こんにちは、バイヤーの中井です。バイヤー達の「買ってよかったもの」コラム、みんなそれぞれのキャラクターが出ていますよね。密かに私も他のバイヤーの紹介を毎回楽しみにしている読者のひとりです。

私が今年買ってよかったものもたくさんあるのですが、その中でも今回は「自分だけではなく、家族にもすごく喜ばれたもの」、「派手さはないけれど、使ってみて実は名品だと体感したもの」をご紹介したいと思います。

おやつを水切りヨーグルトに置き換え！ホエーで作るラッシーも最高に美味しい

私も夫も在宅勤務の日が多く、必然的に家から出る時間が減って運動不足気味。その上疲れてくると甘いものを欲してお菓子を食べてしまうことが多々ありました。

そんな中、グリークヨーグルトを食べる機会があり、そのもっちりとした食感やしっかりと食べ応えがあるなと実感。当初はスーパーでカップ入りのグリークヨーグルトを買っていたのですが、これは続けられそうだなと感じてから、もっと手軽に自分で作れるように「Three Snow 新越ワークス/水切りヨーグルトポット」を使い始めました。

市販のヨーグルト1パック分にぴったりな設計のサイズ感で、細かいメッシュのザルがセットになっているので、フィルターを用意しなくてもOK。ポットにヨーグルトを入れて冷蔵庫で一晩置くだけで、簡単にもっちりとしたおいしい水切りヨーグルトが作れる優れものです。

私の場合は水切りヨーグルトと一緒に季節の果物＋グラノーラを食べているのですが、スナック菓子を食べる頻度が減ったのと同時に、体にやさしい食材を摂取しているからか、少しお肌が荒れにくくなった気がします。また、果物やグラノーラを数種類用意しておいて、トッピングを選ぶ楽しみもできました。

ちなみに、作り始めるようになってから、ヨーグルトの水を切った後に出る「ホエー」をどうしたら一番有効活用できるのか悩んでいました。いろいろ活用できる情報はあったのですが、結局どう使うのが一番おいしくて、かつ楽なのか？

そんな話をバイヤーの畠田にしてみたところ、「シンプルに牛乳で割ってラッシーにすると最高においしいですよ！」と教えてもらいました。話によると、このラッシーがおいしすぎてヨーグルトの水切りをしているのだとか。

早速試してみたところ、これがおかわりしたいくらい本当においしい！！クセのないピュアな味で、我が家ではカレーの日に自家製ラッシーをセットで飲むようになりました。みなさまにもぜひお試しいただきたいです。

極度な乾燥肌の夫も絶賛！「この石鹸で洗うと粉を吹かない」

夫婦そろって乾燥肌・敏感肌なのですが、特に夫は冬場になると足や顔まわりに粉を吹いてしまい、乾燥によるかゆみや痛みに悩んでいました。

ボディソープの場合、様々な原料が使われていることが多いため、もともと体を洗う時は素材がシンプルな石鹸派なのですが、その中でも「この石鹸で洗うと粉を吹かない！」と絶賛していたのが、SAVON de SIESTA（サボンデシエスタ）の雪肌石鹸です。

この石鹸の良いところは、
①余計な成分が一切入っていない＆良質な天然素材のみを使っている
②熱を加えない「コールドプロセス製法」で作られているので、原料の良さが損なわれない
③油脂成分の一部が残るように工夫されており、洗いあがりにお肌がしっとりと潤う
という3点。

我が家では何種類か使い比べてみて、「雪肌石鹸」を愛用しているのですが、きちんと洗えている感じがあるのにお肌はしっとり。ラベンダー・ひのき・サンダルウッドのエッセンシャルオイルの香りもとても良いので、もう何回もリピートしています。

ちなみに、私は体を洗う時だけではなく、洗顔にもこちらの石鹸を使っています。1日を終える時にこの良い香りに包まれて深呼吸すると、疲れていても少しだけ幸福度が上がる気がしています。

「雪肌石鹸」の他にも、さっぱりとした洗い心地の「あずき石鹸」、無香料でアトピーの方にもおすすめな「やぎのミルク石鹸」の3種類をご用意していますので、ぜひみなさまにもお試しいただきたいです。

瓶や器の隅にジャストフィット！隠れた名品スプーン

最後にご紹介したいのが、ヨシタ手工業デザイン室の「racco ジャムスプーン」です。

さまざまな形の瓶の内側に添わせやすい形を研究して作られたスプーンなのですが、どんな瓶や器の隅にもおもしろいくらいぴったりとフィットしてくれるので、使うたびに感激してしまいます。

私はいぶりがっこのタルタルソースが好物で常備していまして、ホットサンドのマヨネーズがわりにしたり、クラッカーに乗せて簡単おつまみにして食べています。そんな時にracco ジャムスプーンが大活躍。

先端がカーブしているなど良い点はたくさんあるのですが、私が一番感激したのは、上の画像の手前の角部分でした。

ここがちょうど瓶の角にぴたーっと入り込んでフィットしてくれて（画像のスプーン奥です）、あますことなくいぶりがっことタルタルソースをすくえるのです。あまりに気持ちよくフィットするので、おもしろくなって毎回無駄に何度もすくい直すほど。

スプーンの面も広めなので塗り広げやすいですし、平たいのでちょっと多くすくい過ぎた時に瓶の角でこそぎ落とししやすく、普通のスプーンのように中央のくぼみに残ってしまうこともありません。

また、ジャムスプーンという名称ではありますが、私はヨーグルトやアイス用のスプーンとしても重宝しています。

普通のスプーンは両側ともにカーブしていますが、raccoは片側が真っすぐなので、器の縁やアイスカップの縁の直線にぴたーっと沿ってくれて、きれいにすくえるのです。

口に入れた時も中央の窪みがない分、スーッと入ってスーッと抜けていくのでとても心地良く、レストランでフィッシュスプーンを使った時の感覚にちょっと似ています。

普段はなかなかご紹介ができていなかったアイテムなのですが、一見普通に見えて他にはなかなか無い、でも使ってみるとすごく使い勝手を追求して作られていることがわかる、つくり手の探求心を感じる名品です。

あと、人生経験豊かでさまざまな良いものを使ってきたという大人の方へ、ちょっとしたプチギフトを贈りたい時。もしも何を選んだら良いか悩まれたら、raccoのスプーンをお渡ししたら「お！」と思っていただけるのではないかなと思います。

以上、バイヤー中井の「買ってよかったもの2024」のご紹介でした。すでに公開されている他のバイヤーたちの「買ってよかった！」もぜひご覧くださいね。

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中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。