みんなの愛用品

ベッドに敷くだけで翌朝の体が楽になりました

2019年02月23日更新

バイヤーの中井です。
長時間のパソコン仕事で背中と腰がバキバキ。さらに喘息だったということも分かり、咳のしすぎで上半身が疲れる。昨年そんな状況になった際にこれはマズいと思い、「寝具の見直し」をしました。

その中で特に良いと実感できたのが、Danfill(ダンフィル)のフィベール綿を使った敷きパット(オーバーレイ))。ベッドに敷くだけなのですが、これがあるのとないのでは、翌朝の背中と腰が全然違ったのです(ちなみに枕も使っています)。

寝ている間に、体をいたわりたくて

いろいろな要因で凝り固まった体(特に背中と腰)。湯舟にゆっくり浸かる、ストレッチをする、マッサージツールで凝りを和らげるなどの自助努力はするようにしていましたが、よくよく考えてみたら、私の場合は睡眠時間が平均6-7時間くらい。

「寝ている時間を有効に使って、翌朝すっきり目覚めたい」。「季節の変わり目でも、適温を保って冷えないようにしたい」。そんな思いから寝具を見直し、まずは背中と腰に当たる面積が多い「パット」を敷いてみることにしました。

立体的なキルトがいい役割に

パットと言っても、固い・柔らかい、厚い・薄い、体圧分散できる機能系など、たくさんの種類が作られています。

私の場合は、ベッドが固すぎると翌朝体の筋肉が張ってしまうタイプ。薄いよりもふかふか系が好きなので、Danfill(ダンフィル)のオーバーレイを選んだのですが、これが大正解でした。

fibelle_13

左がフィベール綿、右が一般的なポリエステル綿。フィベール綿は空気を含む分、保温性があるのも特徴です。

購入前は、「羽毛みたいだけど家で洗える」、「冷え対策によさそう」、そんな特徴にも期待していました。いざ使ってみると、予想以上にこの「ふかふか感」が体に心地良いことに気づきました。

どうしてこんなにふかふかなのか、まずひとつめの理由が「フィベール綿」という軽くてふんわりとした綿(わた)を使っているから。

一般的なポリエステル綿は繊維同士が絡まってなかなか割けませんが、フィベール綿はすごく柔らかくて割ける上に、ふわっとしつつもへたりにくいんですね。

そしてふかふかなもうひとつの理由。それは、一般的なキルトタイプの敷きパットは「表と裏の生地の間に中材を挟み込んで縫う」ものが多いのですが、こちらはパットの形が立体的というところ。

立体的な形に綿を吹き込んでいるので厚みがあり、ふかふかを体感しやすいのです。

布団が「今日もお疲れさまー」と言ってくれているかのような包み込み加減。

ここにごろんと転がるとですね、やわらかけれどしっかりと厚みがある「ふわふわ達」が、下から背中や腰をふわーっと包み込んでくれる訳です。これが本当に心地良くて・・・!(毎日ベットに潜り込むのが嬉しい)

「体圧分散してくれる」という機能系のパットではないのですが、寝返りしても体に合わせて綿がフィットしてくれるので無理な力がかからないようで、すっきり目覚められるなと感じています。(横になっている時に咳が出てもやさしく受け止めてくれます。)

いつものベットの上に敷きパットを1枚敷く。これだけでずいぶん体が楽になるのだなぁと驚かされました。敷きパットの固さや厚みは合う合わないがあると思います。フィベールは固いベッドが好きな方には不向きですが、柔らかめが好きな方、包み込まれる感じが好きな方には本当におすすめです。

アレルギー持ちの方も安心

人は、寝ている間にコップ1杯の汗をかいているといわれています。布団に染み込んだ汗は、バクテリアやダニの繁殖に繋がってしまうので、そうならないように「日常的に洗える」ということはとても大切です。

Danfillは、福祉大国デンマークで「健康」と「清潔」をテーマに医療寝具を作っているブランド。フィベール綿を使ったシリーズもお家で丸洗いできて清潔に保つことができるので、アレルギーをお持ちの方も安心してお使いいただけます。

ちなみにフィベールの側地は目が細かく、ダニが入り込みにくい生地を使っています。有害物質を含まない素材を使っているので体にもやさしく安全ですよ。

綿を使っているので「冬向け」なイメージもありますが、真夏以外は3シーズン使えます。特に季節の変わり目の春や秋。気温の変化で体調を崩しやすい時期、ぜひ体をいたわってお過ごしくださいね。

また、今回はお得な掛け敷き布団セットを当店限定で作っていただきました。単品でお求めいただくよりお安くなっていますので、ぜひご覧ください。

このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。