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第七回 帯と小物のあわせ方に悩む

2016年12月01日更新

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骨董市で、はじめて着物を
購入したハタダ。(前回参照
はやく着てみたい!と思い帯を探すも
どんな色柄が合うのかいまいちわからず、
決めかねる日々が続いていました。

そんな時に突然一箱の小包が届きました。
差出人は大学時代の友人・カワタさん。
学生時代はリサイクル着物屋さんで
アルバイトをしていたりと
着物の知識も豊富な彼女。
前回「骨董市に行ってみる」で一緒に
回ってくれた友人もカワタさんです。

先日、一人で必死に着た着物姿の写真を
カワタさんに送ったところ、

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という率直なご意見を頂きましたが、
着物でわからないことを聞いたら
いつでも優しく教えてくれる、
わたしの着物の師匠です。

ちょっと脱線しましたが、
そんなカワタさんから届いた小包、
なんだろうと思って開けてみると・・・

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中から、菊柄の名古屋帯が!!!

あの後、また別の骨董市に行ったところ、
素敵な帯があったからプレゼント、
とのこと・・・

一緒に添えられていた手紙には
こんなことが書かれていました。

『ハタダは自分では絶対選ばない
色柄の帯だと思うけど、あの着物に
合うと思ったので、贈ります。
着物は意外な柄の取り合わせでも
合うのが面白いところなので、
いろいろチャレンジしてみてね。』

まるでわたしが帯選びで難航しているのを
見越したように、友人が助け舟を
出してくれました。

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着物の柄や色の合わせ方って
独特な感じがします。
長着、帯、帯揚げ、帯締め・・・と、
色や柄の要素がたくさんあるため、
合わせた時の出来上がりを
頭の中で想像するのが難しいんですよね。

ばらばらで見ていると一見全然
合わなそうなものでも意外としっくりきたり、
無難に同系色を選ぶと、
地味な印象になってしまったり。
洋服を選ぶときとは全く違う感覚が
必要だなあと思いました。

でも、うーんうーんと悩みながらも
合わせたところを想像する時間も楽しい。
ちょっとづつ着物の世界を知って、
どんどん面白くなってくる今日この頃です。

絵:chihiro kawata

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着物の季刊誌「七緒」のウェブショップ、
こまものや七緒」の運営もしています。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。

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