝具メーカーで作られていることです。以前、メーカーさんへ問い合わせさせて頂いた際にも、とても丁寧にご対応いただいたのもありました。三角の形のせいか、狭い部屋でも圧迫感がなく、移動も楽なので、お掃除の際もおっくうになりません。また追加したいと思います。(東京都 koarさん)

tetra CUBRICK 8号帆布 ビーズクッション

縦横どちらにも置けて、椅子に近い感覚で座れる

こちらは8号帆布を使った、縦横どちらにも置けるキューブ型のクッションです。縦に置くと床から約40cmになり、一般的なダイニングチェアと同じくらいの高さで座れます。横置きではローソファやオットマン、床に直接座ったときの背もたれに。読書からごろ寝タイムまで、幅広くお使いいただけます。

約5mmと大きめのビーズが使われており、カバーも厚手でしっかりとしています。そのため、座っても沈み込みにくく、椅子に近い感覚で座りたいシーンにもおすすめ。立ち上がる動作が楽で、体圧も程よく分散してくれるので、長時間座っていても痺れたり、痛くなったりしにくいですよ。

FIBER ART STUDIO/リネンクッションチェア ラウンド

2つ重ねて使えるクッションチェア

こちらのラウンド型ビーズクッションも、沈み込まない程よい硬さで体を支えてくれます。姿勢が崩れにくいので、座る位置が低くても、立ち上がるときに負担を感じません。見た目は一般的なクッションですが、「クッションチェア」という商品名のとおり、椅子のような使い心地。程よい硬さがあるので2つ重ねて使うこともでき、高さを出したい人にもおすすめです。

カバーはリネン製で、全10色のカラーバリエーションがあります。複数使いする際、あえて別の色を選んでリズム感のある見た目にすることも可能です。カバーは取り外して洗濯できるため、清潔さを保ちやすいでしょう。専用の替えカバーも販売されています。

つかい手の声

■とーっても軽いです。ソファに置いて使っています。この軽さがあまりに気に入り、これまでソファで使っていた重いクッションは、全て処分しました。色は散々迷ってダークブラウンにしましたが、「かっこいい」ブラウンで、とても気に入っています。(千葉県 たなさん)

■とにかく軽さにびっくり。軽いのに座面がしっかりしていて沈み込むこともありません。どこでも簡単に移動出来るコンパクトソファ、とでもいう感じです。床生活での立ち座りが格段に楽になりました。(匿名希望 koarさん)

Platz/テレワーク用座椅子

長時間作業していても負担になりにくい座椅子

自宅で仕事をする機会が多い方には、こちらの「テレワーク用座椅子」がおすすめです。腰の部分と座面に独特の凹凸があり、これによって座ったときの負荷を分散。腰と背面、お尻から腿にかけての隙間や盛り上がりが埋まるので、体が前方に滑りにくくなります。作業中はつい前傾姿勢になりがちですが、長時間座っていても楽な姿勢をキープできますよ。

テレワーク用という名前がついていますが、背もたれの角度を90度近くから180度まで調整できるので、ゆったりと座って休憩したいときにも使えます。また、中身のウレタンは硬めでへたりにくい素材を使用。金属フレームが体に当たらない、快適な座り心地も魅力です。

つかい手の声

■今まで使っていた座椅子は座る部分が凹んでいるため、長時間座ると腰が痛くなって困ってました。ヘルニア持ちなので、と今回買いました。腰の収まりがいいです。ただし、足を伸ばして座るには、座面が高めにできているため不向きかもしれません。(東京都 ねずみくんさん)

■夫のテレワーク用に購入しました。色んなことにケチをつけたがるタイプの人ですが気に入ったようで ダイニングテーブルで作業するよりこちらに座っていることが多いので おそらく楽なんだと思います。すぐ肩や腰が凝って痛くなるのですが最近不調を訴えなくなりました。ファブリックの色も質も高級感がありお洒落だし 買ってよかったです。(愛知県 youさん)

&MEDICAL/ストレッチチェア(座椅子)

ストレッチもできる2段階リクライニングが便利

最後にご紹介するのは、座椅子としても、ストレッチ用のチェアとしても使えるアイテムです。最大の特徴は、背もたれの2か所をリクライニングさせられること。それぞれ14段階で角度を変えられるので、背中のカーブに沿ったラインを作ったり、背もたれを抱くように座ったりすることもできます。

角度次第では、背中のストレッチに使用することも可能。平らに近いほど緩やかで、急角度にするほど強めのストレッチができます。長時間座ったままではどうしても疲れが溜まるので、気づいたときに背もたれを調整して体をほぐし、また戻す、なんて使い方もOK。見た目はシンプルな座椅子で、「いかにも健康器具」らしさがないので、インテリアにも馴染みやすいでしょう。

つかい手の声

■背もたれにもたれかかって足を伸ばしてももよし、あぐらをかいてもくるぶしが痛くならない丁度よい座面の高さ。背伸びしたときの背もたれの曲がり具合もよく、構造部分のギシギシ感もなくて、値段以上の値打ちを感じます。(鹿児島県 だんなさん)

■畳に直で座ると腰痛になり購入しました。クッションは程よい硬さで背もたれがフラットになり背筋が伸ばせて気持ちよくリラックスできます。腰痛もかなり解消され買って良かったです。(福岡県 ハイビスカスティーさん)

まとめ

今回は座椅子とビーズクッションの特徴や選び方、そして当店おすすめのアイテムを5選ご紹介しました。それぞれ見た目や機能は違いますが、どれも座り心地がよく、体の負担の軽減を考えた仕様です。テレワークが多い、自宅ではゆっくり座っていたい、リラックスタイムはごろ寝の体勢でいるなど、人によって過ごし方はさまざま。ぜひご自身に合ったアイテムを見つけてくださいね。

文・構成/上野智美

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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