インタビュー&ゲストコラム
つくり手さんとの家づくりとこれからのこと
こんにちは、バイヤー 中井です。
普段は聞き手としてつくり手さんに
お話を伺う側ですが、今回はいつもと逆に
家づくりについてのインタビューを
していただいて、とても新鮮な気持ちに
なりました。
「今どういう暮らしをしているか」
「今後どんな風に生きていきたいのか」
をいろいろと考えていた時のことを、
インタビュアーの本田里奈子さんを
通じて整理していただいたんだなとも
感じています。
そして、今回家づくりにあたって
スタイルストアにゆかりのあるつくり手さんに
いろいろなアイテムを作っていただきました。
スタイルストアでお取り扱いをしているもの
もあれば、別注でオーダーして作って
いただいたものもあります。
みなさん、本当にとても素敵なものづくりを
されているので、一部ではありますが、
今回改めてご紹介したいと思います。
我が家の顔、千葉さんのポスト
設置された直後、近所のマダムから
「あら、家の顔が入ったわね」と声を
かけていただいたこちらのポスト。
作ってくださったのは、
フックやホルダー類でもおなじみ、
千葉工作所の千葉さんです。
名古屋の工房に伺い、過去に作られた
ものをベースに、デザインしていただきました。
既成のインターホンにあわせて
穴やボタンをデザインしていただいた
のですが、その美しさはもちろん、
夜に点灯する光の反射角度の予測
までを考えた、緻密な仕事ぶりに
しびれました。
表札はFUTAGAMI
富山県高岡市の真鍮鋳物メーカー
二上によるブランド「FUTAGAMI」。
当店でも鍋敷きや箸置きなどが
人気です。
表札は、二上さんが立ち上げた
建築金物のブランド
「MATUWARE by FUTAGAMI」
のもの。
真鍮を黒染めしてあるのですが、
経年変化していく様子を見守り
たいなと思います。
frescoの照明を飾りたくて
今から4-5年前の真夏、大阪にある
frescoの工房を訪れた際、
ガラスのコップなども素敵だったのですが、
光を通した時の照明やオブジェの美しさに
暑さが吹っ飛びました。
ボディーの部分は、普段もう少し
黄色い色で作られていますが、
オフホワイトに近い色にオーダー
しています。
シンプルな形でありつつ印象的な
形や、上部のブルーグリーンっぽい
絶妙な色合いなどは、frescoならでは。
この他にも、コラムにてご紹介させて
いただいたMOHEIMの収納BOXを
はじめ、スタイルストアのつくり手さんが
作られたさまざまなアイテムと暮らして
います。
じっくりタイプだからか、インタビュー時は
インテリアアイテムの配置に迷っていたり、
ものを出していなかったり、今もまだまだ
道半ばな状態ですが、これから少しずつ
手を加えながら、暮らしまわりを整え、
楽しんでいきたいなと思っています。
【第1話】狭小空間を明るく広く見せる
【第3話】北欧家具と光に包まれたリビング
【第4話】忙しいからこそ家事をしやすい仕組みに
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。