みんなの愛用品
【みんなの愛用品】我が家の家族全員が愛用する机の話
みなさま、こんにちは。
オークヴィレッジの服部と申します。
「オークヴィレッジの製品の中で、
どれが一番好きか?」と問われたら、
私はこの「折りたたみ小机」と答えます。
理由は単純で、「我が家で家族全員が
愛用している品だから」です。
他のアイテムも何点か持っている中で、
この小机は家族4人でたった1台を、
ある時は私が・・・ある時は子どもが・・・と、
それぞれの目的と時間帯で使い分け、
引っ張りだこになっています。
たとえば私はストーブの前に出して
町内会の事務をしたり、絨毯でゴロゴロ
くつろぎたい時におやつを置いたり。
妻はノートPC作業を中心に、
Skypeの時には背景が整った場所まで
移動させて重宝しているようです。
長男は自分の部屋に持ち込んで、
一人で食事を取らなければならない
塾の曜日の食卓に使ったり、次男は
家族が集うリビングで、子どもの背丈にも
丁度よいリビング学習デスクとして
愛用しています。
そもそも家具は、時とともに愛着が増して
家族のような存在に育っていくもの
ですが、この小机はパーソナルファニチャー
でありながら老若男女が多用途に使う
ことができ、例えるならば相手を選ばない
パートナーみたいな存在、と言ったところ
でしょうか。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
この小机は、日本の家具の代表でもある
「二月堂机」をベースにしています。
二月堂机とはお水取りで知られる
東大寺・二月堂のお坊さんが食事をする
食堂(じきどう)で用いている道具のこと。
二月堂でも、千年以上受け継がれている
原型から忠実に制作されていると
聞いたことがあります。
質素でありながら、何にでも使える
高い利便性、コンパクトでありながら
必要十分なサイズ、脚を折りたためば
移動や収納もでき、自分の居場所を
自分の思いで作ることができる。
こうした要素が、二月堂だけでなく
日本家屋の暮らしでも長く愛され、
定着してきた理由でしょう。
「折りたたみ小机」は二月堂机を、
言わばオークヴィレッジが現代風に
翻訳した品です。
もともとの本質や機能性はしっかり
継承し、我々が創設以来培ってきた
モノ造りの精神を随所に余すことなく
盛り込んでいます。
国産クリ無垢材を用いた天板は
大型テーブル同様に蟻桟を通し、
オイル仕上げで時が経つほど表情が
深まっていきますし、折りたためる脚の
構造にも金具を一切使わず、
木製ストッパーでパチンと留めるだけ。
重さ約8kgなので、女性でも持ち運びが
できます。
あらゆる住空間で大活躍する
「折りたたみ小机」。
わが社の製品ながら、
掛け値なしにおススメです。
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