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玉子焼き器、焼き上がりを比べてみました

2019年03月10日更新

バイヤーの畠田です。
玉子焼きはフライパンの素材によって変わるというけど、どのくらい変わるのだろう?とふと気になり、実験してみました。

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左から、
【アルミニウム合金製+テフロン加工】800円程で量販店で購入したもの
【銅製】中村銅器製作所/銅玉子焼き器 関西型 12cm長
【鉄製】ambai/玉子焼 角

使った卵は「2個」です。油をひいてしばらく温めてから卵を投入。

焼き上がりは・・・

左からアルミニウム合金、銅、鉄。

素材によって、やはり焼き上がりは全く違う結果になりました。

アルミニウム合金は、焦げ目が付かず少しふっくら。
銅は焼き目も均一に程よく、一番ふんわりと仕上がりました。
鉄はしっかりと焼き目がつき、硬めでしっとりの仕上がりに。
(ちなみに、いずれも油をひけば全くくっつきませんでした。)

左からアルミニウム合金、銅、鉄。

断面はこんな感じ。画像で見るとわかりづらいですが、食感も銅がふっくらと仕上がっているように感じました。
一方、香ばしく感じたのは鉄。食感もしっかりしています。

卵を入れたときに「ジューーーッ」という音がしたのは、銅と鉄。
中でも銅は卵液を入れてすぐ、表面にふつふつと気泡ができ、すぐに他の素材との違いを実感しました。

この違いは、卵への熱の伝わり方の違いによるもの。
熱伝導が良く、卵焼き器全体で温度のブレがないことが、卵焼きをふっくらと仕上げるコツです。
その点、熱伝導率は「銅>アルミ>鉄」の順なので、銅で作った玉子焼きはよく膨らむんですね。

まとめ

卵焼きをとにかくふっくら美味しく仕上げたい、という方には「銅」がおすすめ。
個人的には、玉子焼きだけではなく小さな鉄フライパンとしても使いやすい「鉄」が好みです。しっかりした食感の玉子焼きが好みの方もこちらを。
アルミ+テフロン加工は、油少なめでもくっつきづらく、手入れが安易で使いやすい点が魅力ですね。

みなさんの玉子焼き器選びのご参考になれば幸いです。

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このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。