森の炭の森 M 小さな森を作って、お部屋の空気をきれいに

家に帰った瞬間や、部屋の扉を開けた時、「ちょっとにおいがこもってるかも・・・」と感じることはありませんか？

炭の脱臭・消臭のアイテムはたくさん世の中にありますが、いかにも「脱臭！」というビジュアルが強過ぎたり。インテリアにすっとなじむものがあったら良いなーと常々思っていました。

そんな時に出会ったのが、静岡県の炭を使ってものづくりをしているメーカーのアスカムとデザイナーの花澤啓太さんが作られた「森の炭の森」。森でできた炭を使って作られた、木のかたちの脱臭剤です。

嫌なにおいだけを吸ってくれる特許技術

森の炭の森について伺った時にまず驚いたのは、その特許技術。静岡工業技術研究所との共同研究で発見された「選択吸着炭」を使っており、嫌なニオイだけ吸着し、良い香りは吸わないのだそうです・・・！

初めて伺った時は「そんなことができるのだろうか・・・？」と思いましたが、上の図の様に良い匂いは分子が大きくて吸わないのだそう。

精油をたらしてアロマの香りを楽しむこともできます。

この「臭いを選ぶ」新しい炭は、お部屋の空気を浄化しつつ、心地よいアロマも楽しむことができる炭なんですね。（特許2007-333652）

森を守り、空気を守ってくれるオブジェ

また、「森の炭の森」ができるまでもストーリーがあります。

森で生まれた間伐材を有効利用して炭を作る。
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その炭を使って作ったオブジェでお部屋に森を作る。
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天然素材の特許技術で空気を浄化してくれる。
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それが受け入れられることで、また間伐材を使うことができる。

・・・と、森を守りながら「無理なく循環していく」というストーリーが背景にきちんとあるのです。

ひとつひとつ手作りで炭を塗り重ねて作られています

表面の質感は、まるで木の樹皮のようです。

アスカムは、炭をセラミックコーティングしてから焼いた、脱臭・吸湿効果の高い「セラミック炭」を作っているのですが、今回はそれをさらに「ペイント」できるように開発を進められました。

職人がひとつひとつ丁寧に炭のペイントを塗り重ねています。表面は炭が静かに流動することもあり個体差がありますが、それもまた木々の個性のようです。

どのくらいもつの？

炭の脱臭機能の期限は半年から1 年ほどだそうです。調湿機能は天日に干すことで繰り返しご使用いただけます。

また、手につきにくいコーティングを施しています。毒性はありませんが、食べることはできませんのでご注意くださいね。（乳幼児・幼児・ペットの手の届かないところでご利用ください。）

上の画像は、デザイナーの花澤啓太さんが撮影された、「森の炭の森」が炭になる前のチップ状ひのきに囲まれているところ。このチップが炭になるんですね。（画像は先が尖っていますが、お届けする実物は、先端がもう少し丸い仕様です。）

3サイズをご用意しています

ご用意しているのは、S、M、L、の3サイズ。単品はもちろん、少しお得なS・Mセット、S・M・Lセットもおすすめです。ちなみに、ご参考としてですが、実際に飾ってみて、S・Mセットはいろいろな場所で飾りやすい大きさだなと思いました。

ナチュラル・北欧テイストのお部屋にはもちろん、モダンなお部屋にもすっと溶け込みそう。特にじめじめとした雨の季節や暑い時期は、においや湿気を取ってくれて大活躍してくれることでしょう。私も、お部屋に小さな森を作って、せっせと空気をきれいにしたいなともくろんでいます。