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夏のお悩みを解決する、レディース向けインナーの選び方&おすすめ5選

2024年06月19日更新

夏は蒸れる、汗じみができる、下着のラインが見えるなど、他の季節に比べて気になることが増える季節です。快適に過ごすためには、直接肌に触れるインナー選びが重要。機能性の高いインナーを用意すれば、それだけで不快さがグッと軽減されることもあります。そこで今回は、夏のインナーの選び方をご紹介。最後に、当店のおすすめアイテムもピックアップします。

夏を快適に過ごすには、インナー選びが重要

夏のインナーにまつわるお悩みはさまざまですが、もっとも多いのは蒸れる・べたつく・汗じみが目立つなど、汗に関するトラブルです。汗は衣類や肌に長くとどまると、べたつきやニオイが強くなってしまうもの。そのため、肌を優しく守りつつ汗の不快さを和らげてくれるインナーを選ぶことは、夏を快適に過ごすためにはとても大切です。

また、夏は襟や脇が開いた、薄手の服が多くなります。そのため下着のチラ見え、ラインが響くなど、見た目の問題も気になるところです。重ね着をしづらい夏場は、服と下着の間にあるインナーを使って、見せたくないところをカバーする必要があります。おもに肩、胸元、脇などをうまく隠せるかどうかは、チェックしておきたい点です。

価格以上に感じる、長く愛用できるインナー選びのポイント

長く愛用できるインナーを選ぶには、耐久性も大切ですが、着ていてストレスがないことも同じくらい重視しましょう。いくら長持ちしても、肌触りやデザインなどストレスになる部分があると、どうしても手が伸びなくなるためです。たとえば肌触りにかかわる素材や縫製をチェックする際は、肌への刺激がないか、よけいなゴロつき感がないかを確認してください。

また、ストレスフリーに身に着けるには、デザインも要チェックです。好みに合うかはもちろん、上に着る服に響きにくいか、おかしなラインが出てしまわないかなど、快適さを損なわないデザインであることも外せません。あわせる服やライフスタイルによって快適なデザインは異なるので、価格以上に感じるインナーを見つけるためには、自分に合うかどうかをしっかり確認しましょう。

お悩み別にチェックしたい、夏インナーの選び方

夏のインナーのお悩みは、人によってさまざまです。夏に多いお悩みごとに、解消するためのインナーの選び方を詳しく見ていきましょう。

暑さやべたつき対策には、涼しくて乾くのが早い生地を選ぶ

高温多湿の日本の夏は、暑さとべたつきが気になりますよね。まず、暑さが苦手な方は、接触冷感生地のインナーを探してみてください。触れるとひんやりする素材が使われていて、身につけたときに爽やかな心地になれます。また、調温・調湿機能のあるインナーもおすすめです。体を冷やさず温めすぎず、湿気を逃がしてさらっとした着心地をキープします。

かいた汗を素早く吸収し、乾かしてくれる機能も大切。吸水性・速乾性の高いインナーなら、かいた汗が肌に長く残らず、べたべた感を軽減できます。特に注目してほしいのは、綿やシルクなどの天然繊維。なかでも肌触りのいい素材で仕立てたガーゼ生地は、夏の肌を心地よく包み込んでくれますよ。

汗じみが気になるなら、汗取りパーツやパッドの有無を確認

服の汗じみが気になる場合は、汗取りインナーを使いましょう。脇などに汗取り用のパーツがついており、汗を吸い取ってくれます。汗が直接服につかないので、ブラウスや暗い色のTシャツなど、汗じみが目立ちやすい服とあわせるのがおすすめです。汗じみ防止には速乾性のある素材のインナーも便利ですが、脇部分の布地が少ないとカバーしきれないことも。汗取りパーツがあれば安心感があります。

また、汗取りパーツだけでなく、脇汗パッドの入ったインナーも狙い目です。汗取りパーツより厚手のパッドで汗を吸収するので、汗じみがさらにできにくくなります。汗じみの目立ちやすい色の服を着るときには、脇汗パッドつきのインナーもチェックしてみてください。ただしパッドのある部分の通気性は、汗取りパーツのみの場合より損なわれるので要注意です。

下着のチラ見えが気になる人は、カバーしやすいデザインに注目

下着の紐などをうまくカバーするためには、インナーのデザインに注目しましょう。特に下着が見えやすいのは、胸元と肩、脇部分です。胸元に関しては、インナーによくあるゆるめのUネックではなく、直線的な形になっているものが便利です。胸元をしっかりカバーしてくれるので、下着がチラ見えしにくくなります。

また、肩紐を隠すには、ストラップが太いインナーで覆ってしまう方法があります。細いストラップだと重なっても隠れないので、下着の紐をすっぽり覆うくらいの太さだと安心です。脇はなるべく開き具合が控えめで、できれば脇のすぐ下くらいまでを覆うデザインなら、ゆったりとしたノースリーブの服を着ても下着が見えにくくなります。

シームレスな縫い目なら、服に響きにくい

夏は薄手の服が多いため、インナーのラインが響きやすくなります。そのため、なるべくシームレスなものを選ぶことが大切です。特にラインが出やすいのは、凹凸の目立つ縫い目の部分。たとえば切り替えがフラットな縫い方になっているインナーなら、タイトな服にも響きにくくなるでしょう。

また、ブランドや洗濯表示のタグも意外と目立ちやすいパーツのひとつ。内側に印字されていたり、あえて粗めに縫い付けられていてすぐに取り外せるようになっていたりと、配慮されている商品もあります。縫い目やタグに工夫があると、目立ちにくいのはもちろん、肌のごろつき感がなく快適にもなりますよ。

お腹や足まわりをカバーして、冷房で体を冷やさない

夏は暑さが気になりがちですが、「車内や室内に入ると、冷房がききすぎていて冷える」ということも多くなります。そのため、暑苦しくなく、それでいて冷えを防いでくれるインナーも用意しておくと便利です。冷房で冷えやすいのはお腹や足もとなので、腹巻きや腹巻き一体型のパンツ、ペチパンツなどで冷えを防ぎましょう。

なお、腹巻きなどカバーする範囲が広いインナーは、涼しく履けるかどうかも大切です。たとえばシルクやコットンリネンなど、涼しくてさっぱりとした素材のものが適しています。秋冬のインナーと違って、「温める」というよりは「冷やさないように守る」というイメージで探してみてくださいね。

暑い季節を快適に過ごすための、レディース夏インナー5選

当店でお取り扱いしている、おすすめのレディース夏インナーを5点ご紹介します。タンクトップやショーツ、ペチパンツなどさまざまなアイテムの中から、ぜひ気になるものをチェックしてみてくださいね。

TUTIE./ブラ紐の見えないインナー

下着の肩紐や胸元をすっきりカバー

こちらのタンクトップは、下着が見えにくいようデザインされています。肩紐をあえて太くすることで、ブラ紐をカバー。また、直線的なシルエットの胸元にはゴムが入っているので、体にフィットして下着が見えません。かがんだり、袖ぐりの大きいノースリーブを着たりしても、下着をしっかりと隠せます。

光沢感のあるカットソー生地が使われており、見た目に「いかにもインナー」という雰囲気がありません。外出着のように見える質感なので、タンクトップ自体が覗いても、だらしない印象にならないのも魅力です。タンクトップの上に薄手のシャツを羽織ったり、VネックのTシャツを着たり、夏の定番コーディネートをさらりと着こなせますよ。

つかい手の声

■夏は薄着になって透け感のある生地や首元が大きく開いた洋服が増えてくるのでインナーは気を使うし、なかなか良いものに巡り会えずストレスでした。前屈みになると胸元がばっくり見えてしまうのがいつも悩みでしたが、このインナーは太いゴムのラインがある事で胸元が開きづらくとても良いです。また横からもブラが見えることがなく、どこから見ても完璧にガードしてくれているので安心です。ブラ紐が見えないインナーという名前ですが、紐だけでなく全てガードしてくれていてヘビロテ間違いなしです!(愛知県 ともりんごさん)

■私のインナーにしてはお値段張りましたが、届いた商品はまさに私が長年求めていたインナーでした!逆に今までこういうインナーが無かったのが不思議なくらい。今回白黒2色購入したので、すぐさま引き出しの古い白黒2枚を捨てました。良い品をどうもありがとうございました。(千葉県 てーつさん)

丸福ガーゼ/汗取り付タンクトップ

汗取りパーツつきで、トップスの染みを防ぐ

次にご紹介するのは、脇の部分に汗取りパーツがついたタンクトップです。トップスに汗が染みにくいので、汗が目立ちやすい色や素材の服とあわせるのにおすすめ。また、前後を変えられる2way仕様で、Vネックと丸首どちらでも着られます。

滑らかなモダール素材と綿、ナイロン、ポリウレタンのガーゼ生地を使用しています。ナイロンとポリウレタンは素材と素材の繋ぎのみで、肌にあたる部分はモダールと綿の糸で構成されているので、肌あたりもソフト。柔らかくふんわりとしており、夏は涼しく、乾くのも早い優秀な生地です。

TAKEFU/ベリーショーツ

蒸れにくく、ニオイも抑えられる竹100%素材を使用

こちらの深ばきショーツは、竹100%の原料で作られています。抗菌性、消臭性、さらに吸湿・吸水性を備えているので、夏場でもさっぱりとした履き心地。蒸れにくく、ニオイの発生も抑えられます。また、肌触りがなめらかで摩擦の少ない生地でもあるので、敏感肌の方にもおすすめです。

縫い目が肌にあたらない作りなのも嬉しいところ。「フラットシーマ」という、縫い代がフラットになるミシンで縫製しています。そのため切り替え部分のごろつき感がありません。脇の切り替えは前に寄せ、腰骨に当たらないよう配置しています。また、深ばきタイプなのでお腹がすっぽりと隠れ、冷房の強い室内でも優しく保温できますよ。

つかい手の声

■TAKEFU/ソフトフィットブラと合わせて購入しました。やさしいピンク色が気に入ってます。履き心地も良く満足です。(千葉県 未登録さん)

■なめらかな生地で、身につけた瞬間フィットして気持ち良いです。(千葉県 未登録さん)

くらしきぬ/夏はらぱん

冷房の風からお腹まわりを守る、夏用の腹巻き

夏は、暑い屋外と冷房のきいた室内の気温差が激しい季節でもあります。電車内やオフィス、飲食店のエアコンで体が冷えてしまいがちな方には、こちらの夏向けの「はらぱん」がおすすめです。肌にあたる内側はシルクで、外側は綿麻を使用。お腹、腰、腿までを冷えから守りつつ、暖かくはないという不思議な着心地です。

冷えはしませんが「暖かくなる」着心地でもないので、夏場でも涼しく着られます。肌あたりがよく、着心地も良好。薄手なので服に響きにくく、薄手のトップスやボトムス、ワンピースなどともあわせられます。

つかい手の声

■商品の画像からは重たそうで暑苦しく、夏に適さないかのようなイメージを抱きましたが、実際に着用してみると通気性が良く吸湿性もあり、暑苦しくもありません。絶妙な加減でお腹まわりを守ってくれています。大変おすすめです。(神奈川県 匿名希望さん)

■PMSで悩んでいる友人へのギフトです。色気はないですが、この年になると気心の知れた友人同士のギフトは実用性重視で(笑すぐに効果を実感したようで、手放せなくなったと感想をもらいました。個人的にはエステやサプリより冷え対策で解決できること、本当に侮れないと思っています。喜んでもらえて良かったです。ずっと作り続けて欲しい商品です。(栃木県 きさらさん)

涼綿/高島ちぢみの汗取りペチコートパンツ

肌ばなれがよく、汗をかいてもすぐ乾くペチパンツ

最後にご紹介するのは、滋賀の伝統的な織物「高島ちぢみ」を使ったペチパンツです。表面に凹凸があり、肌と生地の間があくため、肌に張りつきません。吸水・速乾性も高いので、汗をかいてもすぐに乾きます。夏場の透け防止に役立つペチパンツですが、足に張りつくと不快さを感じますよね。こちらは肌離れがいいので足のラインも拾わず、快適に着ていただけます。

丈は腿の中心から膝までくらいで、広がらない形です。スカートにもワイドパンツにも合い、もたつきません。また、綿100%とは思えないほどストレッチが効いており、締め付け感がなく、動きやすい仕上がりです。色はライトグレーのみで、真っ白なスカートの下に履いても透けにくくなっています。

つかい手の声

■夏のスカート着用時にと購入しました。枚数が一枚増えるので、暑く感じるのではと心配でしたが、足まわりがさらりとしてとても快適でした。(神奈川県 monchanさん)

■ウエストのゴムがきつくなくてゆったりはけるのも良いです。そしてなにより涼しい、薄くてはいていることをわすれる程。良い買い物ができてうれしいです。(宮城県 もんちさん)

まとめ

今回は夏におすすめしたい、レディース用のインナーを5選ご紹介しました。暑い、汗をかく、薄着になるので下着が透けやすいなど、夏場に服をきれいに着こなすのは難しいもの。ですがインナーをうまく使えば、見栄えを保ちつつ快適に過ごせますよ。

文・構成/上野智美

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