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使い心地がよく上質な、当店人気のおすすめエプロン5選

2024年08月20日更新

エプロンといえば、料理をするときの必需品です。快適に作業するためには、使いやすく、身に着けていて心地よいエプロンが欲しいところ。とはいえいざ選ぼうとすると、重くて肩が凝りそうだったり、洗濯が面倒だったり。機能面が優秀でもデザインが気に入らないなど、「これ!」という1着を見つけるのは難しいこともあります。そこで今回は、当店でも人気のエプロンを5点ピックアップしました。選び方についても解説しています。

エプロンは料理の必需品。機能面・デザインどちらも要注目

エプロンは料理中に服を守るものですが、身に着けられれば何でもいい、というわけではありません。選び方次第では料理がしやすくなり、キッチンに立つことを楽しめるアイテムでもあります。また、エプロンを身に着けることで「今から料理をする」とスイッチをオンにする役目もあるので、着用したいと思える、魅力的なデザインのものを選ぶのが理想です。まずはデザインと機能性、どちらも備えたエプロンの選び方を見ていきましょう。

自分に合った、使い心地のいいエプロンの選び方

まずは素材やデザインなど、自分に合ったエプロンを見つけるための選び方から解説します。

コットン・リネン・ポリエステルなど素材を選ぶ

まずはエプロンの素材をチェックしましょう。生地はつけ心地や乾きやすさ、洗濯の楽さなど、使い心地を左右する重要なポイントです。

コットン(綿)は肌触りがよく、洗っても縮みにくい

コットン(綿)のエプロンは、なんといっても肌触りのよさが魅力。柔らかく、肌にも優しいので、敏感肌の方にもおすすめです。吸水性と通気性もいいため、蒸れやすい夏場の使用にも向いています。また、縮みにくい丈夫な素材で汚れも落ちやすいので、気兼ねなく洗濯できるのも長所です。

ただし、リネン(麻)などほかの素材と比べると、乾きにくさを感じることもあります。よほど厚手の生地でなければ問題なく洗濯できますが、雨の多い時期など、洗濯物が乾きにくいときは要注意。天気のいい日を狙って洗うなど、工夫をしたほうがよいでしょう。

リネン(麻)は汚れに強く、吸水性・速乾性も高い

リネン(麻)は汚れに強く、吸水性と速乾性ともに優れています。水仕事と相性のいい特性なので、エプロンの素材としてはうってつけです。また、ナチュラルな風合いと発色のよさも特徴のひとつ。商品によっては、鮮やかで目を惹く色が揃っていて、料理中の気分を盛り上げてくれます。

一方で、生地によってはしわになりやすいことも。気になる方は、洗ったあとに数回たたいてから干すと、しわが目立ちにくくなります。また、しわになりにくいよう洗いをかけたリネンなど、素材にひと工夫ある商品を選ぶのもよいでしょう。

機能的で、気軽に使えるポリエステル

ポリエステルは化学繊維のひとつで、しわや型崩れが起きにくく、乾くのも早いので、気軽に使えます。業務用エプロンにもよく使われる素材で、防汚・撥水・撥油といった機能がプラスされていることも多いです。機能的なエプロンを、気軽に身に着けたい方に適しています。

ポリエステルは熱や火には弱いので、コンロに近づきすぎないなど、火を扱う際は注意が必要です。また、静電気や蒸れやすさが気になる場合があるので、季節によってはほかの素材のほうが快適なこともあります。

エプロンの形やデザインにも注目する

エプロンと一口に言っても、首掛けや肩掛けなど、デザインにはさまざまな種類があります。それぞれ特徴や向いている使い方が違うので、自分に合ったデザインを探してみてください。

肩ひもがずれにくく、後ろ姿がすっきりする首掛けタイプ

首掛けのエプロンは、肩ひもを首にかけた上で、腰ひもを結んで着用するタイプです。激しく動いても肩ひもがずれないため、料理はもちろん、掃除や洗濯などの家事をするときにも使えます。また、腰ひもを結ぶため、シルエットがすっきりするのも嬉しいポイントです。

ただし、エプロンの重みが首にかかるため、肩が凝りやすくなることがあります。なるべく軽量なものを選んだり、ポケットにあまり重いものを入れないようにしたりと、負担を減らす工夫をすれば、快適に身に着けられるでしょう。

X型の肩掛けタイプは、体にフィットしてずれにくい

たすき掛け(X型)の肩掛けエプロンは、肩ひもが背中でX型になっているタイプ。体にぴったりとフィットさせられるため動きやすいのが長所です。そのため、エプロンのずれが気になる方におすすめ。また、こちらも腰ひもを結ぶため、後ろ姿やシルエットが細く見えます。

着用するときに紐を通す手間があるため、エプロンに慣れていないと、サッと素早く身に着けられないことも。着脱のしやすさを求めるなら、かぶるだけで着られるものを選ぶとよいでしょう。また、X型の構造上、片腕をあげると反対側の肩ひもが落ちる可能性があります。

着脱しやすさを求めるなら、H型の肩掛けタイプ

背中側がアルファベットのH型になる肩掛けエプロンは、着脱の簡単さが大きな魅力です。腰ひもを結ぶ必要がないものが多いので、手早く身に着けられるものを探している方に向いています。また、肩ひもが太めなデザインが多いので、肩や首に負担をかけたくない場合にもよいでしょう。

腰ひものないデザインのH型は、シルエットが直線的なぶん、スリムなシルエットにはなりにくいです。ゆったりと身に着けられることを重視する場合はよいですが、見た目のシャープさを意識したい場合は、X型や首掛けのエプロンをチェックしてみてください。

腰巻きタイプはスマートな印象になる

腰巻きタイプはカフェエプロン、ソムリエエプロン、サロンエプロンなどとも呼ばれ、腰から下だけを覆う形をしています。ウェイターやカフェスタッフのような、スマートな印象が強み。胸元までカバーする必要がない、ちょっとした軽作業の際に身に着けるのにおすすめです。

ただし、胸もとの汚れはカバーできません。料理のなかでも揚げ物や炒め物、水仕事など、上半身に油や水はねがつきやすい作業のときには、服が汚れてしまう可能性があります。作業によって、胸あてのあるエプロンと使いわけてくださいね。

細かな機能もチェックして、より使いやすいエプロンを選ぶ

最後に、細かな機能も確認しましょう。一見すると小さなポイントでも、使い勝手を大きく左右することもあります。

ポケットはあったほうが便利。数も要チェック

ポケットがあると、収納性がアップして作業がよりスムーズに。料理中にすぐ手にとって使いたい、だけどずっと持っておくのは邪魔なものを、一時的に入れておけます。基本的には、左右や正面に1つ以上はポケットがあったほうがよいでしょう。常には使わなくても、ふとしたときにちょっとしたものを入れられるだけでも、グッと快適になります。

エプロンのなかには、ポケットが4つ以上など多く備わっていたり、ボタンがついていてキッチンクロスを引っかけておけたりと、さらに踏み込んで機能をアップしているものも。収納力の高さや、ただものを入れるだけではない用途も求めるなら、ポケット部分の工夫も要チェックです。

サイズ調整ができれば、その時々にあわせた丈にできる

エプロンによっては、肩ひもやリボンでサイズの微調整ができるものもあります。ウエストの調整は腰ひもで、長さは肩ひもやボタンで行うことが多いです。そのときの服装の厚みや、どのくらい動くか、どこまで服をカバーしたいかによって調整ですれば、ストレスなく使用できます。

とはいえ自分だけで使っていて、サイズの調整が不要な場合は、あまり気にしなくてもOK。その時々にあわせてサイズを微調整したい方や、家族で一緒にエプロンを使っている場合には、チェックしたい機能です。

洗濯機で洗えて、乾きやすいものがベスト

お手入れしやすさも重要なポイントです。料理中に体の前面を覆うため、どうしても油やソース、粉などの跡がついてしまいがち。そのため、洗濯機で洗えて、かつ乾きやすい生地のエプロンがよいでしょう。天然繊維のなかでも、リネンやコットンは洗濯機で気兼ねなく洗える素材。迷ったときには注目してみてください。

また、お手入れのしやすさを考えると、そもそも汚れがつきにくいことも大切。生地に撥水加工がしてあって、油のシミがつきにくいエプロンも便利です。もちろん水も染み込みにくいので、洗い物をしたあとのエプロンのお手入れが楽になりますよ。

割烹着とエプロン、どっちがおすすめ?

エプロンと割烹着は、それぞれに強みがあります。自分の使い方に合うほうを選びましょう。まず、エプロンはなんといっても「サッと着れて、すぐに脱げる」ことが魅力。脱着に時間がかからず、使いたいときにすぐに着用可能です。ただし、首や肩まわりはカバーできないので、衣類の襟や袖に汚れがつくことがあります。

一方で、割烹着はエプロンよりも体を守る範囲が広いことが長所です。着物が普段着だったころから使われていて、腕まですっぽりと守れます。ただし、エプロンよりは着脱に時間がかかります。またエプロンに比べると夏場は暑かったり、洗濯後に乾きにくいというデメリットもあります。エプロンは普段使いで、割烹着は揚げ物など油はねが激しいシーンで…など、使いわけるのもひとつの方法です。

エプロンをプレゼントするなら、どんなものがいい?

エプロンをプレゼントとして贈る場合は、品質や使いやすさに加えて、デザインにもこだわるのがおすすめです。エプロンのなかには、作業着らしさが抑えられた、上品で普段着になじむ見た目のものもあります。機能性はもちろんのこと、ぱっと目を惹くデザインであることも、喜ばれる理由になるでしょう。

きれいな色で印象づけるのも、よい方法です。ホワイト、ネイビー、グレーといったベーシックな色のほか、イエローやラベンダー、ブルーなど、鮮やかな色合いのエプロンも販売されています。箱を開けた瞬間、相手に「わっ!」と思ってもらえますよ。

使いやすくてデザインにもこだわりのある、おすすめエプロン5選

軽くて汚れに強いナイロンキャミエプロン

軽量で負担がかかりにくく、撥水加工も施されたエプロン

まずご紹介するのは、国産ナイロンを使ったキャミソール型エプロンです。とても軽量な生地で、肩ひもがずり落ちにくいデザインなので、首まわりに負担がかかりません。「エプロンを使っていると首が凝る」とお悩みの方におすすめです。また、ナイロン生地に強撥水加工が施されているので、油ものを扱っても汚れにくくなっています。ナイロン素材なのにまるでリネンのような風合いがあり、見た目が良いのも嬉しいですね。

左右に大きめのポケットを配置しており、内側にインナーポケットがあるつくりです。スマートフォンでレシピを見たい時にもサッと取り出せます。寝る前に洗って干せば朝には乾くほど速乾性が高く、しわにもなりにくい生地を使用しています。洗濯が楽なのはもちろん、折りたたんで持ち運ぶのも楽ちん。料理教室やお手伝いに持っていく場合にも使いやすいでしょう。全6色のカラーバリエーションがあり、贈り物にもおすすめです。

Lino e Lina/マノン フルエプロン

きれい色のリネンとスマートなシルエットが魅力

こちらは着心地のいいリネン素材を使った、きれい色のエプロンです。丈は100cmと長めで、胸から膝までをすっぽりとカバー。バックスタイルは腰の高い位置からエプロンに覆われ、Iラインのシルエットになるため、スタイルがよく見えます。リネンの発色のよさを活かしたカラーバリエーションもあいまって、スタイリッシュに身に着けることができます。

使用されているウォッシュドリネンは、繊維の奥まで水分が入り込まないので、汚れを落としにくい素材。伸ばして干せばアイロンもいらないので、お手入れが楽ちんです。リネンの実用性とデザインの美しさ、どちらも兼ね備えているので、自分用はもちろんギフトでも喜ばれますよ。

Lino e Lina/アニタ フルエプロン

かぶるだけで様になる、着脱が楽なリネンエプロン

エプロンを着るとき、いちいち紐を通したり結んだりするのが面倒。そんな方におすすめなのが、こちらのかぶるだけでOKなエプロンです。頭からすぽっと通すだけで身に着けられて、それでいて様になるシルエット。ほっこり感がなく、程よくスマートな印象です。また、肩ひもが幅広でずり落ちにくく、肩や首にかかる負担も軽減されています。

吸水性がよく丈夫なリネン素材なので、気兼ねなく洗濯できるのも嬉しいところです。ポケットは片側にひとつ。ボタンがついており、キッチンクロスのループをかけることができます。鮮やかカラーのクロスを使えば、ちょっとした差し色にもなりますよ。

woof/RINTO フレアエプロン

スカートのような品のいいシルエット

家事をしている途中、ふと鏡や窓にうつった自分の姿を見たとき、少し嬉しい気持ちになる。こちらは、そんな可愛らしいシルエットのエプロンです。腰まわりにタックが入っており、スカートのようにふんわりと広がる形に。品よく可愛いシルエットも魅力的ですが、リボンを絞っても裾がまとわりつかず、足さばきがいいという、機能面でも長所にも繋がっています。

胸あての部分が二重になっているので、シルエットが崩れにくく、上半身もすっきりとした印象。たっぷりと布が使われていますが、密度低めの柔らかな麻素材なので、身に着けると軽量です。首や肩への負担が少なく、身軽に動けます。左右ひとつずつポケットがあり、スマートフォンやタオルなどを入れることもできますよ。

woof/ATEIL ハングエプロン

肩ひもの落ちにくさと脱着しやすさを兼ね備えたエプロン

最後にご紹介するのは、肩ひもの落ちにくさにこだわったエプロンです。肩ひもを太くして、さらにカーブの型紙を使った立体縫製を採用。体に沿った形なので、肩ひものズレが起きにくくなっています。腕まわりの空き具合が広く、着脱が楽ですが、一方で背中側のクロスを低い位置にするなど工夫をプラス。肩ひもの落ちなさと着脱のしやすさを両立しています。

厚手の麻と太い糸が使われており、重量感こそないものの丈夫です。ほつれやへたりが起きにくく、洗濯を繰り返しながら、長く愛用していただけます。また、正面からサイドにかけてポケットが4つあり、収納力も優秀。必要なものをしっかりと入れられて、出し入れもスムーズです。

まとめ

今回はエプロンの選び方と、当店おすすめのアイテムを5選ご紹介しました。毎日の料理に使うものだからこそ、ストレスなく快適に、それでいて見た目も気に入るものを使いたいところ。今回ご紹介したエプロンは、特徴はそれぞれ異なりますが、どれも着心地とデザインの両方にこだわって作られています。ぜひ家事のお供にお試しください。

文・構成/上野智美

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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