みんなの愛用品
正月も、平日も、普段使いできる小さなお重
こんにちは、バイヤーの畠田です。
今回ご紹介するのが、焼き物の町・有田で作られている、KIHARAの「角型お重」。「お重」と名前がついているこの器ですが、一辺が9cm弱と、おせちを詰めるお重としてはいささか小さいのが特徴。お重というよりは、スタッキングできる器といった感覚でしょうか。この器に出会うまで、「陶器のお皿を重ねて使う」という発想がなかったのですが、我が家ではこれがとても活躍しています。
ほぼ毎日、テーブルの上に乗る器
わたしは普段、このお重に「ご飯のおとも」を詰めています。梅干し、らっきょう、野菜の酢漬け、半端に残った前日の副菜など、だいたい2~3種類くらいを常備。和食の日は、ご飯、味噌汁、このお重の3点が基本のセットです。
これまではプラスチックの保存容器に入れて、面倒な日はそのまま食卓に、きちんとしたい日は別途豆皿によそったりしていましたが、どちらもなんだかイマイチだなと感じていました。プラスチックの容器をそのまま食卓に出すのは、どうしたって「冷蔵庫から出してそのまま並べました」感がありますし、かといってわざわざ豆皿に盛り付けるのは面倒なので、結局食卓に出さなくなってしまうんですよね。
この器は、冷蔵庫に入っているのをそのままパッと取り出して並べるだけで良いというのがとても気に入っています。見た目がきちんと「器」なので、一汁一菜の日でも、この「おともセット」があるだけで一気に食卓が華やぎます。
ちなみに、梅干しも漬物も、買ってきたものまるまる全部は詰め替えられません。そのため、とりあえず入る分を詰めて、お重の中身が残り少なくなったらまた詰める、という感じです。面倒では?と思うかもしれないけど、意外とそんなことはありません。なにより、いつでも器の中が見栄えがいい状態なので満足感があります。半端に残ってしまった夕食の残りも、そのままレンジでチンできるのも良いところですね。
小さいお重は「料理から遠い」がなくなる
いわゆる大きな「お重」って、ハレの日映えしますが、普段使いするとなるとなかなか難しいですよね。運動会やピクニックなど行事ごとでは活用できますが、それもあって年間で数日。保管時の場所をとるのが悩みの種です。
でもこの器は本当に毎日の食事に使えるところがいいなと思います。わざわざ大きなお重を新しく揃えるのであれば、家にある大皿と、こういった小皿的な使い方ができる器を駆使して、ハレの日の食卓を作るというのは、「必要以上に物を持ちたくない」という方も増えている今の時代らしくて良いな思います。
我が家には大きなお重もありますが、自分から遠い位置にある料理は、食べたくても箸が届かないし、誰かにとってもらうのも申し訳ないし……というので、つい手の届きやすい位置の料理ばっかり食べてしまいます。そんなシーンで、「ちょっとそれとって」が言いやすい、片手で渡せるくらいのサイズ感のこの器の良さが活きそうです。栗きんとんや黒豆などを詰めた器はとてもかわいらしく、大きなお重に詰め切れなかったあれこれを詰めるのにも便利です。
つかい手の声でもご好評
届いたときに、「小さい」と思いましたが、見た目より入りました。一年考えてからの購入でしたが、思い切って買うことにしてよかったです。作り置きなどの保存に使ってます。冷蔵庫を開けるのが楽しみになりました。
東京都 | 女性
年末に届きました。紅白の器なので、さっそくお正月に使いました。最初に見たときは、小さい!と思いましたが、黒豆や紅白なます、田作りなど詰めてみると、思いの外入りました。
神奈川県 | 50代 | 女性 | shiopi さん
少し残ったおかずを入れておくのにも便利そうです。普段使いもしたいと思います。
お正月用にと思い買ったのですが、日常使いにも使いやすいサイズです。酒の肴程度にほんの少し余ってしまったおかずを冷蔵庫保存したり、食卓に出したりがそのままできるので重宝しています。
愛知県 | 40代 | 女性 | rascal さん
と、つかい手からは「小さいと思ったけど思いのほか入る」「日常でも使いやすい」という声を寄せていただいています。
この器は、蓋単品で販売していないため、まずは蓋+本体2点の「2段セット」をどうぞ。あとは1段づつ必要分を買い足していくのがベストだと思います。色が違ってもかわいいので、一段買い足すのは違う色でも良いかもしれませんね。
あまり重ねると高さが出すぎて不安定になるので、重ねるのは最大4段までがおすすめ。冷蔵庫から食卓への持ち運びや冷蔵庫の中に入れることを考えると、3段までが使いやすいと思うので、4つ使いたい場合は2段+2段が良いと思います。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。