テーマ別おすすめアイテム

苦手なブラジャーを快適に身につける、上手な選び方とおすすめ5選

2024年09月06日更新

ブラジャーが苦手な女性は意外と多いもの。締め付け感や蒸れ、肌への刺激、肩こりなどさまざまな理由でブラジャーを避けたくなることがあります。そんなブラジャーの悩みは、快適でストレスフリーに身につけられるものを選ぶことで解消できますよ。この記事では、ブラジャーが苦手に感じる理由と、苦手を快適に変えるためのおすすめ商品をご紹介します。ブラジャー選びに悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

ブラジャーが苦手な理由とは?

形のよいバストづくりやスタイルアップに欠かせないブラジャー。一方で、ブラジャーを苦手に感じる方も多いものです。ブラジャーが苦手な理由は人それぞれですが、どのような点に苦手意識を感じるのでしょうか。以下では「締め付け感」「蒸れ」「肌への刺激」「肩こり」に着目して苦手な理由を解説します。

締め付け感が窮屈に感じるから

ブラジャーの締め付け感を不快に感じる女性は多いもの。特に長時間の着用では胸や背中、肩に圧迫感が生じやすく、これが一日の疲れを増幅させる原因となります。サイズが合わないブラジャーやワイヤー入りのものは締め付けを感じる度合いが強く、無理な締め付けによる擦れや圧などで肌への負担が大きくなることも。

締め付け感が苦手な方ほど、適切なサイズとデザインのブラジャーを選ぶことが重要です。無理なく自然にフィットするブラジャーを選べば、締め付け感も薄らぎますよ。

着用中の蒸れが不快だから

ブラジャーを着けていると汗をかきやすく、それにより蒸れを感じることがよくあります。特に夏場や運動時にはその不快感が一層増してしまうもの。蒸れが続くとかゆみや肌荒れの原因にもなり、肌の健康にも悪影響を及ぼします。あせもやかぶれを起こしやすい方にとっては大きな悩みとなるポイントに…。快適に過ごすためにも通気性の良い素材やデザインのブラジャーを選ぶことが大切です。

チクチクした刺激を感じるから

ブラジャーの素材や縫製が原因で肌に刺激を感じる方も少なくありません。例えば、ワイヤー入りのブラジャーを身につけていて肌に当たる部分に痛みを感じたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。敏感肌の方は、レースや縫い目が肌に擦れてかゆみや赤みを引き起こすことも。

肌への刺激を抑えるためには、素材や縫製の選び方が大切です。肌にやさしい縫い目のないブラジャーや、やわらかい素材を使用したブラジャー、化繊よりも天然素材のブラジャーを選ぶことで、快適な着用感が得られます。

肩こりがつらいから

ブラジャーをつけると肩がこるから苦手と感じる方も多いようです。その理由にはストラップの肩への食い込みや、アンダーバストのサイズが合っていないことでの締め付けが挙げられます。食い込みや締め付けにより血行が悪くなることで、肩こりの元となってしまうのです。特に、細すぎるストラップは肩への圧が増加する原因に。

幅の広いストラップやパッド入りのストラップを持つブラジャーは、肩への食い込みが和らぎます。ストラップの長さを適切に調整し重みを分散させることも、快適な着用感を保つために大切なポイントです。

その他

その他にも「ブラジャーのデザインや機能が自分の好みやニーズに合わない」「選び方がよくわからない」「胸が小さいから必要性を感じない」「胸が大きいからブラジャーによって強調されてしまうのが嫌」「お手入れが億劫」などの理由でブラジャーを苦手に思う女性もいるようです。

ブラジャー嫌いを克服!快適に着用できるブラの選び方は?

ブラジャーが苦手な方は多いですが、「不快な部分はあるけど、本当は好きになりたい」「快適なブラの選び方を知りたい」「自分に合った一着を見つけたい」…心の中ではこんな思いのある方もいらっしゃるはず。以下では、ブラジャーが苦手な方でも快適に過ごせるブラジャー選びのポイントをご紹介します。

素材で選ぶ

ブラジャーは肌に直接触れるもの。だからこそ快適なブラジャー選びでは素材に注目することが大切です。長時間身につけるブラジャーは、肌に合わない素材を選んでしまうとチクチクするなどの不快感が生じる原因に。特に敏感肌の方は、装飾のためのレースや縫い目の糸の素材も見逃せないポイントです。

肌への負担を軽減するためにも、やわらかくて肌触りの良い素材を選ぶことが大切になります。例えば、コットンやシルクなどの天然素材は通気性が良く肌への刺激も少なく、おすすめの素材です。さらにカップやストラップ、ワイヤーのやわらかさも肌への負担軽減に一役買ってくれますよ。

製法で選ぶ

敏感肌の方にとっては、肌とブラの縫い目が擦れることで起こるかゆみや赤みは大きなストレスですよね。そこで選択肢に入れたいのが無縫製やフラットシームのブラジャーです。無縫製のブラジャーは一枚の布で立体的に作られているため、縫い目がなく滑らかな肌触りが特徴。フラットシームのブラジャーは、縫い目を平らにする特殊な縫製技術で作られているから、縫い目が肌に当たる部分が非常に少なくなっています。

どちらの製法も擦れによるチクチク感を感じにくくなり、肌への刺激を大きく減らせますよ。長時間の着用でも、摩擦による不快感が軽減されるから一日中快適に。特に運動時や長時間の外出時など動く機会が多い日にはありがたい存在です。

フィット感で選ぶ

締め付け感が苦手な方や肩こりに悩む方は、アジャスターやストラップに工夫があるブラジャーを選ぶのがおすすめです。アジャスター付きのブラジャーはバストに合わせてフィット感を細かく調整できるから、肩にかかる負担の軽減に役立ちますよ。幅広のストラップは肩にかかる重みを分散でき、圧迫を緩和する効果も。フィット感を自分に合わせて調整しやすいブラジャーを選ぶことで、締め付け感の軽減につながります。

正しいサイズのブラジャーを選ぶことも重要です。自分のバストサイズを正確に測ってぴったり合ったブラジャーを選ぶことで、無駄に締め付けることなく快適な着用感を得られます。サイズが合わないブラジャーを着け続けることは不快感やバストの形崩れの原因に。選び方に悩む場合は、専門店でのフィッティングを受けるのも良いでしょう。

ブラジャー以外にも、バストを支える選択肢はいろいろ

ブラジャーが苦手な方には、ブラトップやスポーツブラ、ナイトブラなどの選択肢もあります。これらのアイテムは締め付け感が少なく、リラックスした着心地が特徴です。

ブラトップはカップ付きのキャミソールやタンクトップのようなデザインで、体にフィットしつつも締め付け感が少なく、自然な形でバストをサポートします。

スポーツブラは伸縮性のある素材を使用しており、激しい運動でもバストをしっかり支えながらも着用感がやわらかいのがポイントです。

ナイトブラは睡眠中のバストを優しく包むために設計されており、締め付け感のない快適な眠りをサポートしてくれますよ。

いずれのブラジャーも、ワイヤーや硬い素材を使っていないのもうれしいところ。ソフトな素材と締め付けないように工夫されたデザインで、バストを優しく支えて包み込みます。特に締め付けが理由でブラジャーが苦手な方におすすめです。

ブラジャーは着用方法も肝心!正しいつけ方をチェック!

ブラジャーの着用方法が間違っていると、快適さが損なわれるだけでなく、肩こりや頭痛、吐き気など健康にも悪影響を及ぼすことがあります。以下ではブラジャーの着用する際のポイントをご紹介します。ぜひ着用方法の参考にしてくださいね。

1. バストをブラジャーのカップにしっかり収める

ブラジャーを着ける際は、前かがみになってバストをカップに収める方法がおすすめです。この姿勢でブラジャーを着けると、バストがしっかりとカップにフィットし、浮きやずれを防げます。

2.ストラップを調整して、肩に食い込まないようにする

ストラップが肩に食い込むと、肩こりや痛みの原因に。ストラップは、指が1本入る程度の余裕を持たせて調整しましょう。これにより肩への負担が軽減され、快適さがアップしますよ。

3. バックバンドが背中で水平になるようにする

ブラジャーのバックバンドが背中で水平になっていることを確認しましょう。バックバンドが上がっているとサポート力が低下し、ずれやすくなることも。水平になるように調整することでブラジャーがしっかりとフィットし、安定感が増します。

4.ワイヤーの位置を確認する

ワイヤー入りのブラジャーを使用する場合は、ワイヤーがバストの下にしっかりと沿っているか確認しましょう。ワイヤーが浮いていたり食い込んでいたりすると、痛みや不快感の元になります。正しい位置にワイヤーがあることで、バストをしっかりサポートできますよ。

自分に合ったブラジャーを着用できるように、購入する際にお店で試着をするのもおすすめです。ブラジャーの正しい着用方法を守ることで快適さとサポート力が向上し、一日が快適に。肩こりや痛みを防ぎ、バストの形を美しく保つことにもつながりますよ。

いつが最適?ブラジャーの買い替えタイミング

長期間同じブラジャーを使い続けると、形状や素材の劣化によって少しずつバストサイズと合わなくなってくることがあります。そのまま使い続けると、着用時の不快感やバストの崩れの原因になることも。例えば、伸びたストラップや劣化したカップはバストを適切にサポートできず、肩こりや痛みを引き起こすこともあります。

ブラジャーの買い替えのタイミングは、一般的には毎日連続して着用した場合は3ヶ月、洗い替えて着用した場合は6ヶ月から1年程度が推奨されています。お気に入りなどでよく着用するブラジャーは劣化も早いため、交換の頻度も上がるでしょう。快適な着用感とバストの形を保つには定期的な買い替えが大切。ほころびや伸びなどの劣化が見られたら、早めの買い替えを心掛けてくださいね。

ブラジャーが苦手な方におすすめのインナー5選

丸福ガーゼ/カップ付無地タンクトップ

当店人気No.1、上質ガーゼでストレスフリーな着心地

ブラジャーの締め付け感が気になる方には、ガーゼ素材のこちらのタンクトップがおすすめです。日本に3台しかない編み機で丁寧に編まれた上質なガーゼ素材は、ふんわりと柔らかな風合いが特徴。甘く編み立てているから中に空気をたっぷり含み、夏は涼しく冬は暖かく着用できます。抜群の伸縮性で体をやさしく包んでくれますよ。

カップ付きのタンクトップといえば、バスト下をしっかりホールドすることでフィット感を上げていることが多いもの。一方こちらはガーゼ素材の伸縮性によりバストを支えるから、楽なのに安定感がある着心地がポイントです。レースなどの装飾のないシンプルデザインに加え、縫い目やタグが直接肌に当たらないようにという細やかな工夫もうれしいところ。インナーのチクチク感に悩まされている方も安心です。

天衣無縫/リブカップ付きキャミソール

やわらかリブで、締め付けないのにしっかりホールド

ブラいらずのカップ付きキャミソールは便利な反面、バストが流れるのを防ぐためにぴったりとしているものも多いですよね。ブラほどではないけれど締め付け感が気になることもあるのではないでしょうか。こちらのキャミソールはオーガニックコットンをリブ編みにすることで抜群の伸縮性を実現、バストに柔らかくフィットします。汗をかいた時にも、リブ編みの凹凸が肌への張り付きを抑えてくれますよ。

カップ部分は2重にくるまれており、前身ごろと合わせて3重の構造。締め付けのない着心地ですが、アンダーに細いゴムが入っているのでバストはしっかりと安定します。ゴムを生地で包んであったり、脇には縫い目がないように編み立ててあったりと、肌へ刺激がないように細部まで気遣われているのもポイントです。肩紐はアジャスターで調整可能。自分に合ったフィット感で着用いただけます。

絹屋/内側シルクカップ付きリラックスキャミソール

くつろぎタイムに、天然素材でチクチクしない着心地

人間の肌に近い成分を持つシルクは急放湿性にもすぐれ、蒸れにくくいつもサラッと着られる素材です。しっとりとした質感で、乾燥肌や敏感肌の方もチクチクせず安心して身につけられます。こちらのキャミソールはバストの肌側部分をシルク100%で仕立てているのが特徴。擦れや素材による刺激がなく、バストトップが痒くなりにくいのがポイントです。

キャミソール本体にはオーガニックコットンを使用し、やさしい着用感を実現しています。アンダー部分にはゴムを使っていないので、締め付けがなく楽な着心地。ルームウェアとして、リラックスしたいときや就寝時の着用がおすすめです。M~XXLの4サイズ展開だから、体型に合ったサイズを選べるのもうれしいポイントです。

TESHIKI/ブラ

蒸れない締め付けない、コットン100%でさらっと着られる

締め付けのないブラジャーをお探しの方におすすめなのがこちらのブラ。コットン100%で汗をかいても蒸れにくいのに加え、布帛素材で肌に張り付かず、風通しよく着用いただけます。ワイヤーを使わずアンダー部分のゴムでホールドしているため、痛みを感じにくいのもポイント。締め付けや蒸れといった苦手に感じるポイントがクリアされているブラです。

ストラップ部分はY字型になっているのが特徴。肩紐の中にはゴムが入っているのでずれにくくなっています。後ろにホックはなく、かぶりで着用する仕様です。シンプルデザインでありながらも豊富なカラー展開で、洋服のように選ぶ楽しみがあるのもうれしいところ。紐部分は見えてもインナー感のない見た目なので、カラーを気にせずお選びいただけます。

TAKEFU/ソフトフィットブラ

竹由来の抗菌・消臭性で、においが気にならない

こちらのブラに使われているのは、竹から生まれた繊維「TAKEFU(R)」。原料は竹100%、抗菌性と消臭性、吸湿・吸水性を持ち合わせた素材です。TAKEFU(R)に伸縮性のためのポリウレタンを5%配合し、バストをやさしく包みます。汗をすばやく吸収し、暑い季節でも蒸れにくいのが良いところ。竹のすぐれた消臭性で気になるにおいもカットできるのがポイントです。

肌ざわりがなめらかなのもTAKEFU(R)の特徴。すべすべとした摩擦抵抗が少ない生地に加え、縫い代をフラットに加工しているからチクチクせず、敏感肌や乾燥肌の方にも安心して着用いただけます。ワイヤーやゴムを使わずバストラインの切り替えによってホールドしており、締め付け感のない着心地。幅広の肩紐がバストをしっかり支えます。

苦手なポイントをクリアして、快適なブラジャーを選ぶ

選び方次第で快適に身につけられるのがブラジャー。自分に合った一着に出会うには、購入する前に苦手に感じるポイントを理解しておくことが大切です。今回ご紹介したブラジャーの選び方や正しい着け方、おすすめアイテムを参考にして、お気に入りのブラジャーを見つけてくださいね。

文・構成/柳井ひかり

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

スタイルストア

スタイルストア 編集室

スタイルストアのお客さまに、日々の暮らしをアップデートするコツや、商品の選び方などのノウハウをご紹介するコラムをお届けしています。