みんなの愛用品
浅鍋でロールキャベツから熱々グラタンまで
バイヤーの中井です。
仕事が終わって家に到着する頃にはお腹がペコペコ。「早く調理できて、寒いからあたたかいものを……」と思うと、つい弥生陶園の丸土鍋に手が伸びます。
丸土鍋は、他の土鍋と比べて
・浅い分だけ早く火が通る
・火からおろしても熱々状態がしばらく続く
というところが良くて、この冬大活躍している道具のひとつです。
水炊き鍋だけではなく、ロールキャベツなどの煮込み系、残りのスープのアレンジメニュー、付属の蒸し台を使った温野菜。
「THE・鍋」というメニュー以外も作りやすく、卓上コンロがなくても熱々が続き最後まであたたくおいしいまま食べられるので、自然と丸土鍋で料理をすることが増えました。
商品ページでは水炊き鍋を作る時のことを中心にご紹介していますが、まだまだお伝えしきれていない!
使うほどにそんな思いが募りまして、今回は丸土鍋が持っているポテンシャルと活用例をご紹介したいと思います。
煮込みやおでんを作るならこの鍋が良い
この土鍋は、
「あたたかいまま食べたいもの」
「食卓で取り分けたいもの」
の調理に向いています。
例えばおでんや、煮込み料理など。一度に全部うつわに盛らずに食べる分だけ盛った方が最後まであたたかいのでおいしく食べられます。
卓上コンロがなくても蓋をしておけば時間が経っても熱々。アルミ素材など火の通りが早い鍋は冷めるのも早いのでこうはいきません。
ロールキャベツや煮込みスープの後はリゾットに
ロールキャベツを作った時、残りのスープにご飯の残りとチーズを入れればリゾットに。
鍋自体に蓄熱されているので、改めてコンロにかけてもすぐに出来上がります。
丸とんすいはグラタン用にも
同じ素材で作られている丸とんすいはオーブンにも対応しています。(直火は五徳のサイズが合えばご使用いただけます。一般的なコンロの五徳に乗せるにはちょっと小さいかもしれません。)
翌朝、リゾットにチーズをかけてドリア風にして食べたり、スープの場合はパンとチーズをのせてグラタンとして食べたり。
とんすいとしてだけでなくグラタン皿、スープカップとしても重宝します。
約5分でおいしい蒸し野菜ができます
お水を張って、蒸しスノコをセットした上にカブやブロッコリーを乗せれば、火にかけて5分くらいすればおいしい蒸し野菜に。
蒸し野菜も煮込み料理と一緒で器に全て盛ると早々に冷めておいしさが半減してしまいますが、丸土鍋ごと食卓に置けばあたたかくてシンプルなのにしみじみおいしい。
この方法で蒸し料理をするようになって温度ってこんなにおいしさを左右するんだなぁと実感しています。
冬本番のこれからの時期にこそ優秀さの真価を発揮してくれる丸土鍋たち。
旬の野菜とちょっとのお肉・お魚があれば、おいしくて胃にもやさしい晩ごはんがすぐに出来上がります。
丸土鍋で、この冬もっといろいろなメニューを作ってみたいと思いますのでまたご報告しますね。
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。