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第八回 着物でおでかけしてみる 前編
先日、カワタさんから
「着物を着て紅葉を見にいこう!」と
お誘いがありました。
着物で外出なんてまだまだ先、と思っていた
ハタダは、思いの外早く訪れた機会に
ちょっと戸惑いながらも気分はわくわく。
まだまだ一人で着て外出はできないけど、
今回はカワタさんの自宅で着付けを
手伝ってくれると言うので、
お言葉に甘えることにしました。
着物と帯は先日手に入れたし、
持っていなかった草履と足袋も揃え済み。
必要最低限のものは準備万端!
・・・と思っていたのですが、
意外な盲点がありました。
それは「バッグ」。
和装用のバッグと言えば、
小ぶりで、和柄の上品な色使いで・・・
というイメージがありますが、
カジュアルに着物を着るのであれば
鞄はどんなものでも問題ないそうです。
そうは言っても相性はあって、
「横長」で「持ち手が短い」ものが
着物とのバランスがよく見えるバッグ。
ショルダーバッグや大きめの
トートバッグなどのわたしが
普段使っているかばんだと、
どうもどれも合いそうにない・・・
ちなみに、スタイルストアで
お取扱いしている商品でいうと
「Coquette/スクエアボストン ホワイト」なんかが
着物にもよく合うバッグだと思います。
こういうデザインだと、和洋どちらでも
使えて良いですよね。
お出かけまであまり日もなく、
気に入るバッグを探すのも難しそう。
どうしたものかなーと思っていた時に、
見つけたのがこれでした。
SOU・SOUで販売されている、
「皮一寸(ひいき)」というこのベルト。
どうやって使うかというと、
風呂敷の端を玉結びにして、
その反対側の端も玉結びに。
結んだところを、皮一寸に
ベルトの要領で通すと・・・
こんなかんじのバッグになるのです。
風呂敷ならたくさん持っているし、
着物に合わせて色柄も簡単に変えられる。
使い終わったら畳んで収納できて、
保管場所をとらないのもいいですよね。
普段、大きめのカメラを持ち歩くことが
多いわたし。
小さいバッグだと入らないな・・・と
思っていたのですが、風呂敷バッグなら
問題なく入りそうです。
これでバッグ問題も解決!
着物まわりのを一式詰め込むと、
スーツケースははちきれんばかり。
草履や帯板が地味にかさばって大変・・・
着方の手順を少しだけ復習して、
いざ、着付けをしにカワタさんの自宅へ
向かいます。
(次回 後編につづく)
絵:chihiro kawata
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知識ゼロのハタダが着物と格闘する日々、
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