バイヤーからのお便り

手元を華やかにするシルバーバングル

2025年07月01日更新


アクセサリーブランドのMEGUMI TOYOKAWA(メグミトヨカワ)のラインナップの中で、根強い人気を誇るのが、手元を華やかにするバングルです。ブライダルジュエリーと同様に、身につけた方が幸せになるように、との気持ちが込められているこちらは、よく見ると、縁起のいいモチーフが用いられています。生活必需品ではないけれど、身につけると気分が上がるのがアクセサリーの最大の魅力。ぜひお試しください。

毎日身につけたいお守りのようなデザイン


イギリスの工房でシルバースミス(銀細工職人)として経験を積んだ、デザイナーの豊川さんの作るバングルは、どこか女性ならではの強さと華やかさを兼ね備えたものです。今回、当店がリクエストしたのは、「1本でもかっこいい。さらに重ね付けもできるバングル」でした。


こちらは、Tachiwaku (立涌)と名付けられたもの。水蒸気がゆらゆらと立ち湧いて登っていく様を、2本の曲線が膨れた形で表現した文様なんだといいます。


水蒸気が昇る様から、運気が上がるといわれている文様です。


続いてこちらは、Higaki (檜垣) と名付けられたもの。 檜の薄板を網代のように斜めに編んで作った垣根をモチーフにしています。


菱型の文様に似ていることから、無病息災などの意味を持ちます。


続いてこちらは、Ryusui (流水紋)と名付けられたもの。水が流れる様子を線で書いた文様をモチーフにしています。


流れる水は濁らず常に清らかである事、苦難や厄災を流し去ることから、「苦難や厄災を流す=魔除け」、「流れる水は腐らない=清らかさ」、「火難避け」の意味を持つようです。


いずれの型も、和の文様をモチーフにしていますが、身につけると格好いいので驚きました。シルバーに少しだけ10Kのモチーフをミックスさせたり、バングルの太さを微調整したりすることで、工芸品のような雰囲気を無くしているのだと思います。こういったデザインの加減に、デザイナー豊川さんのセンスが光っているのを感じるんです。


顔回りを明るくするピアスやネックレスと比べると、バングルは優先度が低いアイテムと思われがち。でも、身につけるとキリっと手元が華やかになるうえ、あえて手元にまで気を配っているというおしゃれ上級者感が出るのもいいところ。ロールアップした袖口からのぞかせたりしながら、その「あえて」を楽しんで欲しいと思います。


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このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。