みんなの愛用品
驚異の切れ味!包丁「ゆり」でいつもの料理も3割増し
こんにちは、バイヤーの柳沼です。
今日ご紹介するのは「ゆり」という名の包丁。これは遊びに来た友人が、うちの台所でこの包丁を使う、すると100%「私もこの包丁買う」と言う、そんな包丁なのです。
特に私が「おっ」と思ったのは、とりわけ料理好きの人に評判がいいこと。それなりに良い包丁を使って来たであろう人が、ちょっと使って「コレ欲しい」と思ってくれるわけですから。
玉ねぎを切って実感、驚異の切れ味
この包丁使いやすい!
と人が感じるとき、大きく2つの要因があると思います。まず、圧倒的に大きいのは、やはり「切れ味」ですよね。
私が「ゆり」で最初に切ったのは、忘れもしない「玉ねぎ」でした。なぜそんなことを覚えているかというと、今までに玉ねぎを切ったときの感触とまったく違う感覚だったからです。
玉ねぎって層になってますよね?で、ざくっと切るときに、大袈裟に表現するなら、ざざざという感じで、「層」の一枚一枚に刃が入っていく感覚が手に伝わってくると思います。
ところが。
「ゆり」はあまりにスパッと切れるので、まるで果物の梨を切っているような感じなのです。
たいてい薄切りの最後の方は切りにくくなりますが、ゆりの場合は小さな断片もなんのその。切れ味のすごさが勝るので、最後まで美しいスライスができます。
美しく切れる、イコール「美味しく」切れるということ
スライスといえば、レモンを切った時も驚きましたねー。庭で取れたレモンには種が多く、それが薄切りの邪魔になることがあったのですが、
ご覧ください。種もスパーッとスライス。「ゆり」がだんだん日本刀に見えてきます。
茹で時間を計りそびれて、想定以上に半熟になってしまった味玉・・・今までの包丁なら切ろうとして潰しちゃってましたが、「ゆり」ならこの通り。
青じそ、わけぎ、みょうがなど、薬味を切るのも楽しい。だってこんなに美しく切れるから。そう、美しく切れるというのは、その食材が美味しく切れているということとイコールなんですよね。
女性のための包丁、だからサイズも雰囲気も馴染みがいい
というわけで、私はペティと三徳の2本を愛用中。ほとんどペティで済ませてしまうのですが、白菜とかカボチャなど大型の野菜はさすがに厳しいこともあり、後日三徳も買い足しました。
包丁の使いやすさ、もう一つの要因はサイズ感も含めた「デザイン」。ゆりは女性のためにデザインされた包丁なので、サイズ感や柄の握り心地などすべての「馴染みがいい」感じがします。紙に包まれ、木箱に入って届くところも含め、つかい手である女性を優しく応援するかのような雰囲気もいいんですよね。
つくり手である志津刃物さんでは、研ぎ直しも受けてくれますので、長く台所仕事を共にする相棒として「ゆり」は活躍してくれることと思います。料理の時間も、味も、台所仕事に向かうときの気持ちも、確実に3割増しで楽しく美味しく豊かにしてくれる、そんな包丁です。ホント買って良かった。
志津刃物さんの砥ぎ士直伝!驚くほど包丁の切れ味が戻ってくる家庭で出来る包丁の研ぎ方もぜひあわせてご覧になってみてくださいね。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。