バイヤーの柳沼です。スタイルストアチームのほとんどが、在宅ワークを始めて10日ほど経過しました。

こんなに家にずっといて、仕事も家事も育児もする。そんな状況が来るなんて思いもしなかった…と多くの皆さんが感じておられることと思います。

今日考えてみたいのは、在宅ワーク時の装いについて。家だからラクなかっこうでいいのか？仕事モードに切り替える為にも、通勤時に近いスタイルがいいのか？オンライン会議に備えて上半身だけキメておくか？

一定期間いろいろ試した結果、在宅ワークウエアにイチオシのボトムスが分かりました。それがこちらのタックテーパードパンツです。

家で仕事、でも任務はそれだけじゃない

会社とは全然違う環境で長時間の仕事、これはなかなか大変ですよね。特に当店のお客さま世代は、仕事に育児に家事にと多忙を極める方が多いと思います。そう、在宅ワークとは家で仕事をすることだけれども、現実としては「仕事だけ」しているわけではない。

そんな大前提を踏まえつつ、私自身が一定期間家で仕事をする中で気づいたことがありました。

1、ラクな格好であればよいわけではない
気分転換も兼ねて、食料や日用品の買い物に出る。ぱっと外に出てもOKな程度の見栄えは必要。

2、合間に家事をするから意外と服が汚れる
家にずっと人がいる＝食事の用意含め、家事の回数は増える。仕事の合間にそれらをこなすため、意外とこぼしたり飛んだりで服が汚れる。

3、動きやすく、緩めすぎない服が必要
動きやすく締め付けない、食い込まない服であることは大事。が、適度な緊張感も必要。さもなくば、身体のシルエットが崩れていきそう。

というわけで、きれいに見えるカジュアルウエアという感じの雰囲気で、家で洗える、動きやすい服がベストだなという結論に至りました。

それで目下、活躍度NO.1の在宅ワークウエアがこちら、WESTWOOD OUTFITTERSのタックテーパードパンツです。

履き心地は「しっかりして透けないレギンス」

こちらのタックテーパードパンツは、とにかく履き心地がラクというのが売り。全方向にストレッチする生地なので、見た目はパンツですが、着用感は「しっかりめのレギンス」が近いと思います。

ウエストもこの通り、びよーんと伸びますので、着脱の際もラクラク（お手洗い時もラクラク）。

長時間座っていても、立ったり座ったりしても、合間に掃除や洗濯をしてもノンストレス。しかも周囲からはきちんとした服装をしているように見えるという優秀なパンツです。

11号体型（通常パンツはＬ着用）でＭサイズを穿いたところ

大手カジュアルウエアメーカーの自社ブランドなので、XS～Lまでとサイズ展開が手厚いのも嬉しいところです。

食べこぼし対策にもなる、撥水加工

さらに意外とありがたいのが、タックテーパードパンツの「撥水性」です。これはいつもなら「雨の日のお出かけにも・・・」となりますが、在宅ワークでは「食べこぼし」や、調理中または洗い物の際の「飛び跳ね」対策に効果を発揮してくれるんですね。

仕事に加え、家族の分だけ、滞在時間の分だけ、家事も増えるのが「在宅ワーク」。アクティブに過ごす女性のユニフォームとしてぴったりなのは、動きやすく、きちんと見えて、汚れに強い。家で洗えて、乾いたらすぐ穿ける。こんな、ノンストレスの360度ストレッチパンツではないでしょうか？

アンクル丈で、カジュアルな服と合わせても、小綺麗な感じにまとまる

改めて、色違いサイズ違いで揃える方も多い（下にインナーやレギンスを重ねるかどうかでワンサイズ違いを買われる方が結構いらっしゃいます）ことに納得した、2020年の春でした。

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絹のレギンスは保温も調湿もする優秀インナーだった

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。