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バイヤー中井の佐賀探訪 後編 - 「どーぞのりす」の生家をたずねて -
こんにちは、バイヤー 中井です。
佐賀県をめぐる地方探訪コラム。
前回に引き続き後編では、
当店でご紹介した瞬間に旅立っていった
「どーぞ」のリスを作っている窯元さんを
はじめ、竹やガラスアイテムを作っている
つくり手さんを訪ねた時のことを
ご紹介します。
「どーぞ」のリスの生家へ
「どーぞ」のリスが作られている
小杉窯があるのは、佐賀県唐津市。
海に面した住宅街の中で、
リスたちは作られています。
魚好きが高じて、普段は海の生物を
モチーフとしたお箸置き、器、酒器、
オブジェなどを作られている小杉さん。
(魚介類の箸置きだけでも、ゆうに
100種類を越すくらい作られている
ほどの筋金入りです)
魚以外にも、個展に合わせてたまに
動物も作るそうで、特にこのりすと
出会った時、そのつぶらな瞳に
ひとめで虜になってしまいました。
立体にするのが本当に上手で、かつリアル。
実は今新作も作っていただいている
途中でして、予定は未定ですが、
恐らく春くらいにみなさまにご紹介
できるかな?と思っています。
プレートとミルクピッチャーは、3月末に
入荷する分を予約販売開始しましたので、
よろしければご覧くださいね。
(数量限定での予約販売となります。)
こちらは、武雄市で竹カゴを作られている
西川登竹細工 栗山さんの工房にて。
季節になると、必要な分だけの竹を
山から取ってきて、細く裂いてヒゴにし
編んでいくそうです。
肥前びーどろを作っているのは、
副島硝子工業さん。
「ジャッパン吹き」という江戸末期からの
宙吹きの伝統技法を守りながら
ものづくりをされています。
今回、約半年に渡って、毎月
産地を回っていました。
まだまだ足を運ぶことができていない
ものづくりの現場がたくさんあります。
できる限りもっと足を運びたい、
そのためにどんな風に動けば
良いのか、日々そんなことを考えて
います。
【バイヤー中井の地方探訪シリーズ】
波佐見編 その1 「白ねこオブジェが生まれるまで」
波佐見編 その2 「スワンができるまで」
静岡編「あの蔦の中に」
佐賀編「60代・70代からの挑戦」
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。