料理をする時、台所でまな板やボウルなどの道具や食材を広げて作業しようとすると、スペースの確保はなかなか難しいですよね。さらに、水切りカゴが置いてある場合、それ自体でスペースを取りがち。
でも、洗った食器の一次置き場とするなら、大きなお皿でも比較的場所をとらずに立てておける水切りカゴは、省スペース収納に役立っているというジレンマも・・・。

常々、「限られたスペースの中でも、大小さまざまなサイズの食器をある程度収納できて、しかものびのびと作業できる」、そんな風にキッチンに立てたらなぁと思っていたところ、「家事問屋(かじどんや)」の水切りバスケットと出会いました。
水切りカゴを作り続けてきたメーカーが作る、最強の水切りカゴ
こちらの水切りバスケットを作っているのは、金属加工の産地・新潟は燕の「家事問屋」。
暮らしの変化とつかい手の声から商品を考えている下村企販株式会社によるブランドで、「ありきたりなのに使いやすい家事道具を」という思いでものづくりをされています。

下村企販さんはこれまで、長い年月をかけて、さまざまなメーカーやお店の水切りカゴを、相当な種類に渡って作られてきたのだそう。
こちらは改善を繰り返しながら蓄積してきた「使いやすい水切りカゴ」のポイントをぎゅっと詰め込んだ、最強の水切りカゴなのです。
省スペース、でもちゃんと収納力はたっぷり

一番の特徴は、幅がスリムで奥行きが長いこの形。
シンクの奥のスペースまで活用することで、ただ省スペースなだけではなく、収納力はたっぷりで、どちらのポイントにもちゃんと応えてくれるところが嬉しいです。

そして、もう一つの大きな特徴が、こんな風にシンクを跨ぐデザイン。その分作業スペースを確保できるのです!
国産システムキッチンの場合、だいたいシンクのサイズは2パターンに分かれるのだそうで、家事問屋の水切りバスケットも2サイズご用意しています。
【サイズ参考】

47は、シンクの奥行46cm以下、キッチンの奥行48cm以上のキッチンに対応しています。

55は、シンクの奥行54cm以上、キッチンの奥行56cm以上のキッチンにちょうど良いサイズです。
水が溜まらず、掃除しやすくて清潔に使える

トレーを斜めにしているので、水が溜まらず自然と流れていくのもポイントです。

横から見ると、割と急な傾斜。水が横から流れないように縁が立ち上がっています。

カルキや水垢が目立ちにくいよう、トレイの表面には丸型の凹凸が。

トレイを取り外すこともできるので、気軽に洗って清潔さを保ちやすいのもポイントです。

また、お掃除視点で見ると、バスケットを持ち上げるとトレイも一緒に上がるので、お皿を片付けた後にキッチン台をサッと拭きやすいですよ。

使っていて「これは気が利いている!」と感じたのが、バスケットの手前側が少し低くなっているところ。
大きめのうつわを洗ってからバスケットに移動する時に、手前の分がひっかかりにくいので、スムーズに動作ができるのです。
また、洗った後に拭く時も同様。サイズが大きいとうっかり「ガンッ!」とぶつけてしまったり、重さがあるものだとその十数センチを持ち上げるのが結構おっくうだったり、ということに気づかされました。

脚用のゴムが4点付属しています。すべりにくく、キッチン台を傷つけないよう工夫されています。

省スペースも収納力も両方お求めの方に、ぜひこの快適さをお裾分けしたい。
料理時の小さなストレスを和らげてくれてのびのびと料理に集中させてくれる、影の立役者になってくれそうな道具です。

別売りの箸ポケットやグラスホルダーなども使いやすい工夫が施されていますので、ぜひあわせてご覧くださいね。