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体型を問わず身体に沿うからノーストレス!絹のレギンス

2024年09月03日更新

自宅で仕事をしている時や外出時に、足元が冷えるなと感じることが多くなってきました。そして、気温が下がってきたこの時期、毎日穿いてその良さを実感しているのが、DRESS HERSELFの「シルクレギンス」です。

普段はスカート派ということもあって、これまでにもさまざまなレギンスやタイツを試してきましたが、このレギンスほどノーストレスで穿けるものはそうそう見かけません。

シルクの肌触りの良さや暖かさはもちろん、実際に穿いて特に良さを感じているのは、「大きく作られているから、どんな体型の身体の方が穿いても締め付け感がない」、「洗濯を繰り返しても劣化しにくい」という2つのポイントです。

レギンスの方が体に沿ってくれる理由

大きく編んで縮めているから、本当に締め付け感がない

私はお尻や太ももなどのボリューム感が長年の悩みの種でして、そのためパンツよりもスカートをよく穿いています。必然的にレギンスやタイツもいろいろ穿き比べてきたのですが、締め付け感があったりサイズが窮屈だったりと、これまではなかなか理想の一品に出会えていませんでした。

以前よりサイズバリエーションを作っているメーカーさんが増えたものの、締め付け感がなく足さばきが良いものは限られている。そんな風に思っていたところに出会ったのが、DRESS HERSELFのレギンスです。足やお尻を通した瞬間に「これは今までのものと違うぞ」と実感しました。

すんごい伸びる、しかもたるんだりずり落ちたりしない。13号くらいの方も余裕で穿けます

まずはその伸縮性のすごさ。一般的なパンストやレギンスなどは、ポリウレタンなど伸縮性のある素材を使って、小さく作って、体を通して広げるという方法で作られることが多いと思います。狭いところに体を入れてフィットさせる方法だから、どうしても締め付け感が出てしまうんですね。

一方でDRESS HERSELFのレギンスの場合は、開発のスタートが「できるだけ体が楽になるように締め付け感をなくして、でもちゃんとフィットする」こと。その結果、このレギンスは一般的なサイズよりも何割か大きめに編んで、それを熱処理して縮めるという風に作られているので、体にあわせてレギンスが包み込んでくれるような感覚です。

また、締め付け感がないのは、素材の混率にも理由があります。通常は伸縮性があるポリウレタンが使われることが多いのですが、ポリウレタンが入っていると締め付け感が出てしまうため、このレギンスには使われていません。そのかわり、大きく編んで縮めたり、平編みではなくリブ編みにすることで、しっかり伸縮しつつ、フィットするように工夫されています。

あくまで穿き心地の良さを第一にものづくりをされているので、原料の糸もふんだんに使われています。生産効率より、身に着ける人のことを大切にした開発の姿勢が素晴らしいなと思います。

DRESS HERSELFならではの、食い込みにくいオリジナル仕様のウエストもポイント。日本に数台しかない古い機械で、ゴム糸を使って通常の4倍もの時間をかけてウエスト部分を編むことで、締め付け感がなく、かがんでも下がりにくい、抜群のフィット感に仕上がっています。

洗濯を繰り返しても、股が劣化しにくい

また、繰り返し洗濯しても、股のあたりがほつれたりしにくいところにも、その良さを実感しています。

一般的なレギンスやタイツの多くは、股部分の切り替えが股の中心にあることが多く、足を動かすと縫い目が引っ張られて強度が弱くなり、洗濯で負荷がかかるとそこからほつれたりしやすいんですね(擦れてきたり、伸びて穴が開いたりすることもありました)。

このレギンスの場合は、股部分の切り替えが中心よりも前の方にあり、足さばきが良くて股にも負荷がかかりにくいデザインなので、股が引っ張られたり擦れたりしにくいのがポイント。その結果、洗濯をきっかけとした劣化も防げているなと思います。

薄手だけど、あたたかく蒸れにくい

素材はシルク70%・ナイロン30%。薄手なのにあたたかく、まさにこれからの時期は一番活躍する季節です。また、穿いていて全然蒸れないのも嬉しいところ。暖房が効いた室内や電車でも汗をかかずに快適に過ごせるので、見た目の薄さに反して意外と冬でも重宝します。

パッと見はお値段が張るなと思われるかもしれません。私も最初はそう思っていました。でも、穿いてみたら穿き心地が最高に良いし、劣化しにくいし、1年の中でも穿ける時期が長いしで、心からおすすめできるなと思っています。ぜひ大人の女性にみなさまに体感いただきたい一品です。

このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。