バイヤーからのお便り
汗にまつわるお悩みにリネンのウェアをおすすめする理由

こんにちは、バイヤー加藤です。
東京では35℃以上の日が珍しくなくなりつつあり、そして40代以上のつかい手にとっては、体調の変化による滝汗問題も深刻です。だからこそ当店がおすすめしたいのが、リネンのウェア。なんとなく夏はリネンというイメージがありますが、それにはちゃんと理由があります。今こそ、天然の機能繊維リネンの力を活用してみませんか。価格が高騰しているリネンですが、ubasoku(ウバソク)のリネンアイテムは普段着に取り入れやすいリーズナブルな価格帯です。
天然の機能繊維、リネンはここがすごい

私自身も、ここ数年の夏はリネンの良さを実感することが増えました。外の蒸し暑さでかいた汗は素早く吸収、室内に戻る頃にはその汗は乾くのがとにかく快適。コットン素材のTシャツを着ている時と比べると汗を吸ってじっとりとした服が肌に張り付いたり、湿った服がクーラーの風で冷え過ぎてしまうということがなくなりました。
どうしてリネンはこんなに快適なのか、改めて調べてみると嬉しい特性が満載であることがわかりました。
その1:吸水速乾

リネンのウェアが汗を吸って素早く乾いてくれるのは、繊維の内部が空洞だからです。吸水性はコットンの約4倍ともいわれるリネンですが、コットンのように汗を吸ったらぐっしょりと濡れることがなく蒸発が早いので、エアコンのきいた室内に入っても体が冷えすぎません。
その2:臭わない

天然の抗菌防臭性があるのもリネンの魅力です。化繊のブラウスなどは、一日着ると何となく臭うな、と感じることがありますが、不思議とリネンのウェアを一日着て過ごしても不快な臭いがしません。
汗をかいた服の臭いの原因は細菌ですが、リネンにはリグニンという成分が含まれ、細菌の増殖を抑制する効果があります。また、汚れが繊維の内部に染み込まず、洗濯すると汗や脂がすぐに落ちるので、いつまでも清潔に着られるのも嬉しいポイント。
特に白いウェアは、ワンシーズン着ると黄ばみが気になることが多いですが、リネンなら次の年も黄ばみを気にせず着続けることができます。
その3:年々着心地が良くなる

リネンはコットンの約2倍の耐久性があります。水に濡れるとさらに強度を増す性質があるので、頻繁にお洗濯をしても大丈夫。ネットに入れて洗濯をして、脱水を短時間にして干せばアイロンも不要です。
また、お洗濯を繰り返すことで硬さがなくなりふんわりと柔らかな肌触りへ変化します。長い間着られるコスパも良い素材です。
肌にまとわりつかないゆとりのあるデザイン
ここ数年天然繊維の価格が上がり続けていて、リネン100%のウェアは少なくなっているのですが、そんな中ubasokuは工場や生地メーカーとの良好な関係を生かして、リーズナブルな価格でリネンアイテムを生み出しています。

素材の良さもさることながら、デザインにも工夫がいっぱい。当店ではバンドカラーという立ち襟のシャツやワンピースをご紹介していますが、首元が詰まり過ぎないので、上までボタンを留めてもほどよいゆとりがあります。

また、どのアイテムも身幅をたっぷりとっているので、風通しがよく涼しさがアップ。特に、「バンドカラーバイアスピンタックブラウス」と「バンドカラー縦ピンタックブラウス」はドルマンスリーブなので、体にまとわりつかずふんわりと肌を包んでくれます。

リネンの良さを全身で味わいたいという方には、「バンドカラー半袖シャツワンピース」がおすすめ。前開きなので羽織りとしても活躍します。

当店では、昨年は9月に入ってもリネンのアイテムが人気でしたが、今年も暑さが続くことが予想されます。昨年の動きから今年は十分な数を確保しましたが、既に完売したり在庫の少なくなったカラーもありますので、ぜひ今のうちにチェックしてくださいね。来年も着続けることができるお値段以上の名品です。

ショッピングユニットでバイヤーをしています。衣食住にまつわるすべてのことに興味があります。暮らしを楽しみたいという気持ちを大切にしたいと思っています。