バイヤーからのお便り

熱帯夜にも、クーラー冷えでヒンヤリの夜にも

2018年07月15日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。
最近、30度を越える日も多く、
じめじめと寝苦しい夜が続きますね。
みなさんは夏の夜、部屋の
温度管理はどうされてますか?

我が家では、冷房は寝る直前に消して
扇風機のそよ風で眠っているんですが、
寝る前は肌寒い、でも夜中は暑い!と
調整がなかなかむずかしい。

更に、一晩の間だけではなくて、
日によって肌寒い日もあったり
じめじめと暑い日もあったり。
5月~9月の夜をいつでも快適に
過ごしたい!と思うと、寝具選びって
すごく難易度が高いんですよね。

そんなときに、使ってみた
シルクとリネンのガーゼケット」。

つくり手の三井さんには、冬の間に
シルクの敷き毛布」で大変お世話に
なりました。
このシルクの敷き毛布は、
肌ざわりの気持ちよさだけではなくて
「寝てから起きるまで、布団の中を

快適な環境に保ってくれている感じ」
がしたのですが、このガーゼケットも
まさに同じ。

朝起きたら結局何も掛けてない・・・
ということが、減ったように思います。

「綿」が一役買っている

なんで「暑くても寒くても快適」なのか
というと、リネンとシルクの吸湿・保温性も
そうですが、「綿」がうまく機能しています。

「リネン+綿」と「シルク+綿」のリバーシブル。真ん中に「綿」の層を挟んだガーゼ三重織です。

三重織のうちの真ん中の「綿」の層、
表面の層に比べて糸が太いのがわかりますか?

生地がじっとしているときは空気が留まり、生地が動けば糸がずれて通気性が増します

一般的にガーゼケットは目が粗いため、
保温性という点ではタオルケットに
劣るのですが、太い糸で織られた
真ん中の綿の層が空気を含んでくれるので
そこをカバーしてくれるんですね。

なので、冷房が効いている時でも
肌寒くなく、部屋の気温があがってくると
ガーゼケットならではの通気性で
涼やかに過ごせる、という寸法です。

個人的には、より肌ざわりがなめらかな「シルク+綿」の面がお気に入り。

表地についても、
「リネンだけだと肌触りがごわごわする」
「シルクだけだとお手入れが難しい」
といった素材の問題点を、
綿を混ぜることでうまく解決しています。
天然素材の使い方が本当に上手ですよね。

あと、当店でこの時期人気の寝具といえば
パシーマキルトケット」。
こちらも試してみました。

わたしは、寝返りを打った時に
ケットが体にまとわりつく感じが
どうも苦手なんですが、パシーマは
まとわりつかないのがいい!

左がシルクとリネンのガーゼケット、右がパシーマ(2回洗濯済)。

ただ、肌ざわりのやわらかさは
シルクとリネンのガーゼケットに軍配かな~
といった感じだったので、わたしは
パシーマを敷いて、ガーゼケットを
掛けて寝ています。
パシーマはまだ洗濯2回目なので、
もう少し育てたらまた変わってくるかもしれませんね。

まだまだ、夏の寝具の実験中。
また良いものを見つけたら
ご紹介したいと思っています。
みなさまも、快適に夏の夜をお過ごしください。

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このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。