保堂/茶筒 長型 120g 茶葉の鮮度を保ちやすい、二重構造の茶筒

緑茶や紅茶を好む方にとって、茶筒選びは重要です。「茶葉の鮮度をより長く保てるものがいい。一生大切に使い続けられるものなら尚いい」こう考えている方は多いのではないでしょうか。

こんな方にもおすすめできるのが、新潟県燕市の伝統工芸、鍛金銅器の技術を用いた金属加工商品を生産する保堂が作る「茶筒」。気密性の高い二重構造だから、茶葉を湿気と酸化からしっかりと守ります。金属特有の経年変化もぜひお楽しみください。

二重構造だから、気密性が高い

金属性の茶筒には主に2種類の製法があります。一つは、金属版を型でプレスして凹ませる「継ぎ目ができない」製法。もう一つは、中筒に外筒を巻いて作る「継ぎ目ができる」二重構造の製法です。プレスして作る方が量産向きでコストを抑えられる為、今では前者が一般的。後者の製法はどうしても技術者の繊細な手仕事が必要となる分、手間とコストがかかり高価になりがちです。でも、実は気密性が高いのは後者なんだそう。

「継ぎ目があるのに何故？」と感じるかもしれませんが、「継ぎ目があるから」なのです。中筒に外筒を巻くという二重構造になっていることで、より外気に触れにくく、茶葉の劣化を抑えられるという仕組み。ちなみに、保堂の茶筒は二重構造で内蓋付きです。

使うほど、大切にするほど、経年変化で味を増す

銅製と真鍮製の2種類をご用意しました。外側だけでなく、茶葉の触れる内側にも同じ素材が使われているのも、こちらならではのポイント。特に銅には抗菌性がある為、茶葉の状態をより長く保つ効果がさらに期待できます。開封後の茶葉は1か月で使い切るのがベターとされていますので、サイズも家族構成やお茶を飲む頻度に合った「最適」を選びやすいよう、120g、100g、70gの3つをご用意しています。

銅、真鍮ともに空気に触れることで変色する金属です。触れる場所が偏るとムラができる場合がありますのでご注意ください。日々、手のひらでよく撫でるようにお使いいただくと、色の変化や光沢を全体に程よく出すことができます。

使うことで確実に唯一無二の風合いや趣きが増していくので、愛着もひとしおになっていくのではないでしょうか。一生物の道具として、大切に育てていただければ幸いです。

保堂の「茶筒 長型」は、一生物の道具です。使うほどに育ち、どんなに使っても持ち味は廃れません。茶葉以外、例えばショートパスタやナッツ類の保管にも重宝できます。自然といつも傍らにある、暮らしの道具となる一品です。

ご注文前にご確認ください

手仕事でつくられているため、接合跡や内側の叩き跡がみられます。また、茶筒に入っている筋は傷でなく、製作工程上つくものですので予めご了承ください。