みんなの愛用品
一度着ると脱ぎたくない!旅行にも持参したパジャマ兼ルームウェア

こんにちは、バイヤーの中井です。「睡眠の質を上げてくれて、見た目も良いものがあったら良いのに」。こちらのパジャマ兼ルームウェアは、そんな思いを抱えている方の悩みを解消するために、生地から開発しました。

つかい手の方からも、「とにかく身体の動きを妨げず、本当に気持ちよく過ごせます。肌触りがよく、チクチクしたりカサついたりする感触が全くありません。まるで何も身に着けてないかのような身軽さです」という声をいただきました。
実際に着てみると見た目以上に軽くて、私自身も自宅にいる時はつい着てしまい、旅行にも持っていったほど。今回は改めて愛用状況をレポ―トいたします。
軽いから、とにかく着ていて楽ちん
理想に近いものがなかったので、生地も一から作りました

眠りの質を上げるためには、
①汗をかいた時の蒸れにくさ、②寝返りのしやすさ、③肌ざわりの気持ち良さ
この3つが重要だと言われています。
これらの条件を満たし、睡眠中の無意識配下でも体温を適切に調節してくれる。さらに、ルームウェアとしても愛用できる見た目であって欲しい。そんな理想を叶えてくれる生地を考えた結果、綿100%のガーゼ生地が最適だと感じました。綿は吸水性に優れていて、特にガーゼは目が粗いため通気性にも優れているからです。

ただ、一般的なパジャマに使われているガーゼ生地は伸縮性がないものが多数。大人の方がルームウェアとして着るには、どうしてもTHE・パジャマ感が強いところが気になっていました。
「機能や気持ち良さはだけではなくて、見ためもシュッとしていて、気分良く着られることをあきらめたくない」、「でも、流通している生地の中には理想通りなものがなかなか見つからない」。
そこで、無いのであれば思い切って生地から開発してしまおう!と覚悟を決め、綿100%の細めの糸を使い、甘く編んで2枚仕立てにしたWガーゼ生地を作りました。

実際に作ったところ、肌ざわりの柔らかさや蒸れにくさはイメージ通りでしたが、着てみてわかったのが、「見た目よりも軽い」ことでした。

このパジャマ兼ルームウェアはかなりゆったりとしたデザインで、Mサイズの場合はトップスもパンツもそれぞれ約200g。ちなみに一般的なカットソー生地は目が詰まっているので、同じくらいたっぷりとした分量の生地・厚みで作ると、だいたい1.3倍~1.5倍くらい重くなります。
パっと見ではわかりにくく、数字だけ見ると100gあるかないかくらいの差ではあるのですが、実際に袖を通して着てみると、意外と「あれ、軽いかも」と感じていただけると思います。

私自身、これまでに様々なパジャマやルームウェアを着比べてきましたが、寝返りをしたり、朝ベランダで腕を伸ばしてストレッチをした時に、これまで着てきたものの重さに気づくことができました。

また、旅が好き&普段旅行に行く時はできるだけ荷物を軽くするために宿のパジャマを着る派なのですが、合わないものを着ることも多々あり、疲れて睡眠が浅くなってしまう経験がありました。
そこで先日、「こちらなら軽くて持ち運ぶのにも負担がないな」と思い旅行に持っていったところ、大正解。ホテルはエアコンが効きがちですが、そんな時はほんのりあたたかく、お風呂後も蒸れたりせず、本当に快適だったのです。これまでは、1~2泊くらいなら我慢できるかなと思っていましたが、今後は必ず旅先にも持っていこうと決めました。
伸びるからノーストレス


こちらのガーゼ生地は伸縮性があるので、寝返りをしたり、ストレッチをする時にも締め付け感が一切ありません。足を崩して座ったり、デスクに座りながら足を組み替えた時にも、嫌なツッパリ感がなく快適です。

また、パンツやプルオーバーの裾にはリブを付けています。同じ生地を使っているので締め付け感もなく、脚が浮腫んでも跡になりません。裾がずり上がってくることもなく、冷え対策ができるのもポイント。ウェストもかなり伸びるので、本当に楽ちんですよ。
サイズ選びのコツ

サイズはパジャマとして着られるようにややゆったりとしています。パンツもタックが入っており、お尻もゆとりを持ってデザインしているので、普段Mサイズの方はMを選んでいただくと、落ち感もきれいに出てこなれて見えるのでおすすめです。


こちらは身長160cm・普段はM&9号サイズのスタッフがMサイズを着用したところです。例えば普段着用いただいているサイズよりワンサイズ上の場合、太ももやお尻、膝下がかなりゆったりとします。多少の誤差はカバーしてくれますので、迷ったら普段通りのサイズを選んでいただければと思います。

一日中ずっと着ていたくなる、パジャマ兼ルームウェア。これから寒暖差がある季節に入りますが、冷房対策にもおすすめです。ぜひ一度袖を通してみていただきたい一着です。

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。