バイヤーからのお便り
暖かさとおしゃれの両方を楽しむ!見せるハラマキ活用術
日本一のニットの産地の産地と言えば、新潟県の五泉市。その地でニット工場を営むサイフクが手掛ける「226 3129 5000(ツツム)」の見せるハラマキが活躍する季節になりました。
透けないように、見えないようにと気を使っていたこれまでの腹巻に対する概念を覆す、「隠さなくてもいい」腹巻は、まさに痒いところに手が届くアイテムだと思います。
昨年より、男性でも付けられるLサイズも仲間入りしました。こちらのコラムでは、この便利なアイテムを上手に重ね着する為のコツもご紹介します。
見せる腹巻コーディネート術
裾から少しだけハラマキを出して、重ね着のように見せるのが、このアイテムの一番の特徴です。昨年の販売以降、何度も撮影をしてきましたが、上手にコーディネートする方法をまずはご紹介します。
1、質感の違うトップスに重ねる
一番簡単なのは、質感の違うトップスと重ねる事です。腹巻の裾はリブ編みになっているので、それと質感の違うトップスを合わせると、それだけで馴染むと思います。
ニットを重ねるにしても、裾のリブの幅が違うものと合わせるのがおすすめ。また、上の画像のようにハラマキが5~8cmほど見えると「あえて見せている」感じが出るので、お試しください。
2、色でメリハリをつける
続いては色の組み合わせに関してです。このハラマキがある事で、コーディネートにメリハリがつくと感じます。
例えば、上の画像のように、トップスもパンツもコートもダーク系の色でコーディネートをする場合、ぼんやりとして見えがちですが、ウエストにホワイトのはらまきがある事で、締まって見えます。
グレーのトップスに黒いパンツと、上下モノトーンでコーディネートする方も多いと思いますが、その際は、あえて白、黒、グレー以外の色のハラマキをチラ見せするのがおすすめ。
白いパンツと彩度の高いトップスというコントラストの強い服を上下で合わせる際は、ネイビーやグレー、ブラックなどのベーシックな色のハラマキを見せると、おしゃれ上級者に見えるなと感じます。
上手に重ね着ができないなと感じる方は、是非この2つの方法をお試しください。
男性も付けられるLサイズが仲間入り
今年からLサイズが仲間入りしました。上の画像はLサイズの上にMサイズを置いたもの。比較すると着丈、幅ともに一回り大きいのがわかります。もともと伸縮性の高い仕様ですが、Mサイズはウエストが110cm位までの方、Lサイズは120cmまでの方が着用できます。
Lサイズは男性ものも欲しいというリクエストのもと作られたもの。男性はお腹を壊しやすく、冬場に腹巻を愛用している方も多いので、要望が上がるのは必然だったのかもしれません。
身長が177cmの男性スタッフが着用しても、お腹から腰回りをカバーし、しっかり温めてくれます。白いトップスにダークカラーのパンツの間にエンジのハラマキがチラ見えしていても、違和感は全くなく、コーディネートが締まって見えますね。
Lサイズはエンジとブラックの2色展開です。Mサイズとはカラー展開が違いますので、ご注文の際は、ご注意ください。
冷え対策には腹巻は必需品。ニットのファクトリーブランドが作る見せる腹巻は、お腹を温めるのに効果的なツボを暖かいメリノウールで包みます。冷え対策アイテムとしてはもちろん、身につける人のお悩みを解決し、マンネリ化しがちないつものコーディネートを格好よく仕立ててくれる一品です。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。