もちはだ/もちぴた3 ロンクルシャツ 起毛のパイオニアによる極暖長袖カットソー

もちはだは、起毛のパイオニアと言われるメーカーが独自に開発したふわふわの起毛生地を使ったアイテムを展開しています。「世界から寒いをなくす」と掲げて手掛けたロンクルシャツは、冬の寒さを和らげるお手伝いをしてくれるアイテムです。

鷲尾式起毛はどこが違うのか？

もちはだは、靴下の産地でもある兵庫県の加古川市に拠点を置く、ワシオ株式会社によるブランドです。肌にあたる部分を起毛させた「裏起毛」の先駆け的存在で、鷲尾式起毛と呼ばれるメーカーオリジナルの起毛を用いた代表的なブランドが「もちはだ」なんです。

もちはだの編地は、タオルのようにループ状になっているパイル編みと呼ばれるものです。一般的なスウェットの内側の状態をイメージするとわかりやすいかもしれません。このループは、中に空気を溜め込んで、生地に保温性とクッション性をもたらします。

このパイル編みに、一般的な方法で起毛処理をかけると、生地が毛羽立つと同時にループも破壊されてしまい、せっかくのループを活かすことができません。

では、もちはだに採用されている鷲尾式の起毛は、何が違うのかというと、このループを破壊せずに、上部だけを起毛していいるところです。それにより、起毛部分とループの両方に空気を溜めることができるので、段違いに保温力を持つ生地に仕上がります。

起毛によって生まれる厚い空気層は、外の冷たい空気を遮断し、体温を外に逃しません。あたたかさを保ちつつ、余分な汗は発散させるので、蒸れづらく快適なんです。

ストレスのないあたたかさ

「もちはだ」は株式会社ワシオの登録商標です。

もちぴたロンクルシャツは、長袖のクルーネックカットソーです。縦に2倍、横に3倍、斜めにも良く伸びるという生地は、程よくフィットしますが、締め付け感はありません。

内側は起毛によってふわふわで、柔らかい毛布のような肌触りです。内側はすべて起毛されているので、襟ぐりまでちゃんとあたたかいのがいいですね。

ふわっとしていてほどよく肉厚ですが、重ね着してももこもこしすぎないのがいいところ。薄手のシャツなどを羽織っても、表に響きにくいと思います。

襟ぐり、裾、袖口はパイピング仕様。肌着感がなく、ジャケットのインナーなどでも着られます。

サイズに関して

モデル身長167cm7号体型　Mサイズ着用

サイズはM、L、LLの3サイズです。伸縮性のある生地なので、基本は、普段着ているインナーとサイズと同じサイズをお選びいただくのがおすすめです。フィット感があるので、ぴたっと体にはりつくのが苦手な方は、ワンサイズ上をお選びください。

もちはだは、かなりあたたかいのですが、過剰なあたたかさではなく、生地の加工に独自の工夫をすることで、体に負担やストレスをかけずに、あたたかさをもたらしてくれるのがいいんです。このもちはだが、みなさんの生活の中から寒さをなくしてくれるといいなと思います。