バイヤーからのお便り

年末の料理を助けてくれる、3つの味方

2019年12月23日更新

あっという間に12月もあと1週間ほどとなりました。みなさま、年末年始を迎える準備はされていますか?

年末は人が集うことが多いので、いつもより料理が大変という方もいらっしゃるかもしれません。今回は、バイヤーが実際に愛用していて、おせち作りなど年末に料理をする時に「これがあると料理がぐっと楽になって助けられた」と実感している、3つの味方をご紹介したいと思います。

1、「調理スペースも容器も足りない問題」を解消してくれる

まずトップバッターは、家事問屋の「スタッキングザル&角バットセット」。おせち作りはさまざまな料理を同時進行で下ごしらえをしたり、一旦置いておく必要がありますが、こちらは限られたスペースにもがんがん積んでいけるので本当に重宝します。

そして、四角いのでデッドスペースを無駄なく使えるのも嬉しいポイント。酢にさらしたり、ゆでた食材の水切りをしたりと、いくつ持っていても大助かりです。

蓋つきの容器がいいという方には、こちらもおすすめです。

2、ふわふわ&厚焼きのだし巻き玉子を作るにはこれ

おせちの中身の大半は買ってきたものだけれど、だし巻き玉子だけは家庭の味で作るという方もいらっしゃるかなと思います。

当店でも玉子焼き器やフライパンはいくつかお取り扱いをしていますが、「ふわふわ」「厚焼き」の玉子焼きを作るならば、やっぱり中村銅器銅の玉子焼き器がおすすめです。

銅は熱伝導が良くてムラなく均一に火が入りやすいのですが、何より普通に焼くだけで、ふんわりとした焼き加減に仕上がるのが道具マジック。本当においしく仕上がるので、普段の晩御飯でも、2週間に1回くらいはこの玉子焼き器を愛用しています。

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そして、もうひとつポイントはこの高さ。ちょうど厚焼きにしやすい高さで、きれいに四角く出来上がります。おいしさも見栄えもぐっと格上げしてくれる玉子焼き器です。

ちなみに、お手入れする時は、洗剤を使ってしまうと、せっかく銅になじんだ油が取れてしまうので避けた方が良いです。鉄のフライパンと同じく、棕櫚(しゅろ)たわし+お湯かお水で流すのがおすすめです。

3、黒豆や野菜の色ツヤを良くしてくれる、小さな道具

こちらは家事問屋が作る「てつまろ」。これを入れて黒豆を煮ると、鉄分が反応して色が抜けにくく、ツヤツヤにできあがります。

色が抜けてしまった・・・ということを防げます

また、黒豆だけではなく、野菜のぬか漬けや浅漬けを作る時に一緒に入れておくと、野菜の色止めになりますよ。

穴が開いている形なので、菜箸で取り出したり、紐を結んで取り出しやすくできます

ちなみに、鉄分不足な方は薬缶に入れてお湯を沸かしたり、煮物を作る時に一緒に入れて調理すると自然に鉄分を取ることができます。お正月だけではなく、通年活躍してくれる一品です。

番外編

愛用してきて、特に年末料理を手助けしてくれるなと感じたアイテムをご紹介してきましたが、実はこの他にもまだまだご紹介したいものがあります。

さっと火が通って、いくつあっても助かる行平鍋

おせちの基本の「だし」を、簡単に美味しく作れます

順番に詰めるだけで見栄え良く仕上がるのが嬉しい

いつものおかずが料亭料理のように見えます

こちらのコラムでご紹介したアイテムは、2019年12月23日(月)限定で、ポイント15倍です。ぜひこの機会にご覧くださいね。

このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。