バイヤーからのお便り
このお値段で買えるのは在庫限り!ちくちくしないウール100%のインナー
こんにちは、バイヤー楠です。毎年冬に向けて販売開始となるあたたかいインナーで、最も人気なのが、DAYS(デイズ)のウールフライスインナーです。これまでもウール100%の天然繊維の贅沢なインナーが、いかに貴重で贅沢なものかをご説明してきましたが、いよいよ、最近の天然繊維の価格高騰の影響が免れない状況に…。この価格で販売できるのは、今年生産した現在庫限りとなります。
ウールなのに一切チクチクせず、汗をかいても湿度調整してくれて蒸れないという万能インナーを、この機会にぜひお求めください。
呼吸するウールフライス生地で蒸れずにあたたか
厳選したウール糸の中から、今年の冬はどの色を作るのかを決定するところから始まる準備は、今年の2月から実は始まっていました。半年以上前から準備を進めていた理由は、時間を置くほど、ウール糸の価格が上がっていくから。当店がここまでウールのインナーを推す理由は、あたたかいからというだけではありません。天然繊維のウールが持つ機能性の高さからなんです。
ウールの繊維は、私たちの髪の毛と同じく、表面が鱗のような見た目です。汗をかくと鱗が開き、外に水分を放出。水分が少なく乾燥してくると、鱗を閉じて肌に水分を留めるという働きを自動的にしてくれます。ウールは呼吸をする繊維と言われるのは、これが理由です。
この機能は、蒸れが無いのがいいところ。大手メーカーが真冬に向けて販売する機能性の高い保温インナーは確かにあたたかいのですが、汗をかいてしまった時に、肌を一定の状態に保つ働きはしてくれません。電車の中や屋内など、暖房がきいた場所で汗をかいてしまった時の快適度が大きくちがうと思います。
清潔な状態で長く着られる
ウールの凄さはまだまだあります。天然繊維の毛には水分が付きにくいので、汚れにくいのがいいところ。ニットを着ている時に経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば飲み物をこぼしてしまっても、飲み物がニットの上をころんと転がって、しみこむまでに時間がかかりませんか。それは、ウールの繊維自体に水分が付きにくいからなんです。
水が付きにくい=菌が繁殖しにくい環境でもあります。汗をかいても臭い菌が繁殖しにくいので、防臭効果もあります。アウトドアメーカーが一年を通してウールのインナーを販売するのには、こういった理由があるんです。
このインナーシリーズにはきちんと防縮加工を施していているので、洗濯しても縮みにくいのも特徴です。ご自宅の洗濯機でも手洗いモードで洗えます。DAYSのデザイナーさんもこのインナーの愛用者なのですが、「何度洗濯しても状態が変わらないので、買い替えしなくても何年も着られます」との事。丈夫さはお墨付きです。
薄手で暖かいので着膨れしない
インナーを変えるだけで快適さが変わるのは、真夏だけではありません。真冬は着ぶくれや重ね着によるもたつきがストレスになりますが、薄手であたたかいウールのインナーは、着膨れとは無縁のアイテムです。
ベージュ杢のような薄色だと、中に着ているものが若干透けて見える程度の肉厚さです。上にニットやシャツを着込むと、腕周りが動かしにくいなどのお悩みがつきものですが、フライス編みでかなり伸縮性のあるインナーなので、体の動きに制限はありません。寒い日に着込まずとも、しっかりと保温してくれる薄手のインナーなので、すっきりとして見えるんです。
ウールフライスシリーズは、2017販売年の販売開始から7年目の冬を迎えます。見た目はシンプルなこのインナーが、7年もの間、人気アイテムであり続けるのには理由があります。ウール100%のインナーは、ありそうでないレアなアイテムなうえに、着た時の快適さが違うんです。冒頭でも書きましたが、この価格で販売する事が出来るのは、今シーズンが最後です。在庫限りで販売終了となりますので、すでにお持ちの方はもちろん、気になっていたけどまだ持っていないよという方も、ぜひこの機会にお求めください。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。