バイヤーからのお便り

寒い冬の眠りを快適にする、あったかパジャマ届きました

2019年12月08日更新

冬になると、なかなか寝付きにくかったり、寒くて目覚めてしまったりすることはありませんか?眠りの質が悪くて、目覚めた時に何となく疲れが取れていなかったりする方も多いのではないかと思います。

寒い時期の眠りの質を高めるためには、「できるだけあたたかくて蒸れない」、「眠っている間に寝返りをうちやすい」、そんな状態をいかに作れるかが重要。だから、お布団や着るものは、睡眠環境を整えてくれるものを選びたいですよね。

今日は、快眠を科学する研究室、Kaimin Labo(快眠ラボ)の「わたもうふのパジャマ」と、「コットンカシミヤのパジャマ」が届きましたのでご紹介します。

寒い冬、快眠につながる2つのポイント

人生の3分の1にあたる睡眠時間をより充実させるためにという思いで、 パジャマ専門メーカーが専門家とタッグを組んで開発しているKaimin Laboのパジャマ。

1、あたたかさと快適さを追求した、パジャマのためのオリジナル素材

2、動きやすく、締め付け感がない形

にこだわって、国内で生産されています。

ふわふわの「わたもうふ」と、なめらかな「コットンカシミヤ」

こちらは「わたもうふ」。生地を縫い合わせた部分は、肌への刺激が少ないふわっとした糸を使用しています

まずは生地についてですが、今回当店がセレクトしたのは「わたもうふ」と「コットンカシミヤ」の2種類です。

「わたもうふ」は、コットン100%素材をふわふわに起毛させた生地。試着したスタッフが思わず「この生地気持ち良い!」と声を上げたほど、毛布のようにやわらかくて気持ち良い肌触りに包まれます。

表面が起毛していてあたたかいのはもちろん、コットンなので吸水性が高く、かつ蒸れにくいので、眠っている時に汗で冷えてしまうこともありません。

またこの生地は、パジャマのままキッチンに立つ方がいることまで想定して開発された、防燃加工が施された素材。コットン起毛素材は火に弱いところが弱点なのですが、「つかい手が安心して着られるように」という思いから、手間やコストをかけても防燃加工生地を作る。そのつかい手に思いを馳せてものづくりをされているところにぐっときました。

こちらはコットンカシミヤ。ブランドネームは付けずにプリントされているのでチクチクしません

続きましては、コットンカシミヤを使った、シワになりにくく光沢感のあるツイル生地のこちら。カシミアの混率は5%ですが、そのなめらかさや保温力・放湿力はカシミヤならでは。細い毛が空気を含み、さらに肌が触れる内側に起毛加工が施されているので、ふんわりやわらかな肌触りで、こちらも蒸れにくい仕上がりです。

わたもうふとコットンカシミヤ、どちらがいいのか?と言いますと、着比べてみたら正直どちらもあたたかいです。そして両方蒸れにくい。

選び方としましては、ふわふわとした感じに包まれたい方は「わたもうふ」、しっとりなめらかな感じに包まれたい方は「コットンカシミヤ」をお選びいただくといいかなと思います。

眠っている時に動きやすいデザイン

良い眠りのためにもうひとつ大切なのが、「寝ている時に動きやすいことと、締め付け感のなさ」。

寝る時の姿勢は、通常とは違う部分に重力がかかるため、立っている時と眠る時では体型が異なります。こちらのパジャマは寝返りなども考慮し、締めつけられない独自のパターンで立体的に作られています。

腕まわりを動かしやすく、寝ている時につっぱったりゴロつき感が気になりにくいように工夫されているなど、その仕上がりはまさに「寝るための服」。

また、ウエストゴムには伸びのいい独自開発の「ソフティーゴム(R)」を使用。ゴムによる締めつけ感がない上に、折れたり捻じれたりしない仕様なので、洗濯後にゴムの位置を直したりする手間もありません。

レディースもメンズも、それぞれSサイズからLLサイズまで作られているので、自分の体に合ったサイズを選べるのも嬉しいポイントです。

「良い眠り」をもとめて、いろいろな人が知恵を出し合い、創業から60年近く続くパジャマ専門メーカーならではのノウハウを活かして作られたパジャマ。寒い冬、快適に眠る助けになってくれるアイテムです。

このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。